27日発達凹凸サークル ありがとうございました。 | 発達障害専門雑誌「きらり。」編集長 朝倉美保の心のままに。

発達障害専門雑誌「きらり。」編集長 朝倉美保の心のままに。

24歳鬱病、34歳発達障害になった朝倉美保のブログ。株式会社みのりの森、代表取締役。「障がい者でもキラリと輝く人生を。」をコンセプトに季刊誌「きらり。」創刊。京都市円町にて「学び屋ろすい」運営。人間関係、発達障害専門のお悩み相談受付中。

本日はお忙しい中ご参加いただき
ありがとうございました。
鬱、発達障がいの心理カウンセラー、
朝倉ろすいです。

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本日は
ウィングル高槻さんのスペースをお借りし
「発達障がい当事者」の話をさせていただきました。

お子様連れの方もおられたり
スタッフの方も聞いてくださったりと、
予想していたより多くの方が聞いてくださって
ちょっと緊張しましたが
なんやかんやであっという間に時間が過ぎ
2時間程、話とディスカッションさせていただきました。


私も勉強させていただきました。
ありがとうございました。

また、このような機会を設けたいと
主宰のマリアさんとも話していました。


発達障がいのお子さんを持つお母様方が
足を運んでくださり
聞きに来られている姿をみるだけで、

「お子さんのことを、
  しっかりと考えられてる」
「すばらしい」

と思います。

当たり前のことかもしれませんが、
今の世の中、それをも放棄する親もいます。

だから、お会いした方々に言いたい。

「自信をもってください」

「お母さんが発達障がいを悪く思わず
  発達障がいをいい方向に考えられたら、
  それだけで子どもはちゃんと育ちます」

「見守られている安心感」
それだけで子どもは安心して生活できます。



お話しした通り、
発達障がいは治りません。

だから、
悲観したら死にたくなります。

どう明るく前向きに向かい合うか、
それに尽きると思います。

親も子どもも。


「どううまく工夫するか」
「いいところをどう伸ばすか」
「出来ないことをどうトレーニングするか」

発達障がいとのお付き合いは
シンプルに、それだけなんです。
私がしていることは。

何も複雑なことはしていません。




子どもへの告知の話も出ました。

親が子どもをコントロールして
トレーニングして工夫してあげられる年齢、
それをよく考えてみてくださいね。

私は、自分で「変だ」と気付いたときに
話すのがいいと思っています。

「自我」がちゃんと目覚めた時だからです。

自分で自分のことを受け止める準備を
し始めているからです。



「成人するまで告知はするな」
という精神科医がいると聞きました。

私からとったら、
「成人になってから聞いても
     悲観する人は悲観して
       自傷したり自殺したり
         人生を放棄するでしょう」


告知年齢は、
その子の成長によって異なると思います。

一生言わないで過ごす人もいるかもしれません。
それはそれでもいいかもしれない。

障がいの程度によっては
理解できないこともあるのですから。



私はただただ言いたい。

お母さん、
あなたが障がいを受け入れて
明るく楽しく生き生きとしている姿を
子どもたちに見せてあげてください。

それが
子どもにとっては
将来の夢や憧れになっていきます。



親の背中を見て成長している、
と感じる子どもたちが減りつつあります。

反対に
「あんな親にはなりたくない」
とよく聞きます。

だからでしょうか、
「夢や憧れ」が「ない」子どもが多い。

家庭教師をしながら
夢探し、人生の灯り探しをしています。




「変な子ども」で
「いじめられた」私を支えたもの。

それは、
悲しいかな「親」ではありませんでした。
虐待を受けて育った私には味方はいませんでした。


だから、
本やマンガに没頭して現実逃避したり
勉強に没頭して親から怒られない子どもに
なるしかありませんでした。

学校では必要最低限しか怖くて話せない子どもに育つしかなかった。
だから、さらにコミュニケーション能力は
発達しませんでした。



しかし、
今日来てくださった方々は違います。

子どもを心から思いやれるお母さんばかりです。

どんなにか、子どもは幸せでしょう。

障がいをもっていても、幸せだとおもいます。

お母さんたちが側にいる限り、
どんな障がいを待っていようとも
「笑顔」でいられる。

「お母さん、大好き」
それだけで、今は十分だと思うのです。



母親と私は、和解をしていますが
心底私は許せていません。

褒められたことも、
ハグされたことも、
頭をなでられたことも、
なにもいい思い出がないからです。

思い出すことは痛かったことばかり。


声に出して言ってみたい。
「お母さん、大好き」

でも、それは嘘の言葉なので
絶対に言えません。

「嫌いじゃないよ」
なら言えると思います。
それは真実だからです。


発達障がいの子は、バカ正直です。
私がかつてそうだったように。
ピュアで正義感が強く嘘がつけません。

逆に言えば「真っ白」なんです。

だから、常識を1から教えてあげるんです。
ルールだと教えられたことは守ろうと必死になります。


「知らないこと」を恐れないでください。

これから「知ってくれる」んです。

私もそうでした。
周りの子からたくさん教えてもらいました。



最後に、
いろんなタイプ、程度の障がいがある中で
判断に迷った時にしてほしいこと。


目をつぶって
これからやろうとしていることを
想像してみてください。


あなたの子どもは「笑顔」ですか?


それだけです。

シンプルに、それだけなんです。


マイナスのことを考え始めたら
止まりません。

それは鬱を10年以上患っているから
わかります。

だから、
できることをひとつひとつ丁寧に、
笑顔をみるためにするんです。


プラス思考になろう、楽観しよう、
とはちがいます。


「想いは伝わる」

あなたの笑顔をみたいから
一緒に歩んでいこうね

あなたの苦労も辛さも
一緒に感じて乗り越えていこうね

そうしているうちに
明るい扉がきっとあいてくれるから



わたしは、
鬱患者で発達障害です。

でも、
家庭教師の仕事をし
心理カウンセラーにもなれ
カウンセラーとしても働いています。


一般企業では、
どうしても人の裏の顔が読めなくて
ストレスまみれになって潰れてしまいましたが
1人で仕事するのは大丈夫です。


資格もたくさん持っています。
夢もまだまだあります。
人に必要とされる人になれています。


「あなただから出来るんだよ」
と、よく言われます。

それでも、
鬱で発達障害の人でも
こういう風になれる、ていう証明になった。


自閉スペクトラム症
ADHD

障がいばかりでも、
乗り越えて乗り越えて乗り越えて。

そしたら、
やりたいことができる人生を
歩むことができます。



子どもの将来を考えたら
とてつもなく焦ると思います。

でも、信じてあげてください。

お母さんの強い想いが、
お子さんを支え成長させてくれることを。



発達障がいは、
工夫とトレーニング次第です。

障がいを利用することもできます。


大丈夫。

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鬱・発達障がいの心理カウンセラー
朝倉ろすい

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