アメフト交差点

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今日は、ある偉大な選手の引退を記念して特集します。
一昨日正式に引退を発表した選手は、


トロイ・ポラマル(ピッツバーグ・スティーラーズ#43・SS-ストロングセイフティ)





スティーラーズのディフェンスを支えた名選手。
ポラマルが活躍した2005、2008、2010シーズンはスーパーボウル進出、2005・2008ではチャンピオンに輝いています。
さらには

NFL2000年代オールディケイドチーム
NFL最優秀守備選手(2010年)
マッデン10カバーアスリート(ラリー・フィッツジェラルドとともに起用)


などの功績も。
まさにスティーラーズディフェンスの要となる選手でした。
ポジションは、通常“最後の砦”と呼ばれ守備の最後列に位置するセイフティ※ながら、ポラマルは縦横無尽に駆け回る暴れっぷり!
※セイフティに関して詳しくは
アイシールド21に学ぶアメフト 第8回 ポジションを知る!ディフェンス S編
http://ameblo.jp/roronohidekazu/entry-11878406434.html


これは動画を見てもらったほうがよくわかると思いますが、ある時は最前列まできておもいっきり飛び込んだり、あるときは前にいくふりして下がったり、ある時は綺麗にパスカバーしてワンハンドキャッチでのインターセプトを披露したりと、ポジションという概念をぶち壊す働きを思う存分見せてくれて、守備のハードさ、守備の面白さを今までにない角度から見せてくれました。

僕もそのあまりの破壊力から、ディフェンスの選手として最初に覚えたのがポラマルでした。

身長約178cm、体重約94kgながらそのハードなプレースタイルでダイナミックさを感じさせてくれたポラマル、それがゆえ怪我も多くてシーズン通して戦えないこともたびたびでしたが、自分のスタイルを貫き通してこの度の引退にたどり着いたことは最高にカッコいいですね。

(日本語版wikiのポラマルのページでも特徴が分かりやすくまとめられていたので引用します)
引用元:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%83%AD%E3%82%A4%E3%83%BB%E3%83%9D%E3%83%A9%E3%83%9E%E3%83%AB


ボールを
保持した選手を豪快なハードヒットで倒す激しいプレイが持ち味のリーグを代表するセイフティ。縦横無尽な動きで相手QBを悩ませ、ランディフェンスでもボールキャリアーの行く所に必ずポラマルの姿があると評される。

ディフェンスバックでありながらラインバッカー(LB)に近いポジションでこそ力を発揮する選手。特に、ランストップでは傑出した能力を誇り、「鉄のカーテン」と呼ばれるリーグ屈指のスティーラーズ守備陣の要となっている。また、試合終盤に勝負を決めるINTを奪うなど、ここぞという場面で勝負強さを発揮する。



さて、そんなポラマルですがフィールドの外では温厚で、熱心なクリスチャン。
トレードマークの長髪ドレッドヘアーは、サモアの伝統にささげるとして伸ばしていて、なんでも2000年から伸ばし続けてるのだとか(!)。
あんまり長いもんで試合中髪の毛引っ張られて引き倒されたこともありましたが(笑)



その髪の毛には、ポラマルがCMに出たシャンプーメーカーから100万ドル(約8500万円)の保険がかけられたそうですww
※条件等詳細は不明


フィールドの中でも外でも楽しませてくれたポラマル。
これからプレーが見れなくなるのは残念だけど、新たな人生を存分に満喫してもらいたいものです!
そして、ポラマルのNFL殿堂入りというのも楽しみに待ちたいですね(^O^)


ありがとう、偉大なるハードプレイヤー
トロイ・ポラマル!!

久々に国内アメフトの話題です!
まずは試合の告知から。


3/21(土・祝)
関西学院125周年記念試合 レガシーボウル
関西学院大学ファイターズ vs プリンストン大学タイガース
@大阪長居・キンチョウスタジアム
13:00キックオフ

が開催されます!
レガシーボウル公式HP↓

http://www.kg125legacybowl.com/

関学のメモリアルイヤーに開催されるイベントにやはりファイターズはかかせないというものがあり、こういった試合を開催してくれることには我々ファンとしても嬉しい次第であります!
前回は2001年に創立111周年記念で交流戦をしていて、25-27という僅差での敗北だったようです。
まぁかなり前の話なので、今回の試合の参考にはならないと思いますがむしろ学生界4連覇を果たしているまさしく日本一の学生代表チームが本国の強豪相手にどういう戦いができるのか?非常に楽しみです。
個人的には、やはりライン戦が勝負になると思っています。
ライン戦が5分5分でやれるようなら、巧みな戦術・フォーメーションで関学が試合を巧く運べるだろうし、ライン戦で少しでも上回るようならプリンストンの力押しがモノを言うだろうしというイメージです。

いずれにせよ、本国アメリカからチームとして日本にやってきて、試合をしてくれるケースはめったにないのでアメフトファンのみならずダイナミックなプレーや盛り上がりを感じたい方々にもオススメだし、初観戦にもイイのではないかと思うので是非会場に足を運んでください!!
もちろん、QB#12斎藤圭選手やRB#28鷺野聡選手ら、関学の4回生名選手らがKGユニフォームで戦う姿が見られるのもこの試合が最後。これは見逃せません。
私も現地生観戦予定です!めちゃめちゃ楽しみですww




