こんにちは★アドバンス ロルファーのユキです。


最近、いろいろなところで『筋膜』という言葉を耳にするようになりました。

筋膜と言えばロルフィング

…と繋がる方もわずかにですが増えてきているようなので、

数年前までは世に出ていなかった言葉が、
こうやって業界で流行するのは嬉しいことですねわぁい


ただ…


定義が人によって様々過ぎるのが困り者ショック!


私のロルフィングのクライアントの方からも
いろんな所で仕入れてきたいろいろな定義をうかがうことも増えてきたので、

ここで一度、International Fascial Congress(多分、第一回の時)で決まった筋膜の定義を紹介しておきます。


筋膜とは…

★結合組織の軟部組織
★構造をサポートするため全身に繋がる立体的なマトリックス
★すべての内臓、骨、神経繊維を包み、からだのシステムが機能するために独特な環境を生み出している。
★すべての線維性軟部組織。
★そこには、腱膜、靭帯、腱、支帯、関節包、内臓の膜(層)、神経上膜、髄膜、骨膜、 そして全ての筋筋膜の筋内膜や筋間中隔の線維も含まれる。



※上記はこちらを簡単に訳したものです。(Internaitional Fascia Congressサイトより)
Fascia is the soft tissue component of the connective tissue system that permeates the human body. It forms a whole-body continuous three-dimensional matrix of structural support. Fascia interpenetrates and surrounds all organs, muscles, bones and nerve fibers, creating a unique environment for body systems functioning. The scope of our definition of and interest in fascia extends to all fibrous connective tissues, including aponeuroses, ligaments, tendons, retinaculae, joint capsules, organ and vessel tunics, the epineurium, the meninges, the periostea, and all the endomysial and intermuscular fibers of the myofasciae.


詳しくはこちら



簡単に言ってしまうと、


★体中のほぼあらゆるものを包み、蜘蛛の巣を張り巡らすかのようにして立体的に人の身体を形作っているもの。

★形態としては、膜っぽいシートのようなものから、シュワシュワした糸のようなものまでいろいろあるもの。

シュワシュワについては→こちらきらきら


…という感じです。
(私のセッションルームにいらっしゃるクライアントの方々やワークショップに参加される方々は一声かけてくだされば映像や写真などお見せするので言ってくださいね♪)



ロルフィング

基本この定義の通り、
膜状になっているものから、
以前紹介したシュワシュワなFazzまでを
筋膜として捉えています。


筋膜はまだまだ未知の領域
わからないことはたくさんあり、
何十年も臨床を続けてきているロルフィングをはじめとするストラクチュラル・インテグレーションの施術者と、
研究をする科学者や医師が現在このCongressを通じて一緒に筋膜を探求しています。


ここ数年流行り感がある筋膜だけれど
本当に人によって定義はいろいろですが、
筋膜という言葉を使うプロの方たちにとって
大切なのは、何を自分で筋膜だと“感じているか”ということなのではないかしら、と思います。


上記の定義は、

臨床者と科学者が話し合いの末決めた定義です。
手の感覚、経験、結果、そして研究から生まれた言葉です。


それゆえ、あまり筋膜を知らない人が定義している言葉や、私が適当に見繕った言葉よりも、信憑性が高いと思います。


けれど、ただ、だからといって鵜呑みにする必要はないと思っています。
明日には何かこれを覆す新しい発見があるかもしれませんしね顔


情報を鵜呑みにしないこと。
頭でっかちにならないように、
私が気をつけるようにしていることの1つ。


情報を鵜呑みにしないために、
私の場合は、筋膜の映像を始め、
自分のからだの中で感じている動きや
クライアントの身体を触れた感覚や変化していく感覚、
私がロルフィングを受ける時の身体の感覚、
実際の解剖で様々な状態の筋膜を見て感じることを通じて
気をつけるようにしています。

そのうえで、
上記の定義はひとまずしっくりくる感じはあるかな、と感じています。
(定義を作った偉い先生方に向かって、なんだか上から目線ですが、頭が賢くなく、まだ経験の浅い一般人としてねakn


全部、本当に膜やシュワシュワでつながっていますからね♪


筋膜の感覚は、実際に「これか!」と体感できるに越したことはありません。
もし筋膜という言葉を使っている方がいたら、
一度、ロルフィングをはじめとするストラクチュラル・インテグレーションのセッションを受けて自分の身体で体感してみてください顔



一般の方たちが

「マッサージとは、受けている感覚も、ゆるむ感覚も、その後の状態もなんだか違う」

…という理由が、受けてみると自分の身体で感じられるかもしれませんsei





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