こんにちはアドバンス ロルファーのユキです


先日『人は環境に反応して生きている』の記事を読んでくれたピラティス仲間から、それにまつわるメールメールをもらいました。


で、補足が必要だなーと思ったので、補足しておきます♡


今回は特に、施術者や教える側の視点での補足です。


環境がクライアントに大きな影響は与えるけれど
自分の迷いが必ずしもクライアントの迷いに繋がるというわけではありません。
もちろん、そういうこともありますが、
自分が迷っていなくても、クライアントが迷うこともあります。


大切なのは、そこの見極め、というか、感じ極め。


何が自分が感じていることで
何がクライアントが感じていることなのか。



上記の記事で、

ロルフィングでは、
クライアントのからだに緊張を感じた時、
まずは施術者(ロルファー)自身のからだを緊張させていないかを自問する


…という例を紹介ました。



ロルファーが緊張していても
クライアントが緊張していない場合だってあるし

ロルファーが緊張していなくても
クライアントが緊張していることだって
もちろんあります。


それはどうでもいいんです。


大切なのは、
それをロルファー(施術者、教える側)が認識しているかどうか。
気付けているかどうか。



自分が何を感じていて、
クライアントが何を感じていて、


自分とクライアントは他者である、という認識が大切。


それがあって、自分の軸がしっかりしていると、
相手のからだもその環境に響きやすくなります。


そうじゃないと
クライアントの痛みを自分の痛みと勘違いしてしまったりしますからね。


痛みをわかってあげることは大切だけれど
他者の痛みを自分の痛みだと思ってしまうのは危険です。
からだがいくつあっても足りないし、
それでは、クライアントのからだの軸を導く良い環境作りもできません。


詳しくは過去記事『self & other』を読んでみてください♪
もう3年近く前の記事かと思うと驚きですー。


自己と他者。
「人が環境に反応して生きていること」を探究するうえで
欠かせないキーワード
です。
前の記事に書き忘れてしまってごめんなさい。



さくさくっと書いてしまいましたが、
いろいろ考えるととても深く、
簡単なことではありません。


自己と他者について、
人が環境に反応して生きていることについて、
私も2006年のロルフムーブメントのトレーニングで学んでから
毎日毎日修行です。笑


もうそれから7年以上が経ちます。
おそろしー。


日々発見。そして失敗もありながら成長しているかな、と思います。
日々修行だけれど、
この自己と他者の感覚、
気付くと面白い事もたくさんあるんですよ好


またいつか紹介したいと思います♪