虹について。 | over the rainbow〜育児・白血病闘病記〜

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妊娠28週で 急性骨髄性白血病を宣告され
帝王切開で出産…抗がん剤治療をして、現在、移植がおわり退院にむけてカウントダウン??
30代の女性です。ヽ(^ω^)ノ





Facebookに虹のことを書いた。



↓↓↓


私にとって「虹」というワードは
長年、大切に想っているものです。




移植をするという事は
「虹の橋を渡る事」なのかなと考えています。


(虹の橋のむこうは天国とか、ペットロスの世界の事とは、違う意味ですのであしからず。死ぬ気はありません。)


雨が降ったり雲がかかって
不安な中でも、

雨上がりには
大きな虹の橋がかかって


ふつうにしてたら
見つけられない虹の橋の始まりを
見つける事ができた。(ドナーさん)


虹の橋は足元も不安定で
ときおり大きな風が吹くこともある。


でも、七色の光や鳥たち

先生や看護師さん、
家族や仲間に支えられて
歩いていく、虹の橋の上は
決して怖い暗い景色じゃない。


そして、
虹の橋のむこうに広がる世界を
ただ、楽しみにしていればいいのかなと。



虹の橋のむこうに着いたと
感じられるのは
何年先かわからないけれど


この
経験は
私にとってもう人生の一部であり

乗り越えるものではなく、
今はまだ虹のスタート地点で
長い旅だと思うようになりました。


今まで、

覚悟できた?
覚悟しなさいよ。


と言われるたびに
少しモヤモヤしていましたが


覚悟したり怖く思わなくていい
ただ、流れに身を任せて
楽しみにしていればいいのだと
思うようになって楽になりました。




言葉にしてみると
とてもポジティブで
実際こんなメルヘンな気持ちだけではないですが
それでも、こんな考え方ができたのも、
みなさんがかけて下さる言葉や
よせてくださる暖かいお心のおかげです。

本当にありがとうございます!

骨髄バンクの決まりで
移植日は公開してはいけない事になっているので
これでFacebookでの投稿はひかえ、
準無菌室に戻ってきてから、また経過をupしようと思います。

携帯はさわれるので
いつでも連絡下さい☆


優しいドナーさんが
かけてくれた大きな虹の橋
マイペースで進んできます!!

見守ってて下さい☆




↑↑↑




強がりでもなんでもなく
ほんとに思ってること

そう信じようとしてること

実際、移植を経験された方からしたら
生ぬるいことと思うかもしれませんが、

移植への怖さに対して
こんな考え方もあるんじゃないかなと。

移植とは違うけど
手術を控えてる小児の患者さんも、
こう思えれば、少しは気持ちが軽くなるかなとか。

そんなふうに思っています。


これと並行して怖い気持ちもある。
ただ、気持ちに蓋をしてるだけだから
考えるといつでも涙が溢れてくるよ


でもクヨクヨしてたってしかたない
逃げ場なんてないしね。
大きなチャンスをもらって
完治のチャンスを頂いたのだから。



ただ、こうFacebookに書いた事で
やっぱり少し悲しい気持ちにもなりました。


「虹のかけ橋を渡るなんてできない」
「正直あなたの現在の心の中はわかりません」
「でも、自分の手で虹の橋をいつでもかけられる事はできます」


ん?笑

ちゃんと読んで理解してくれてます?


死にゆくように感じたのかな…
捉え方の違いかしら…


とりあえず…




大丈夫。
神様も
ひどいようにはしない。



とりあえず、頭痛おさまって~