いつもありがとうございます好アドバンスロルファーのユキです。


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今日、M-Catさんから膝の伸ばし方についての質問コメントをいただいたので、それについて書こうと思います。


M-Catさんのコメント:

バレエや立っているときなど膝を伸ばしきる時です。
力をいれすぎてもダメだし、いれなさ過ぎも伸びきらなかったりで難しいです。


…とあるように


力を入れ過ぎもいけないし、入れなさすぎもいけない。

入れ過ぎる方は、膝の過伸展になりやすいし、
入れなさ過ぎる方は、膝が完全に伸びなかったりします。


その人のからだのタイプ的にどっちかに傾きやすくなりがちです。
私の場合は、どちらかと言えば、膝が曲がってしまいやすいタイプ。


関節まわりの靭帯がやわらかい方には過伸展タイプが多いのではないでしょうか。


膝の伸ばし方は、実はとてもシンプル。


膝を曲げたところから、

足裏は地面へと
頭のてっぺんは空へと
伸び合いっこをするだけ。


ただ、本当に純粋に上下に伸び合うことが大切です。
前後でも左右でもなく、上下です。

曲がった針金を伸ばすには、両端を引っ張ってあげれば、一番まっすぐに戻りやすいけれど、それと同じ考えです。


膝の伸ばし過ぎ(過伸展)もよくありませんが
完全に伸びないのも問題です。

<関連記事>
★膝の完全な伸展と過伸展
★ヒールと過伸展



上下の感覚が生まれるとその中で自然に軸が発生します。
だからロルフィングでは、地面と空、二方向への意識を高めるように導いていくんですね。


…で、すごくシンプルなのに、なぜ針金のようにはいかないかと言えば、
人のからだの美しき複雑性ゆえ、以下に紹介するようにいろいろな部分がお邪魔してくるからなのです。


上下の力を邪魔すること:
(あくまで一例です~)


下方向への力が

★足でぐっと地面を押し過ぎていて力が入り過ぎている
(足の前側に入っていたり、後ろ側に入っていたり)

★足の指で地面をつかむように、指に力が入り過ぎている
(すねにかなり力が入り、結果、前腿にも入り、そして骨盤、体幹、、とつながっていきます)

★足で地面をしっかり感じられていない
(グラウンディングしにくい方はこのケース多し)


上方向への力が頭ではなく、

★胸を反らせて起こしている
★腰を反らせて起こしている

(真上に力が抜けないので、うまく引き上がらず、結果膝も上下に伸びにくい)

★頭を上方向に意識すると、顎を引いたり上げたりしてしまう
(これ、かなり多いケースです。頭のてっぺん、探してみてください)

★首に力が入り過ぎてしまう
(顎とセットで起こること多し)



また途中の部分が邪魔したりもします。
例えば

★お腹に力が入り過ぎている
(上へ伸びたいのに、お腹の力が下に引っ張っちゃう)



膝を伸ばす、ということ自体はとてもシンプルなのですが

上記に挙げたように実はいろいろなことが関係しているわけです。



膝を伸ばすということは
実際に膝をただ伸ばしているだけではなく、

足首も動くし
股関節も動くし
脚と骨盤の関係性も関わってくるし

からだ全体が関わってくるわけです。



そんなことを言っていたらキリがありませんが汗、からだはオーケストラのように共同作業をするものなのです。



今日はシンプルに『伸ばし方』を紹介しましたが、
これから少しずつ、タイプ別の対処法などを紹介していけたらと思います。
頑張りますっ!!


まず、今日のところは、

『上下の意識』『本当に上下に伸びれているのか感じてみる』がポイントポイント



★この膝の上下の伸ばし方は、4月28日(土)に鎌倉SUGATAで開催する[ロルフィングで脚やせストレッチ]で実践しますよ~!なぜかといえば、脚やせにも影響するからです♡★



最後まで読んでいただいてありがとうございます♡
長くなりましたが、途中で切ると肝心なところが抜けてしまうので、書いちゃいました。
ではまたばいばい





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