次はテレビ出演の話題(=゚ω゚)ノ
3/23(月)・3/30(月)
【BS朝日】
19:00~
挑戦者たち~海を渡ったアスリートの熱き思い~ 前・後 編


番組詳細:海外に拠点を置き、夢に向かって戦っている7人の日本人アスリートに密着!彼らはなぜ日本を飛び出し、海を渡ったのか…。ナビゲーター・佐藤隆太が、その熱き思いに迫る。
栗原崇(アメリカンフットボール)、岩田卓也(サッカー)、橋本恋(サーフィン)、加藤豪将(野球)、田中史朗(ラグビー)、大坂なおみ(テニス)、田辺一成(ゴルフ) 

ということで、IBMビッグブルー所属で米国プロアメフト・NFLに挑戦している栗原選手も出演されます!
NFL挑戦は相当過酷な狭すぎる門になっていますが、栗原選手は挑戦し続けておりボルチモア・レイブンズのジョン・ハーボーHCからもその努力を称えられている方です。
なかなかNFLへの想いや努力が具体的に語られる場面は報道されないので、こういったテレビの出演は嬉しいです。
是非、この機会に栗原選手の挑戦を知っていただけたらなと思います!

サプリメント DNS ZONE による栗原選手へのインタビュー
http://www.dnszone.jp/magazine/2014/0515-001.php


国内アメフトはもうすぐ春シーズンを迎えますし、今年は世界選手権もあるので盛り上げていきましょう(´ω`*)!!!
ブログの更新としては、お久しぶりです!になります。
今の内に遊んどかないと来年は就活始まって忙しいな、ということでちょっとブログのほうもさぼりがちになっちゃってますw
今オフはFA移籍・トレードがお祭り状態なのでいろいろ書きたいことはあるんですが、マイペースでゆっくりいきたいなと思います。
好評頂いている「アイシールド21に学ぶアメフト」の更新も再開したいところです。
とりあえずは、まだできていなかったNFC編のコーチまとめと雑考をしていこうと思います!


~新しく就任したヘッドコーチ(HC)&オフェンスコーディネーター(OC)・ディフェンスコーディネーター(DC)~


Neverまとめで

RIN041さんが作って下さった【NFL】新HC&コーディネーター陣(2015)
ほうでは写真付きでのってますので、そちらもご参照下さい。

あと細かい経歴などはNFL - TSP SPORTSのチーム一覧からフロント・コーチを選択してもらえれば見れるようなので、そちらもご参照ください!

ではさっそく見ていきましょう!


★NFC編★




NFC 東地区

ダラス・カウボーイズ
OC:パスOC&ランOCを置いていたため空位 ⇒ スコット・リネハン(前カウボーイズのパスOC)
ランOCを勤めていたビル・キャラハンがレッドスキンズのOL(オフェンスライン)コーチになったため、ダラスはリネハンを正式なOCとして採用。
まぁ昨年もプレーコールに関してはリネハンがやっていたのでそれほど変わりなくやれるでしょう。
強力なOLを形成できたのはキャラハン効果だと思うのでその点では残念ですが、ここまでOLがガッチリしていれば大丈夫だと思います。
RB(ランニングバック)デマルコ・マレーがイーグルスに移籍したため代わりにダレン・マクファデンを獲得していますが怪我も多いしエースとしては期待できなさげなので、OCとしても少々方向転換が求められるかもしれません。
ただパスを増やせばいいということも無いので、どういった工夫で組み立てていくのか今年は楽しみ。
ただOLがやっぱり強いので、ドラフト等でそこそこのRBをもう少し獲得すればランの構築もできるかも。


ニューヨーク・ジャイアンツ
DC:ペリー・フューエル ⇒ スティーブ・スパグニオーロ(前レイブンズのDBコーチ)
2007シーズン、優勝の時のDCスパグニオロが戻ってきました。
強力なDL(ディフェンスライン)を中心にしたディフェンスでこそ成功させるイメージが強い方ですが、ピエールポール以外はそこまで圧力をかけれるDLがいないので彼のスタイルがうまくいくのか?は心配なところではあります。
役者不足感のある今年の守備陣をどう奮起させていくのでしょうか。

ワシントン・レッドスキンズ
DC:ジム・ハスレット ⇒ ジョー・バリー(前チャージャーズのLBコーチ)

ここ数年の守備の不調はハスレットにも相当責任があったと思うのでこの変更は楽しみなところです。
ホントはデンバーのDCに就任したウェイド・フィリップスあたりに来てもらってた方がフィジカルな3-4守備の形成には良かったと思うのです
が…
ただ、ジョー・バリーさんという方がどういう守備を作っていくのか、非常に楽しみです。


※イーグルスはHC・OC・DC留任
チップ・ケリーHCがほとんどGM職も兼ね出したためトレードでエースQBとエースRBを出してとっかえるという、いわばファンからすれば暴挙みたいなことを躍起になってやってはりますがww
これで結果が出せないと永遠に恨まれることになるのは覚悟の上でしょうし、今季は非常に重要なシーズンになるでしょう。


