いつもありがとうございます。ロルファーのユキです。


★ ダンスでエネルギー出すって、どうやって? ★


ダンスのクラスにいると、


「もっと胸を開いてエネルギー出して!」




とか


「指先からエネルギー出して!」


とか、聞くことがある。


正直なところ、これを1回言われて出来れば問題ないんだけれど、  


いつも言われる、何度も言われる、という人の場合、


「エネルギーを出して」という言葉が身体に伝わっていないキョロキョロ


…と指導者側は認識するのがおすすめ。


これは、頭で理解していない、ということではなく(これ大切)、あくまで、身体に伝わっていない、身体がそれをできない状態である


ということ。


だから、「エネルギーを出して」に限らず、何でも同じ。


何度も言って生徒さんが出来ないのであれば、それを同じ表現で言い続けたところで出来ない、と思っていた方が良いし、


他の言葉での説明がおすすめ


胸を空に開くような動作で、指導者に「エネルギーが出てない」と言われる時、


いろんな可能性があるけど、


ざっくり言ってしまえば、おそらく


身体の使い方のバランスがうまくいってない


ってことが多し。


・腰を反りすぎていたり
・肩が上がってしまっていたり
・顎が上がり過ぎていたり
・顎を引きすぎていたり
・足指を力んでしまっていたり
・膝に力が入ってしまっていたり


挙げ始めたらキリがないけど、要は、

身体に力が入り過ぎていて、身体の中の流れがうまくいっていない

ことが多い。


そしたらじゃぁそこで、


「腰を反らせないで」


と言って改善するかというと、
おそらく、改善しない。


外側の形を力まかせに変えたところで、
内側に流れる通り道が変わらないからなぁ。


時折、ダンスレッスンなどで


「もっとエネルギー出して〜」


という声がけを聞くと


「いやぁ、それ言っても難しいでしょうよ。だって本人は出してるつもりでやってるんだもん。ねぇ。」


と、そんな経験をしてきた私は一人心の中で呟きながら、その人を応援していたりするわけです。


私も悩んで悩んで踊ってきたからなぁ。

「もっと足遠く〜」

と言われても、“いやぁ、これ以上遠くにはどうしていいかわからない”なんてこともあったから。


私が動きにアプローチしていく時には、“結果として”、見たい動きが生まれるように動きを引き出していくことを意識しているけれど、


それにはそんな私の過去が関係していたりするわけです。


頭で理解してるけど、うまく体現できない動きを、うまく体現できるように身体に伝えていく


というのが、得意なところであり、私の大好きなところ♡




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