昨日のStructural Essentials 「足アーチ&脚」の実技編のクラスの最後に、受講生にその日学んだことを実践でどう使うかのデモセッションを見せたいから、アシスタントの誰かにボディをして欲しい、というトムのリクエストで、
とーっても有難いことに、私がボディをさせていただきました。
ボディをする、ということは、ボディーリーディングもする、ということをすっかり忘れていた私。
何十人もの人の前に立って自分の身体を見られるというのは、それなりに緊張します。
ボディリーディングとは、いわゆる、身体の状況をアセスメント(診断)することです。
ここがもう少しこうだといいかな、とか。
ちなみに、ロルフィング®︎、もちろんアナトミートレインでも、ボディリーディングは、とても気をつけて行います。
施術系のセミナーやクラスを受けたことがある人は経験があるかもしれませんが、
ボディリーディングで、生徒からもしくは先生から、なかなかキツイ言葉を投げかけられること多いのです。
「はいはい、ここが側湾、ここの可動域少ないよねー、ここも捻転してるね」…みたいな感じで。
決して悪口を言ってるわけではなく、
ただただ事実を言ってるのはわかるんだけれど、
そう言った言葉は身体に大きく影響しがち。
パワーがある人(先生や施術者)が弱い人(生徒や患者さん、クライアント)に伝えるときは特に。
「骨盤が歪んでるって言われたんです」
と、心配してロルフィングにくるクライアントの方々も度々いらっしゃいます。
自分ではそこまで体調不良や痛みを感じてなくても、「私の骨盤は歪んでるらしい」という不安を抱き続けるんです。
なのでトムは、とてもうまく表現していきます。
嘘をつくわけでもなく、良いところを見つけ、どこがどう改善したら、その良さが繋がっていくか。
コラボでWSをしたりする仲良しピラティストレーナーである大分の二宮幸子さんは、トムの話をする時に必ずこのボディリーディングが印象的だった!という話をしてくれます。
本当に大切。
言葉の使い方を気をつけていても、
大勢の人の前に立ち、見られる、という、クラスだからが故の特別な環境は緊張を生み出します。
そのことをわかっているのはとても大切です。
施術を学ぶ環境の中で、ボディリーディングがトラウマになる人って多かったりするんです。
と、長くなりましたが、
ひっさしぶりにそれを体験して、
私もその感覚を味わえて良かった!!
それなりに露出している格好で
40〜50人に見つめられるって
ほんと、緊張して当然ですよねー。
私でも緊張しちゃったもん。それなりに。
そして、私がロルファーであり、アシスタントであるからと適当に扱うことなく、
ちゃーんと、うまく機能しているところをしっかり伝えてくれて、これがこうなったら、もっとこうなってくれるよね!!
というポジティブな言葉。
ありがたい🙏
そして、デモセッション♡
側方からの後脛骨筋が効きました〜✨
昨日の話じゃないけど、
痛いか痛くないかって言ったら痛い。
けど、あああ、そこだよね、そこ伸びたいよねー!
みたいな痛い。
呼吸も止まらないし、身体も緊張しない。
動きと共に伸びていく〜。
立った時の、脚全体の軽さ!
良いポジションにくると、自然に使いたいところ使えるんだよなぁ、というのをあらためて。
あぁ、本当に懐かしい体験と感謝な出来事でした🙏
明日からは新しいクラスが始まるので楽しみ!!
*ちなみに、人の身体を施術前のアセスメントで見るときは、ソフトフォーカスで♡じーっと見られるのはなかなか緊張させます。
(そんな目の使い方については、下に紹介した本をどうぞ!)
*2019年以前のアナトミートレインのコースアシスタント時の記事などこちらから
*運動指導者の伝えるスキルを深め、今もっているものをより効果的に!*
ホリスティック・システム
指導で使う言葉やイメージが変わり、結果が変わると大好評!ダンサーとしてのバックグラウンドを基に言葉の利用の仕方に着目しながら、ロルフィングの動きへのアプローチ方法を運動指導者が実践していきやすい形でシェアしていきます!
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