迷子として保健所収容されていた
ニ頭の狆を引き出しています


先日保護したフェヴ君より
見た目はマシですが
中身は
ボロボロ


フェヴ君保護の投稿はこちら
下矢印



ジャスちゃんは
急性フィラリア症で右心房に虫が落ちています
手術をするにも
体重が2.6キロしかなく
今にも倒れそうな薄さ
もれなく僧帽弁閉鎖不全
短頭種
シニア犬

リスクがありすぎますショボーン
獣医さんとも何度も何度も話し合い
結果として現時点で手術はしていません。

尿はきれいな色で
貧血もそれほどなく
食欲も元気もあります
右心房に落ちている虫の数は
少なくはないけれど多くはなく
手術をしても全部取り切れない可能性がある上
肺動脈にもまだまだ虫がいることもあり
とにかく一旦は様子見となっています。

毎日の健康チェックはもちろん
心臓の音も丁寧に確認していますが、
虫はまだ落ちたままですねえーん

目の状態もよろしくないです。
右目の眼圧は3しかないし
両目とも表面が傷だらけ。
もちろん白内障
視力はありません。
肛門嚢炎になっていて
肛門腺からはヘドロの様な膿が大量に出てきましたガーン
最初は心を閉ざしていましたが
随分と笑顔が出てきましたねニコニコ



相方のミンちゃんは
体重4キロ超え
良かった〜キラキラ

ではありません!!
重度の僧帽弁閉鎖不全による腹水が550ccもガーン
お腹パンパンでしたもん。

心臓は悲鳴をあげている状態で
肥大化していて
肺高血圧症も引き起こしていますあせる

ジャスちゃん同様に目もボロボロですが
かろうじて視力は残っています


ミンちゃんは最初からわりとフレンドリーOK
というか、変に媚びてくる感じです。
元の飼い主に可愛がってもらう為に
得たものなのでしょうか。


この子達は“神社”内で保護されました。
誰かの手により遺棄されたのだと思われます。
ろくに医療もかけず
高齢になったから
病気になったから
棄てたのか

目が真っ白になり飛び出してくるのを
お腹が膨れあがり
息苦しくしているのを
ガリガリに痩せ細っていく姿を
元の飼い主はどんな思いで見ていたのでしょうか?

遺棄もネグレクトも犯罪です

お世話や愛情をかける時間
金銭的な余裕がないなら
ぬいぐるみを買って下さい!

無責任な人間に付き合わされ
面倒になればポイ捨て
いつまでこんな事が続くのでしょうか。


メディアやSNSの力により
保護犬猫の存在が世間に知られるようになり
家族として迎えたいと
保護活動者の元にも多くの希望が寄せられます。

希望=ご縁がつながる(譲渡)
ではありません。

譲渡基準、希望者審査が厳しくなる事情は
こういう事例があとを絶たないからです。

家族を迎える側も
託す側も
扱っているのが命だと言うことを忘れず
慎重になって欲しいと願います。


ジャスちゃん&ミンちゃんの
ずっとのご縁が見つかります様にラブラブラブラブラブラブ

皆さんからも元気玉を送ってくださいね♪