NFC 西地区

シアトル・シーホークス
DC:ダン・クイン ⇒ クリス・リチャード(前シーホークスのDBコーチ)
ダン・クインがファルコンズのHCに就任したため、DBコーチからクリス・リチャードが昇格。
リジョンオブブームと呼ばれる破壊的なDB陣を作ってきたリチャードさん。
おそらくDCとしてもクインさんに引き続き元気たっぷりアグレッシブな守備を構築されると思いますが、もしあのディフェンスがもう少しブリッツを増やしてきたりすると…
ますます恐ろしい気がしますww
リチャードさんにはプレーコールでのアグレッシブさも期待です。

アリゾナ・カーディナルス
DC:トッド・ボウルズ ⇒ ジェームズ・ベッチャー(前カーディナルスのOLBコーチ)
ボウルズDCがジェッツのHCに就任したので、35歳と若手のベッチャーさんがDCに。
今年は積極的なFA補強をしているので、やりやすい状況にはあると思います。
ボウルズさんはかなりアグレッシブにブリッツを仕掛けていましたが、ベッチャーさんはその辺どうなのでしょうか。楽しみです!


サンフランシスコ・49ers
HC:ジム・ハーボー ⇒ ジム・トムシュラ(前49ersのDLコーチ)
OC:グレッグ・ローマン ⇒ ジープ・クライスト(前49ersのQBコーチ)
DC:ビック・ファンジオ ⇒ エリック・マンジーニ(前49ersのTEコーチ)
ジム・ハーボー体制を一新し、コーチ陣がすげかわって新たなシーズンを迎えることに。
ただこうやってみるとハーボー体制のときのポジションコーチから昇格した方ばっかりなんだなw
でもはっきり言って大丈夫か?
フロントはハーボーを嫌って契約解除したみたいだけど、もしこれで結果が出せないとなるとえらいことになる。
おまけにパトリック・ウィリスの引退など戦力的にも厳しくなってきてる。
暗黒時代の始まり、とならなければ良いが…

セントルイス・ラムズ
DC:ブライアン・ショッテンハイマー ⇒ フランク・シグネッティ
(前ラムズのQBコーチ)
シグネッティってダレネッティ?←
ショッテンハイマーは肝心なトコで変なプレーコールするしあんま好きじゃなかったので変えるのはいいとして、この人で大丈夫?
まぁ昨年控えQBがうまく機能してたので評価はできるのかもしれないが、ちょっと心配ネッティ←もう言いたいだけやんww



NFC 南地区

アトランタ・ファルコンズ
HC:マイク・スミス ⇒ ダン・クイン(前シーホークスのDC)
OC:ダーク・コッター ⇒ カイル・シャナハン(前ブラウンズのOC)
DC:マイク・ノーラン ⇒ リチャード・スミス(前ブロンコスのLBコーチ)
守備畑からクインさんを招聘。
シーホークスみたいな元気の良いディフェンスを他のチームでも作るというのはそう容易ではないと思うが、果たしてどういう構築をするのか?
さっそく一番の問題だったフロント7をしっかり補強中で、ここの出来次第でだいぶ変わってくると思うのでどうやるのか楽しみ。
OCにはカイル・シャナハン。
言わずと知れたゾーンブロッキングシステムの達人ですから、QB(クォーターバック)マット・ライアンの助けになるでしょう。
もともとパスは一級品だし、ランとのバランス関係がうまくいけばリーグでも有数のオフェンスになるはずです。
しかしOLは今のままで大丈夫なのか?


タンパベイ・バッカニアーズ
OC:ジェフ・テッドフォード ⇒ ダーク・コッター(前ファルコンズのOC)
病気でなかなか指揮がとれなかったテッドフォードさんが退任されて、コッターさんが同地区ライバルから移籍。
ライアンのパスオフェンスがうまくいった印象の強い人だけど、もともとはフィジカルなランゲームの構築が上手い人。
QBがコマ不足なだけにRBダグ・マーティンらをどう使っていくのか、ポイントになります。


※パンサーズとセインツはHC・OC・DC留任
パンサーズからはそろそろHCとして引き抜かれるコーチが出ても不思議じゃないかな。
セインツは正念場。
ロブ・ライアンDCはおろか、ショーン・ペイトンHCのクビも危うい気がしています。
いずれにせよ今年は勝負の年。


NFC 北地区

シカゴ・ベアーズ
HC:マーク・トレストマン ⇒ ジョン・フォックス(前ブロンコスのHC)
OC:アーロン・クローマー ⇒ アダム・ゲイス(前ブロンコスのOC)
DC:メル・タッカー ⇒ ビック・ファンジオ(前49ersのDC)
強い守備を復活させて、しっかり地に足がついたチームにしていこうという意思を感じさせるコーチ陣の編成になりました。
トレストマン体制でガタガタになってたディフェンスを再構築するにはもってこいのファンジオDCの就任!
3-4守備へ移行するというのも楽しみです。
まだメンバー的にはそろってないけど、S(セイフティ)アントレル・ロールなどの補強からみても今までの弱点を補正する動きがあるので期待。
オフェンスが心配だなぁ…。
何より昨オフカトラーとバカ高い契約をしたフロントのせいで相当足枷になってる。
アダム・ゲイスよりもむしろゾーンブロッキング系統の人を呼んでQBは誰でもある程度できる、っていうオフェンスのが良かったとは思うけど、ゲイスがあの波の激しすぎるカトラーに依存しないオフェンスを上手く作れるのか。
RBフォーテイをうまく使うことが鍵を握りそう。

