こんにちは。アドバンスト・ロルファー™のユキです。
子どもと遊ぶのがとっても上手なトムでした
アナトミートレインつながりといことで、関連の過去記事からリバイバル。
一番下に、今回（2018）トムと休憩中に話していた関連話について追記してあります♡
★身体教育の未来★
2015.4.21
書きたいことは、たーくさんありますが、まずは一番最近のアナトミートレインのセミナーから。
タイトルの身体教育の未来。
セミナーで、講師のトムが話したことの中で印象に残った話の1つ。
トム（現在60代）世代から
私（現在30代）世代でさえも
生きてきた時代って違うけれど
こうやってスマホが普及したり
ネットが普通になったり
世界どこにいても顔を見て話せたり
今の時代も、ものすごく違います。
いろんなものを得て
いろんなもの失います。
トムも言っていたし、
私をはじめ、たくさんの人が感じていると思うけれど
人に触れる
…ということが、とてつもなく減ってる昨今。
アメリカでさえ、
教育の場で、先生が生徒に触れられない環境が増えてきた
…と言っていたし
日本ももちろん、減っています。
下手したら教育の場だけでなく
家庭でもそうなのではないでしょうか。
インターネットでいろんなことを知れてしまう今、
実際にその場に行ったり
その物を手に取ったり
そういった、自分の身体を使っての『体験』も少なくなりつつあります。
自分の身体で、触れたり感じたりすることは、とてつもない情報量をインプットできるし、
人に触れられる、ということは
（もちろん触り方には色々あるから、そこが世界を難しくしているポイントでもあるんだけど。）
身体にとっての栄養であり
これまた、たくさんの情報を得られます。
その、『触れる、触れられる』機会を増やすキッカケとしても
ロルフィングをはじめとするボディワークはとても大切。
こどもに身体教育をしていく上で
やっぱり私は大切にしたいことだなぁ、と思ったりします。
そうそう、それゆえ、
反復動作ではなく、
オリジナリティーや
意識、気付きを重要視していくのも
これからの身体教育で大切だとも言ってたな。
触れる、触れられることが少なくなってきている今、
自分の身体とのコネクションを失いやすくなるので
そこを取り戻すために
ロルフィングで扱うメインテーマの1つである
意識や気付き は
必要不可欠。
いかに感覚とつながっていくことが
今を生き、心身の健康につながっていくか
って感じですね。
この前の食と知覚の話にもつながりますね。
調べた情報を鵜呑みにして
自分の身体を感じることなく実践しても
良い結果は出ないのです。残念ながら。
もちろん、人任せにするって決めちゃえば、それはそれで選択肢の1つではあるんですけどね
自分の意思と身体で自分の人生を過ごしたい人は
知覚、意識、気付き、
大切になってくるかと思います
…なーんていうのを考えさせられた
トムの言葉でございました。
今は子どもがいるから余計ね！
彼女の生きる未来を考えちゃいます
〈追記〉2018.3.14
今回、アシスタントとして参加している中で、休憩中にトムと話していた時のこと。
「このエレクトロニックな時代に、人々に“からだ”という感覚も持ち合わせて生きていってもらいたい。
警笛を鳴らすなんて、かっこいいことを言う気はないけど、“からだ”が置き去りになってしまいがちなこれからの時代。いかに“からだ”と一緒に過ごしていくかを、僕たちは伝えていかなきゃいけないね」
この話を聞いていた時、同じくアシスタントとして参加していた大塚ひとみさんとも話をしていて、今の子供達の身体能力の現状に驚かされたところです。
大人もどうにかしなくてはだけど、こどもたちに向けて何かしていかなくては、と、今とっても考えさせられています。
※ロルフィング®、またRolfing®は登録商標、またロルファー™は商標です※
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