今までのおはなし
FIKA MARKET STORY ① エピローグ
FIKA MARKET STORY ② 転機

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https://youtu.be/Ol8PCYjsSqA


今日は三回目、
FIKA MARKET STORY ③ 出会い 

エコマムを協賛する企業になる。
そんなオモイでスタートしたGRACE CREAですが、大きな課題がありました。
企業の商品開発や、マーケティングをはじめとする、セールスプロモーションのお手伝いというお仕事をはじめたのはいいのですが、本当に女性(主婦)の意見を採用してお客様に寄り添った商品開発をしようという企業にはなかなか出会えず、相変わらずちょっとした思い付きで作ってしまった商品をただ単に売りたい。しかも、すぐに利益を出したい。
そんな会社が、ほんとうに多いという事に驚かされました。

私たちが、いいと思った商品やサービスしかママたちには紹介したくない。
ママたちと一緒に育っていきたいと思う企業さんとしかお付き合いをしない。
なぜならば、私たちはエコマムを協賛する会社なのだから・・・

そのころ、同じオモイを抱いていた仲間とおんなのホンネ研究所。L'eclat(レクラ)を立ち上げました。
それぞれが、フリーで活躍する、または、起業したばかりという小さな団体でしたが、男性社会である現在の経済社会に、少しでも多く女性の声を届けたいと思う、熱いキモチを持った仲間で、設立から3年たった今でも、毎月1回レクラ会というランチ交流会を続けています。

そのレクラがスタートしたばかりの時に、一人の女性起業家の方がご参加されました。
株式会社ANECCAの横山社長。(私たちは親しみを込めて、ゆっきーなと呼んでいます。)
アメリカ西海岸で日本製のナチュラルコスメdelico(デリコ)を販売されていたのですが、日本でも法人を設立し、これから販売をしていきたいというお話で、(delicoの開発秘話は、FIKA MARKET HPでご覧ください)ぜひモニターになっていただきたいと、洗顔フォームとローションをいただきました。

その時は、まずは使って感想をお伝えしよう・・・くらいの気持ちでしたが、数か月たって驚くことがありました。
仕事柄、化粧品やサプリメントなど、とにかくたくさんいただくことが多い私。 
ちょっと使って、分析して、しばらくすると新しい商品がやってくるので、お仕事にならなかった商品や、イマイチと思う商品は、実家の母にあげるか、身体に使うか、もしくは申し訳ないけれど廃棄処分というのが日常なのですが、気が付けば数か月もの間、delicoだけは使い続けていて、使い切ってしまったのです。

なぜなんだろう。

いろいろ振り返ってみると、ボトルがシンプルで、バスルームやリビングなどでインテリアを邪魔しなかったこと。ボトルの品質がいいので、長時間湿気の多いバスルームや洗面所に置いておいても、カビなどの汚れが付かなかったこと。 そしてなによりも、すべて食べ物でできているからか、使い続けることが心地よく、飽きることがなかったこと。 

振り返って気づいたdelicoの凄さ!!
思わず横山社長に興奮してお話しました。

私の感想をすごく喜んでくださった横山社長が、エコマムのママさんたちにご紹介してほしいのでと、安く卸してくださることになりました。
でもその時には、特定の商品をうちの会社が販売することには、とっても抵抗があって、スタッフや身近なお友達に分けるくらいしかできませんでしたが、全員が気に入ってくれて、それからというもの、スタッフの誕生日のお祝いには、delicoのセットをプレゼントすることにしています。

FIKA MARKET STORY ④ 模索つづく