グリーンベイ・パッカーズ
OC:トム・クレメンツ ⇒ エドガー・ベネット(前パッカーズのWRコーチ)
トム・クレメンツはオフェンス担当のアソシエイトHCに就任してます。
で、今までマッカーシーHCがプレーコールを担当してたんだけど今季からはクレメンツが担当するようです。
QBアーロン・ロジャースと二人三脚でプレーを組み立てていくような方針に見えるので、ロジャースのフィールド上でのアジャストによる比重が高まるかも。


※ライオンズ・バイキングスはHC・OC・DC留任
ライオンズはDCテリル・オースティンがHC就任しなかったので助かった感じです。
DT(ディフェンスタックル)スーとフェアリーが抜け、レイブンズからハロティ・ナタを獲得したことで3-4守備へ移行することはほぼ確実になったかも。
バイキングスのジマーHCは来シーズンあたりに焦点を当てて、今年はさらなるベースアップをはかりそうな気がします。

さて、NFLもオフシーズンに突入。
映画「ドラフト・デイ」も見終わって一気に寂しくなりましたが…ww
とりあえずもうすぐFA解禁、そしてドラフト、アメフト世界選手権と続いていくので、ひとまずはNFLの新コーチ陣を見ていこうかなと。
(自称)インテリアメフトオタクの僕としては、コーチ陣の編成を見るのも面白いです(笑)



~新しく就任したヘッドコーチ(HC)&オフェンスコーディネーター(OC)・ディフェンスコーディネーター(DC)~


Neverまとめで

RIN041さんが作って下さった【NFL】新HC&コーディネーター陣(2015)
ほうでは写真付きでのってますので、そちらもご参照下さい。

あと細かい経歴などはNFL - TSP SPORTSのチーム一覧からフロント・コーチを選択してもらえれば見れるようなので、そちらもご参照ください!

ではさっそく見ていきましょう!


☆AFC編☆




AFC 東地区

バッファロー・ビルズ
HC:ダグ・マローン ⇒ レックス・ライアン(前ジェッツのHC)


ダイエット等のおかげで、ジェッツ時代初期と比べたら相当お痩せになった。
でも発言のパンチ力は相変わらずww

OC:ナサニエル・ハケット ⇒ グレッグ・ローマン(前49ersのOC)
DC:ジム・シュワルツ ⇒ デニス・サーマン(前ジェッツのDC)

同地区ライバル(ニューヨーク・ジェッツ)のHCだったレックス・ライアンが就任。
ペイトリオッツを倒して地区優勝を成し遂げたいという執念を感じます。
ディフェンスとしてはある程度メンバーも揃っているだけに、ライアンの仕掛ける様々なブリッツディフェンスの導入でより一層驚異的になりそう。
不安があるとすればDBかなと思うので、このあたりの補強とかも楽しみ!
そしてOCは49ers時代からランオフェンスの構築‐展開に定評のあるローマンが就任。
『強いディフェンス』と『安定したランオフェンス』があれば勝率が上がることは間違いなしなので、今年は楽しめそうです!
唯一心配なのは、QB(クォーターバック:パスの投げ手)の育成に関してですね…

ニューヨーク・ジェッツ
HC:レックス・ライアン ⇒ トッド・ボウルズ(前カーディナルスのDC)


アリゾナのエイリアンズHCは学生時代からの恩師。
弟子のHC就任を一番喜んでるのは彼かも。

OC:マーティー・モーヒンウェグ ⇒ チャン・ゲイリー(2010‐12ビルズのHC)
DC:デニス・サーマン ⇒ ケイシー・ロジャース(前ドルフィンズのDLコーチ)

ニューヨークの名物HCだったライアンがついに解任。
後任となったのは、またまた守備畑からボウルズさんを連れてきました。
正直ジェッツはオフェンスのほうがここ何年も迷走中という感が否めないので攻撃畑からHCを連れてくるのかなと思ってたので意外でした。
前任者とは違って、メディア的にもあんまりイジりがいのないボウルズさんですがww
堅実にチームを作っていきそうだし、まわりの雑音を気にせずしっかり仕事をこなしそうなイメージがあるので楽しみです。
雰囲気的には現チャージャーズのマイク・マッコイHCみたいな感じがある。
その堅実な雰囲気とは違って、守備自体はブリッツハッピーでアグレッシブなスキーム・プレーコールを連発!
アリゾナ時代はその「仕掛け」満載の守備が面白かったので、ジェッツでも再現を期待。
但し、CB(コーナーバック)に難アリの現状をどうするか。
おそらく今オフにFAとなる予定のアントニオ・クロマティ(現アリゾナ)orダレル・リービス(現ペイトリオッツ)の獲得を狙うでしょうがどうなるやら。
いずれにせよ若手のCBを育成できるかというのもチームの命運を左右しかねない注目点。
OCは元カウボーイズやビルズのチャン・ゲイリーさん。
正直若手QBを上手く育てるというイメージはなく、オフェンスは苦しみそうな気がします…

