それを見ていたら、番組の中で、
私の身体や動きへの考え、ロルフィングや指導者対象のセミナーホリスティック・システムを通じて伝えていることとピタッと一致する！...と思ったら！私は幼少期からモダンダンス、そしてコンテンポラリーにどっぷり浸った人生を送っていたのでした
そう言われてみれば、どっぷり抽象的な世界にいすぎて、それが当然だと思っていたところが。
この考えはロルフィングで学んだものと思っていたけれど、実はそもそも幼い頃から知らず知らず身につけてきた自分の中に染み渡っている考えだったと言う衝撃の事実！！衝撃過ぎて、一瞬頭が真っ白に。
そういった自分の中に元々あったものが、ロルフィングの考えとマッチして引き込まれた部分もあるのかもしれません。
私はロルフィングを通じて、
他人の言う正解は気にせず、
自分で正解だと思える、心地良い場所を見つけられればいい。
...とクライアントに伝えることに力を入れています。
そして、
その場所を自ら感じ、見つけられる力を育てていくこと。
それが、私の提供するロルフィングのテーマかもしれません。
私が開催している指導者対象のセミナーでも同様で、
決まった正解を追い求めずに、その人がその瞬間、自分で正解だと感じられる動きを引き出す指導ができるようになることに力を入れています。
ロルフィングは、
「ここが良い姿勢」
「これが正しい歩き方」
「体はこう使うべき」
ということを教えるものではありません。
なぜかと言えば、
人それぞれ、その瞬間瞬間でベストな状態は異なり、
私たちには、その瞬間瞬間のベストを感じとり実行できる力を備えているからです。
それが感じられないのは、その力が鈍っているだけで、
ロルフィングでは、その、すでに備わっているけれど発揮されていない力を引き出すことをしていきます。
人は、
「ここが良い姿勢」
「これが正しい歩き方」
「体はこう使うべき」
と誰かに正解を教えてもらえる方が楽です。
だけれど、それをしてしまうと、
自分の身体を感じなくなり、
自分の身体を他人の物差しの正解に合わせようとする事になり、
その正解に縛られていきます。
でも、例えそれがどんなに正論でも、
人の物差しによる正解は、本当の正解ではなく、
身体を自由に心地よくはしてくれません。
正解は1つではなく、
当てはめていくのでもなく、
追い求めるものでもなく、
その時、その瞬間、その人にとって、どこが正解なのかはその人が感じていくもの。
それは、とってもシンプルな作業でありながら、とても不確かで、不確かさに不安を感じてしまうと、確かにするために不要な力みが生まれてしまいます。
自分の身体で探求
不確かさの中の真実は、知識として理解もしていますが、
現在ダンスをする中でも常に感じています。
不確かなところに身を置き続けるってとても大変！
でも、その大変さも含めて、身体はとても興味深く、チャレンジングで、魅力的だなぁと感じています。
常々、私の強みは、私の身体感覚だと思っていたけれど、
幼い頃から嗜み、どうやら私が頭で思っている以上に身体に染み付いている、「正解にとらわれなくて良い！」と言う信念と、
身体の使い方に悩みに悩みながら結果を出してきた経験から引き出してきた身体感覚を武器に、
これからもロルフィングを通じて、そしてセミナーを通じて、たくさんの人たちに、身体も動きももっともっと変化できる可能性を感じてもらいたいと思います！！
ちょうどコンテンポラリーをやる時間を作って、ダンサーレベルを上げていきたいな、と思っていた矢先の発見。
昔からの点が繋がる素敵な出来事となりました。
ダンスの向き合い方も変わりそう♡
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