こんにちは!アドバンスロルファーのユキです。


昨日から始まりました、膝の伸ばし方シリーズ
http://ameblo.jp/rolfer-yuki/entry-11194563017.html


今日はまず、足裏の地面への伸ばし方について。


これを書こうと思ったのには、こんなコメントメールをいただいたことも理由です。


足裏を地面に伸ばす!
足裏のアーチをつぶして床に伸ばそうとする方が時々いらっしゃいます。
伸ばしているというよりは、押し付けているように見えたりしますが、そういう方に対してどのような言葉がけをされますか?
私は、足裏のアーチをつぶさないように保って足裏を長くして・・・・こんな表現をしておりますが、アドバイスいただければ幸いです。よろしくお願いいたします。




まず、足裏を伸ばすというのはどういうことか。
私がワークショップでたくさんの人にお会いしたり、ロルフィングやピラティスのセッションでお会いしていく限り、“押す”動きをしてしまう人が大半です。


“押す”動き“伸びる”動き
プッシュの動きとリーチの動き。


“押す(プッシュ)”動き

“グッと”力を入れたり、上記コメントにあるように、“押し付けて”いたりすること。

この“押す”使い方で足で地面を押すと、
必要以上に力が入り、力は足から地面に抜けにくくなります。足が太くなりやすくもなりますね。


”伸ばす(リーチ)”動き

“すーっと”、力が水が流れるように入ること。
ムリに“力を入(い)れる”という感じではなく、自然に“力が入(はい)る”ことです。

“伸ばす”動き方ができる時、
足は地面へと伸び、物理的に“押し”てはいるのだけれど、力は足を通って地面へと抜けていきます。


<まとめ>

膝を伸ばすにあたり、足をリーチの動きで地面に伸ばしていくには


1★足の裏を感じて(足の裏で床の質感を感じてみようとする感じ)

2★足裏が地面に沈んでいくようなイメージをしながら、上に伸びていってみてください♪


★すね、ふくらはぎ、もも、おなか、背中などにグッと力が入ることなく、すーーーっと上がってくることができると、きっと、うまく足が地面に伸びている状態です★


この、『すーっと上がる感じ』があるかないかが鍵ですが
すぐに感じられなくても大丈夫


わからない時は、足裏を意識した時グッと力を入れた時比較してみてください。
ちょっとでも、グッとした時より楽であればOKぐぅ~。ですっ。

お試しあれ。



2★の「足が地面に沈んでいくイメージ」を

『ただ感じてみる』(感じようと思っても何もわからなくてもOK)

『足の裏が床に向かってやわらかく広がるような』

『床が足の裏に向かって近づいてきてくれるような』

『足の指と踵が遠ざかって足裏が長くなっていくような』

『足の裏から地面に向かって根が生えていくような』

…に変えてみてもいいですね★







★ワークショップをした時のレポートですが、こちらも参考になるかも。指導者の方向けかな~。気が向いたらどうぞ。
http://ameblo.jp/rolfer-yuki/entry-10124474770.html


プッシュとリーチの使い方は腕も同様です。
『新しい腕の使い方』
http://ameblo.jp/rolfer-yuki/entry-10483296834.html


★私の体験談や今年の目標にもつながっています。
『腕の力vsリーチの動き』
http://ameblo.jp/rolfer-yuki/entry-11107328285.html


★膝の伸ばし方に欠かせない足の使い方。これから触れていく部分もあるかと思いますが、予習したい人に。
『<からだプチ意識シリーズ>足』
http://ameblo.jp/rolfer-yuki/entry-10846751966.html





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