※ペイトリオッツとドルフィンズはHC・OC・DC留任
4度目の優勝を経験しているペイトリオッツのベリチックHCですが、まだまだやりそう。
QBブレイディ引退後に備えようと若手WRを育てる計画を立ててたっぽいですがそれは失敗に終わり、これから5年先くらいを考えてどういう選手を次期先発QB候補のガロッポロの財産にしていくのかも含めて楽しみです。
ドルフィンズのジョー・フィルビンHCは今シーズンが正念場。
おそらく今季プレーオフ進出がかなわなければ解任されるでしょう…。
だいぶ向上してきたオフェンスと、停滞してしまったディフェンスのかみ合わせがうまくいってない感じがあるのでここをいかに解消して上位に勝てるチーム作りができるかがポイント。


AFC 西地区

デンバー・ブロンコス
HC:ジョン・フォックス ⇒ ゲイリー・キュービアック(前レイブンズのOC)


写真は以前オフェンスコーチ/OC時代にブロンコスで過ごしていた時のもの。
渋い男前のおじさまっていう雰囲気があるw

OC:アダム・ゲイス ⇒ リック・デニソン(前レイブンズのQBコーチ)
DC:ジャック・デルリオ ⇒ ウェイド・フィリップス(2011‐2013テキサンズDC)

4年連続地区優勝チームとしては異例の、コーチ陣大改革!
一つはやはりマニングが現役続けてくれそうな間になんとしても優勝したいのと、もう一つは前のコーチ陣ではマニング引退後も勝てるチームを構築するのが厳しいのではないかという疑念があったのではないかと推測します。
で、やってきた新HCがミスター・ブロンコスの1人と言っても良いであろうキュービアックさん。
控えQBとして、そしてOCとして長らく過ごしたデンバーに帰ってきました。
OCのデニソンも含め「ゾーンブロッキング」でのラン攻撃の構築がめちゃめちゃうまいプロであり、そこそこ良いRB(ランニングバック)をスターRBにのし上げちゃうスゴサと並のQBでもある程度成績を残せるというスゴサを兼ね備えたオフェンスを作れるおひと。
それどころか、おそらくレジェンドQB・マニングは現役続行だと思うので、ハイパーパス攻撃と堅実ラン攻撃の融合でどういう攻撃が作り出されるのか今から待ち遠しいあまりです!
そして、DCには白熊ことウェイド・フィリップスさんが就任。
3-4ディフェンスの構築には定評があり、本人も「HCとしてはアレだけどDCとしてはけっこうイイんだよ(笑)」という趣旨の自虐ネタ発言をしてしまうくらいのようですww
ボン・ミラーとデマーカス・ウェアをフルに活かした守備の構築は今から楽しみ。
正直このコーチ陣がいてマニングもいてスーパーボウルに進めないとなると、逆に精神的ダメージが大きそう。。
でも逆に、このコーチ陣がいてくれたらマニング引退後もある程度は安泰という感じがします。
自分たちなりのスキームがありながらも選手たちを使うのが上手いコーチたちではないかなと思います。

オークランド・レイダース
HC:デニス・アレン/暫定HCトニー・スパラノ ⇒ ジャック・デルリオ(前ブロンコスのDC)


現役時代はLBとして活躍。
こちらは普通に男前のかっこいいおじさんっていう印象かなw

OC:グレッグ・オルセン ⇒ ビル・マスグレイブ(前イーグルスのQBコーチ)
DC:ジェイソン・ターバー ⇒ ケン・ノートンJr(前シーホークスLBコーチ)

HCはデルリオさん。チームをまとめるのはうまいコーチだと思います。
なのでOCとDC次第ではないかな…。
特にOCですが、マスグレイブさんはパンサーズ時代・バイキングス時代ともOCとして酷評されてるのばかり見てきたのでうまくいく気があまりしないのですがw
イーグルスでチップ・ケリーHCのもと学んだことをどう形にしていくのかは楽しみです。
QBデレク・カーを活かすも殺すも彼次第になりそう。
DCはシーホークス時代よく試合中の映像でもピックアップされてたケン・ノートンさん。
シーホークスのキャロルHCイチオシのコーチの1人なので、DCとしてどこまで実力を発揮できるのか楽しみです。


※チーフスとチャージャーズはHC・OC・DC留任
チーフスのリードHC、チャージャーズのマッコイHCともある程度は勝てるチームにしてるのですがなんかもう一つ思うようにいっていないな、という印象もあります。
3年目ということで、理想のチームへどういうコマをそろえて挑むのかも含めて楽しみです。



