いつもありがとうございます。アドバンスト・ロルファー™のユキです。
★筋膜は要求に反応する★
5月31日〜6月2日の3日間。
アナトミートレイン↓の
アナトミー・トレイン [Web動画付] 第3版: 徒手運動療法のための筋筋膜経線 7,020円 Amazon |
トムのアシスタントをするようになって10年以上。
(過去のアナトミートレイン関連記事こちら。トムの数々の名言も。)
毎度毎度、トムのアイダ・ロルフさん(ロルフィング®︎の創始者)への愛を感じ、その気持ちに心打たれます。
そして、ロルフィングの講師陣には多いけれど、とても謙虚。これだけ名前もワークも世界中に広まった中、常に地に足がついていて、私と同じ位置で話してくれます。
ロルファーの先輩として、尊敬の念でいっぱいです。
さて、そんなトムのクラスは、たとえ同じテーマのクラスであっても、何度聞いても飽きません。
今回も、私が気になった名言はいくつかありましたが、その1つがこちら。
「筋膜は要求に反応するものなんだ」
ということ。
どういう使われ方をするかで、形態が変わってくる。
これは、4月に上映された筋膜のドキュメンタリーフィルムThe Secret Life of Fascia -part1-(これにもトムが登場)の中で、ロバート・シュライプ氏(現在世界の筋膜界を牽引しているInternational Fascial Research Congress の発起人の一人でロルファーであり研究者)も話していた、
「筋膜を見れば、その人がどういう生活をしていたかよくわかる。例えば、車椅子で数ヶ月生活していた人の腸脛靭帯は、そうじゃない人の腸脛靭帯とは全く違うのがわかる。」
(記憶からの言葉なので、全く同じではありません)
にも繋がるなぁ、と。
そして、筋膜がもてはやされる昨今、
「筋膜が全てを解決する鍵なんだ!…なんて思われがちだけど、そんなわけでもない」
と言ったのもトム。
そう筋膜は何か特別なネタではなく、常にそこに存在し続けるものだから。ただ、今まで目を向けてなかっただけで。
ロルフィング(厳密にいうと、トムが提供するワーク=ロルフィング、というわけではないんだけれど)、ストラクチュラル・インテグレーションって、ほんと、哲学よねぇ。深いなぁ。
…とあらためて感じさせられた3日間でした。
途中風邪で声が出なくなったり、最終日は子供達もお邪魔させていただいたりと、余計なことも多々ありましたが、
それを快く受け入れてくださった受講生の皆さんと、トム、通訳&コーディネーターの谷佳織さん、キネティコスのみんなと、アシスタントのみんなには、感謝しかありません。
主人もアシスタントとして参加していた為、子供達、そしてベビーシッターとして母も含めて、一家総出での出張は本当に大変だったけど、
引き受けさせていただいてよかった3日間でした!
トムの影響も大きく受けて始まったコースはこちら。ロルフムーブメントのトレーニングコースと同じレベルの内容をロルファー以外の方向けに提供しています。
↓
★ロルフィングの動きの見方、アプローチ、科学を指導や動きに取り入れよう!形ではなく、動きが生み出される時点ですでに変化している指導力へ!