いつもありがとうございます。アドバンスト・ロルファーのユキです。



★安全圏のその先に可能性が広がっている★





きっと似た記事を過去にも書いているんだけど、
今日はホリスティック・システムの修了生のゆきさんとのやり取りから。


ゆきさんがFacebookの中でバレエをするときに「絶対的安全圏の中で動いてしまいやすい」というお話をされていて。


これ、誰にでも起こりやすいんですよね。


性格もあるかもしれないし、

“正解”を気にして動きがちな人もここに陥りやすいし、

怪我をしてきたり、痛みの経験がある人も、ついついここで動いてしまいやすい。


けれど、実は、安全圏のそのわずか先に、身体の自由さや可能性があってくれたりするんです。


年と共に、人は安全圏で動くようになるものだと思います。


危ないから、とか
怪我をしないように、とか
痛くならないように、とか。


そして、安全圏を知っていることはとても大切なことでもあります。


なんですが、


安全圏って、時間と共に、どんどん狭くなっていくんです。


明日の安全圏は多くの場合、
今日の安全圏より狭いし、


まぁ、それはちょっと大袈裟だけど、
意識を何も変えなければ、
来年の安全圏は、今の安全圏より確実に狭くなっています。


バレエをはじめ、パフォーマンスする人にとっては安全圏のその先を見ていることは必要不可欠だと思うけど、


一般の方にも私は必ず伝えています。


日常ちょっとストレッチしたり、
ちょっと腕を回すときでも、
ほんの少しでいい(←これ大切!)から、
今動けるところより先を意識してもらいます。


1ミリ先で良いんです。


指先が1ミリ先を通るように伸ばして動かしてもらう。


そうすることで、本来持っている可動域をちゃんと使うことに繋がってもいくんですよね。


パフォーマーとしては、


安全圏内で動くのは、結局、生温い身体の使い方になるんだと思います。


安全圏のちょっと先に身体から自然に出てくる美しさがあったり、メッセージが伝わったりするんですよねぇ。心を掴むもの。


小さい子供たち(少なくとも幼稚園児くらいまで)は、常に必死です。
そこに気持ちがたくさん入っていて、
子供たちといると、それを見るだけでエネルギーが湧いたりします。


子供は誰も、


可動域の中で動かそう、とか
正しく動こう、とか
明日不安だし、少し手を抜こう、とか


ないですからねぇ。笑


そんなツイートもしました。



ほんとに、子供たちは良いお手本です。


私もつい、ダンスのレッスン中、
うまく回ろうと安全圏でピルエット(片脚でまわる)してしまうと、膝が曲がってしまいがち。


いろんな理由で安全圏で動いてしまうけれど、
痛みの場合も、1ミリずつ挑戦して、その1ミリ先での安定も手に入れながら、やっぱりその先を目指さすことが、
本来の可動域をしっかり使うことにつながり、
他の身体の部位への負担は減るのかなぁと思います。


ディープだなぁ、安全圏。


一気に1センチ先を目指してしまうと危険が伴ったりもするし、怖かったりするので
1ミリずつがおすすめです♡


毎日1ミリのチャレンジ。
そこから、その先の可能性を
一緒に目指していきましょう♡





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