AFC 南地区

ジャクソンビル・ジャガーズ
OC:ジェド・フィッシュ ⇒ グレッグ・オルセン(前レイダースのOC)

こういう言い方は失礼を承知の上ですが、弱いとこは弱いトコ同士でコーチの交換をしてるのかなというのが率直な感想です。
オルセンOCはレイダーズでQBカー中心の攻撃をある程度構築はしましたが、再建途上のチームを引き上げていけるほどの力があるのかは少々疑問です。
特に今季はガス・ブラッドリーHCにとって勝負の年で、勝率5割を切れば解任されてしまう可能性が高いと思われますのでオルセンOCと心中するような形になります。
いかにオフェンスがうまくいくのか、QBブレイク・ボートルズの成長を支えられるのか、見ものです。
ただディフェンスのほうもそんなにうまく言っているとは言えず、攻守ともまだまだ難がある中でどうやって勝てるチームにしていくのか、悩ましいとは思いますが頑張ってほしいです。


※コルツ・テキサンズ・タイタンズはHC・OC・DC留任
コルツは他チームへの流出阻止のために、ロブ・チュジンスキーさんをAssociate HCに任命しております。
日本語にすると副HCみたいな役職らしいですが、実質アシスタントHC兼オフェンスの補助コーチみたいな感じだと思われます。
来季あたりにはペップ・ハミルトン現OCが他チームのHCとして引き抜かれて、チュジンスキーさんがOCになるのではないかと予想されますね。
テキサンズは昨シーズンの継続。
QB問題さえ解決すれば一躍地区優勝候補です。
タイタンズは…
正直ケン・ウィゼンハントHC以下のコーチ陣では厳しいと思います。
アリゾナ時代からイマイチ選手の起用法がよくないというか、うまくないというか。
ドラフトでも上位を持っていますし、動向には注目ですが。。
ちなみにディフェンスのシニアアシスタントにディック・ルボーさんが就任しておられます。
守備はこれだけでも改善が楽しみになります!


AFC 北地区

ピッツバーグ・スティーラーズ
DC:ディック・ルボー ⇒ キース・バトラー(前スティーラーズのLBコーチ)
長年DCをつとめたレジェンドDC、ルボーさんが退任。
で、だいぶまえから後任者として内定されていたであろうキース・バトラーさんがDCに就任という既定路線の流れです。
世代交代がまだうまく出来ていないので、フレッシュなメンバーをどう育成してどう起用していくのか、手腕が問われます。

ボルティモア・レイブンズ
OC:ゲイリー・キュービアック ⇒ マーク・トレストマン(前ベアーズのHC)
レイブンズとしてはキュービアックさんが引き抜かれたのは痛すぎると思います。
ジョー・フラッコが返り咲くにはキュービアックさんの力なくしては厳しいと思うのですが…
しかも後任がパスハッピーなトレストマンOC。
もしベアーズ時代と同じようなオフェンスにしてしまったら、フラッコもカトラーのようになる…かも。
ある意味、そういう悲劇的な展開になるのかちゃんと学んでオフェンスを改築していくのか楽しみです(笑)

クリーブランド・ブラウンズ
OC:カイル・シャナハン ⇒ ジョン・
デフィリッポ(前レイダーズのQBコーチ)
こちらもカイル・シャナハンにやめられてしまったのはイタイ。
OCが毎年交代するチームとしてすっかり定着しちゃいました。
デフィリッポさんがどういう特徴をもった人なのかが全く分からないのでなんともいえませんが、ネタチームからの脱却にはオフェンスのレベルアップが必要でっせw

※ベンガルズはHC・OC・DC留任
おい!マービン・ルイスはまた続投かい!!
せっかく今年の「コーチ・マーケット」には有能な方々が多かったと思われるだけに、この決断は残念でなりません。
この際、「10年連続プレーオフ1試合目で負ける」みたいな記録のHCになってみてほしい←



NFC編はまた近日中にあげたいと思います!!

日本では、アメリカ最高峰のプロアメフトリーグ、NFLのドラフトの模様を描いた映画が絶賛公開中です!
主演は日本でも人気俳優のケビン・コスナー。
物語に登場するチームやシステム、施設、NFLのコミッショナー以下ちょい役で出てくる人たちはみんなノンフィクションの実在のもの。
ただ主軸となる人物たちは役者さんが演じているし、実在しない人物たちです。
ちょっと境界線が分かりにくいですが、それは是非これを機にNFLに興味を持ってもらって、詳しくなって頂ければ分かってくると思いますw



【STORY(公式HPから引用)】
アメリカン・フットボールのプロリーグ、NFLに所属するクリーブランド・ブラウンズのGM(ゼネラル・マネージャー)、サニー・ウィーバー・Jr.(ケビン・コスナー)は、今まさに人生の崖っぷちに立たされていた。
チームの運営と強化を一手に担う彼は、ここ2シーズンのふがいない成績に責任を感じ、3季目の今年こそは地元ファンの期待に応えたいと願っている。
そのためには12時間後に迫ったドラフト会議で、超大物ルーキーを獲得することが必要不可欠だった。
ところがライバル・チームのGMに苦しい事情を見透かされたサニーは、チームの未来を売り渡す無謀なトレード話に応じてしまい、オーナーの横やりや監督との対立にも心をかき乱されていく。
容赦ないプレッシャーの中で孤立し、キャリア最大の危機に見舞われたサニーは、ついに開幕の時を迎えたドラフトで誰を指名するのか。
サニーの人生のすべてを懸けた決断は、全米を揺るがす大波乱を呼び起こす・・・!

