いつもありがとうございます。ロルファーのユキです。
タイトル通り、今日はテンセグリティーモデルを作りました!!
テンセグリティーとは、写真のように圧縮材と張力材の組み合わせでできた構造物のこと。
筋膜はテンセグリティ構造というところから、ロルフィングの中でもテンセグリティを学ぶ機会がありました。
でも、モデル作るのは初!!
図画工作は、電鋸で指切ったり、写生した木の絵の色を塗ってるうちに葉が落ちてしまったりと、ダメダメな私。
オンラインで、大丈夫だろうか…と、ドキドキしたけど、無事できました!
先生曰く、今回のモデルは、張力材に炭素繊維を使い、そしてオンラインであろうと10代から70代までの方々が3時間以内で完成することができるという、これ以上単純化できない世界最高のモデルとのこと。
その恩恵を私も♡
先生は、テンセグリティの生みの親、バックミンスター・フラーと共同研究されていた梶川泰司先生。
先生のマニアックなお話がたまらなく面白かった…✨✨ロルフィング®︎や筋膜の話もでたり♪
建築界では、テンセグリティーを弱い構造だと捉えられてしまうことがあるらしいけれど、
それを覆す、しっかりした完成モデルとなりました。
1本くらい張力材が切れてもどってことない。
作り始めた矢先から、テンセグリティらしい張力や繋がりを体感して、「もはや、ここからすでにテンセグリティーじゃん!」と、ぞぞぞっとしました。
そんなシステムを持ち合わせる身体って、なんて強いんだろう。
子供達が走り回る中、時折どことどこを繋ぐのかわからなくなって先生に教えてもらいながら、最初はもくもくと。
気付いたら、たくさんの五角形と三角形!!
立体的な万華鏡のようだったなぁ。
フランス人外科医 Dr. Guimberteau の生きた筋膜の動画の中にも、こういった多角形の話が出てきたなぁ。(それどころかテンセグリティの話も出てくるな)
作り始めた時からテンセグリティの張力は感じていたけれど、半分くらいの工程では、完成していなくてもかなりの張力と強度を感じることができました。
終了後は、先生といろんな話を。
今回のモデルを使ってのいろんな実験。
先生が作った他のいろいろなモデルの見学。
そして、一緒の回に参加していた小5の少年があまりに知識がすごく、先生と彼の対談がとても面白かった!
彼にとって、ひょっとしたら今日が運命的な日なのかもしれない!
ひょっとしたら私はそんな瞬間をご一緒させてもらっちゃったのかもしれない!
なーんて、可能性無限大の少年の話に、胸躍りました♡
テンセグリティと生物学の話なんかも興味深くて、ここはもっと詳しく聞いてみたいところ。
しばらくは、今日作った実物モデルでの探究、そして先生の話してくれたこと、なんかを楽しく深めていきたいですね♪
先生がテンセグリティーモデルでのいろんな実験を教えてくれながら、
「これは最初は自分の手でないとわからないことなんだ。一度作ったらコンピューターで描けても、まずは自分の手で経験する大切さがここにあるんだよ」
という(ような)言葉。今の時代だからこそ、とてもとても響いたのでした。
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