こんにちは育休中アドバンス ロルファーのユキです。
今日のテーマは左右の骨盤のタイプについて。
骨盤、と言われてる部分は
左右の寛骨(腰骨って言われたりもしますね)と
後ろの仙骨で形成されています。
そして、骨盤全体的での
前傾・後傾のタイプがあるけれど
実は、左右の寛骨も
どちらかが反対側に対して(ポイント)少し前傾、
そして片側は少し後傾であるのが普通です。
=左右で傾きが多少違うということです。
そして、面白いことに、
この左右の傾きのタイプは
人によって違うし、
差が小さくなることはあっても
本来のタイプがひっくり返ることはないようです。
全身のバランスが関係してきますからね!
左右の寛骨が全く同じ状態というのは
背骨に歪みがないことと同じくらいありえないことなので、
どこかで「左右の骨盤の傾きが違う」と言われたことがある方も
あまり深刻にならないように
ずれてるのが普通です
ただ、その左右差が大きくなり過ぎたら支障が出ることもあるので、
もちろん、目指すところは左右均等ですが、
完全に均等になることはないし、
万が一、力づくで同じ傾きにすることができてしまったら、からだの不調感は半端ないでしょう。。。
からだは全身でバランスをとっているから、というのも、その理由のひとつです
さて、そんな骨盤。
私のお産時、
私はそれどころではなかったのですが、
パートナー曰く、
生まれてすぐの赤ちゃんの骨盤の歪みは半端なかったようです
赤ちゃんは回旋しながら、
やわらかい骨をうまく動かして
産道を通って出てきます。
そのスパイラルの中で
骨盤もねじれた状態になっているんでしょうねぇ。
ひょっとしたら、
左右の骨盤の傾きのタイプは
この時に決まって来るのかもしれません。
産まれる時に
頭の骨がまだ柔らかく
骨が重なり合いながら出て来ることはよく知られていますが
それと同じように
肩甲骨も左右でずらしつつ
骨盤もずらしつつ
工夫して狭~い産道を通り抜けて
この世に登場してくるんですねー。
「ちゃんと産道から出られるように、頭蓋骨だけじゃなくて、肩もずらしながら出て来るんだよー!すごいよね!」
…とパートナーが興奮しておりました。
私も見たかったなぁ
そんな生まれた瞬間にあった歪みも
その後すぐから一緒に過ごした私はそこまで気にならなかったので、
重力下の状況の中、
けっこうな早さで、ある程度のバランスをとっていくのかもしれませんね。
ロルフィングの先生の一人によれば、
左右それぞれの骨盤の傾きは
個人個人の傾向があって
生涯その傾向は変わらないのでは
と言われてたりしますが
それがこの生まれる時の回旋に関係しているのなら、なんだか納得してしまいます
興味津々