ドラフト・デイ 公式HP STORY↓
http://draft-movie.com/#p/slide8



ドラフト・デイ 公式HP↓
http://draft-movie.com/#p


NFLのドラフトというのは日本のプロ野球などとはまったく違うシステムでして、頭脳戦・情報戦が繰り広げられるところに面白さがあります。

≪NFL独特のドラフトのルール≫
① 前年度弱かったチームから順に選手を指名していける(つまり前年度弱かったチームほどいい選手をとれるから戦力均衡が保たれる)
※指名できるのは1チームのみで、独占的にその選手を獲得できる
② 指名権は、他チームとの交渉で選手や他の指名権も含めてトレードができる(例えば1巡目1位指名権とスター選手3人というトレードや、3年分の1巡目指名権と有能な選手がとれるその年の1位指名権とのトレードも可能)
③ 選手を指名する時間、トレードを検討&申し入れできる時間はわずか10分間

ドラフト・デイ 公式HP イントロダクション↓
http://draft-movie.com/#p/slide7

こういう面白い仕組みでドラフトも成り立ってて、それを分かりやすく面白く描いている映画なので是非劇場でご覧ください!

ただ、日本ではなかなか馴染みがないシステムだし、途中でごちゃごちゃにならないためにも少しだけ解説をしておこうと思います(=゚ω゚)ノ
(物語の本筋に関わるネタバレはないので、まだ見られていない方もご安心下さい)


まず主人公の
サニー・ウィーバー・Jr.(ケビン・コスナー)と指名前の調査について紹介しておきましょう!


彼はクリーブランド・ブラウンズというチームのGM(ジェネラルマネージャー)として登場します。
NFLのGMは主に選手やコーチの獲得・解雇、ドラフト指名の分析と決断がメインの業務。
チームによってはオーナーや球団社長・副社長、HC(ヘッドコーチ)が兼任するケースもあります。
ただ基本的にはGM職として独立しているケースが多いかな。
もちろんGM一人では全米中の指名候補の大学生たちを調査しきれないので、作中でもサニーから「調べろ!」「不安要素を探せ!」とゲキを飛ばされていたような人たち、スカウトチームの面々が1年中候補となる学生選手たちの調査を行っています。

特に指名候補になりそうな選手たちに関しては、選手としての能力を測るために試合のビデオを見たり、40ヤード走やベンチブレスなど身体的な能力を勘案するためのデータを集めたり、素行に問題はないか、チームの中で不和を起こしていないかなどあらゆるところまで徹底的に調べ上げます。
最終的な決断はGMやオーナーに一任されるところが多いですが、彼らスカウトチームの働きがなければ有効なドラフト指名ができないので陰の主役と言ってもいいかもしれません。

もちろんこれだけですべてが決まるのではなく、ドラフト本番(4月末~5月上旬の3日間に分けて開催:初日‐1巡指名/2日目‐2巡・3巡指名/3日目‐4巡~7巡ラストまで指名)までに様々な形で選手の能力や人格を見れる・見せれる機会があります。
例えば、2月に行われるスカウティングコンバイン
これは候補生たちのいわば「体力測定会」。
40ヤード走・ベンチブレス・垂直跳び・立ち幅跳び・3コーンドリル・シャトルランなどを行いそれぞれ記録を取られます。
これで評価を一気に上げる選手もいれば、有力候補だったのに下げてしまう選手も。
あとは手のサイズや身長・体重も記録されたような気がします。
とにかくここでは身体的な能力を洗いざらいみられる場になるということですね。
(もちろん試合になれば良くなる選手/悪くなる選手も多くいるので、コレだけでは測れませんが)

さらに指名候補者が多い各大学では、「プロ・デイ」と呼ばれるイベントが開催されます。
これは各チームのGMやスカウトチームなどを呼んで、大学が独自に体力測定や各ポジションの選手のアピールが行います。
特にパスのアピールなどは、やり慣れたQB(クォーターバック:パスの投げ手で攻撃の司令塔)とWR(ワイドレシーバー:パスの受け手)の間でパスプレーの展開が出来るのでより「良く」見せれるということもあります。
1巡目上位指名の候補者がいる大学ほど、NFL32チームの中から多くのGMやスカウトチームが訪れます!

そしてそして、大事なのが個人面談。
NFLの各チームがそれぞれ興味のある選手を呼んで、様々な質問をしてその受け答えや理解力からその人物がどういう意識を持っているのか、何か指名を確信づけるもの・指名したら危険だなと思わせるような問題点があるかないか、などを調べます。
チームによっては具体的に試合のシチュエーションを想像させて、どういうプレーをするか、などを尋ねたりもするようです。

これらを経て、あのドラフトの場面に移るわけですからこの間にも色んなドラマがあるということです!!
(正直映画の中ではどのチームも調査不足と言わざるを得ませんがww、あんまり深入りするとNFLを知らない人が見れなくなっちゃうのであれぐらいが適切かと思います。)


さて、ここまでがNFLドラフトの概要とGM職・スカウトチームの仕事の紹介。
映画の紹介というよりはドラフトについての軽い解説になりましたね(笑)
では、最後にちゃんと映画に出てくる有力な指名候補者3人を紹介しておきます!


最有力指名候補:QB ボー・キャラハン ⇒ オフェンスの選手


NFLでも活躍間違いなしと太鼓判を押されている、身体能力の高いQB。

作中では「アンドリュー・ラック以来の逸材」とも言われていますが、このアンドリュー・ラックという選手は2012ドラフトで実際にインディアナポリス・コルツというチームに1巡目1位指名された選手でして、10年に1人の超優秀なQBでまず指名して間違いはないというくらい最高の評判を得ていた選手。
入団以来この3年間連続でプレーオフまでチームを率いており、評判通りの大正解でした。
そんなラック以来の逸材との評判なわけですから、1位指名候補でも納得ですね。
しかしながら、このキャラハンという選手には人格的な問題が…?
QBというポジションはチームの司令塔にもなるので、人としての問題が無いかどうかというのも大きなポイント。
ただここまで人気が出ている選手だと、ファンも喜んで試合を見に来るので弱小チームにとってはチケットの売り上げとかそういう経営面でも助かる選手なのでオーナーは気に入りますよね(笑)
人気の指名候補者はそういうことも評価の対象になってるかも。
さて、各チームは彼をどう評価するのでしょうか!


有力指名候補:RB(ランニングバック:主にボールを持ってラン攻撃をする役割) レイ・ジェニングス ⇒オフェンスの選手


快速がウリのこの年1番のRBという評価。
ただこの人は大学時代にケンカで人を殴ったという騒動を起こしており、素行不良が心配されています。
あとケンカで殴っちゃうと手や腕を痛めるおそれもあるから、その辺も気にされているところ。
ブラウンズHC(ヘッドコーチ)のペンという人が彼の獲得を強く推していますが、それによりGMのサニーとの対立も。
ちなみに、このジェニングスという選手を演じているのは現役で実在のアメフト選手、エアリアン・フォスターという人。
ヒューストン・テキサンズ所属ですが、彼自身はドラフトで指名された経験がありません。
というのも、ドラフトで指名が漏れた選手の中で見込みがある選手は「ドラフト外入団」という形でチームに入れることもあるのですが、ほとんどは試合に出させてもらうこともなく解雇されてしまいます。
しかしフォスターはコーチや戦術との相性が良かったこともあり、いまや現役RBの中ではTop5に入る優秀な選手。
実際の彼は素行も問題ありません(笑)
さて、そんなフォスターですがレイ・ジェニングスとしてはちゃんとドラフトで指名してもらえるのでしょうか?


指名候補:LB(ラインバッカー:守備の二列目からパスラッシュやラン攻撃のストップなど、マルチに働く役割) ボンテ・マック ⇒ ディフェンスの選手


彼は1巡目の中旬までに指名されるかな?というくらいの評価のようですが、おそらくこの年のニーズとかの兼ね合いもあってLBというポジション自体がそれほど指名されそうにないのでしょう、あのチームから指名されなかったら2巡目3巡目に落ちてくる可能性もあるね、という専門家の評価のようです。
華があって集客面でもプラスになるオフェンスの選手ではなくディフェンスの選手であるということも、弱小チームが揃う上位指名では取られないかもっていう懸念材料になっているのでしょう。
ただ人物としては非常に素晴らしく、死去した姉の息子たちの世話をしたり祖母の移動の負担を考えてドラフト会場に行かなかったり、家族思いでプレーに打ち込む姿勢も良い様子。
サニーが1番好感を抱いている選手のようですが、保持している1巡目6位指名権で彼をチョイスするのでしょうか?


この3人の指名候補者をどうチョイスするのか、トレードや現在所属している選手との兼ね合い、そしてオーナーやHCの圧力の中でGMのサニーが誰を選ぶのか、この辺を見て頂ければ面白いです‼

もちろんドラフトがすべてではなく、1巡目上位で指名された選手がまったくの期待外れに終わったり、先ほど紹介したレイ・ジェニングスを演じているフォスターのようにドラフト外の選手が活躍するケースもあります。
これはコーチや戦術との兼ね合い、チャンスに恵まれるか恵まれないか、チームの状況など様々なものが関わってくるから。
しかしドラフトによってチームの明暗が分かれるのもまた事実。
いかにいい選手を取るか、どうやってとるか、リスクをしょってでもその選手を取りに行くのか、安全策を取るのか、など


最高の頭脳戦・情報戦が繰り広げられるのがNFL ドラフトです!!


この映画で興味を持っていただけることを期待しています。
また、当ブログではアメフトを知ってる人・知っていない人どなたでも映画の感想や質問もコメント欄にて受け付けていますので是非是非ご利用下さい(≧▽≦)!