ここ数日、いえ、かなりの間。
探求し続けて来たことがあります。
それは、本質について。
ものごとは全て多面的であって、ほんの一部だけでは判断しきれない。
にも関わらず、世の中にはどれだけ表面的な事柄が多いのだろうか?
もちろん、すべてを表現することは難しい。
でも、表面的な事柄だけで繰り広げられてる世界に、長いこと違和感を感じていた。
それは、人と人との繋がりにおいても、
起きる出来事の全てにおいても、
そして、私たちを取り巻く情報すべてが
本質が見えないものが多すぎる。
きっと、本質という存在に気がつかない
本質という存在を見ない人たちが圧倒的に多いからに違いなくて、うわべだけの世界の中だけに身を置いているからだろう。
本質とは、
すべての人の内に必ずあるもの。
すべての事柄にあるもの。
なのに、気がつかない理由
それはなぜ?という問いかけにはまだ答えが見つからない。
グローバル化のパラドックスとコトラーは著書『マーケティング3.0』に書いています。
世界が以前より遥かに近くになり、世界にベクトルが向かっていくことにより、反作用のエネルギーが自然と強まり、もっと小さな集合体、地域や個人の繋がりも強まっていくと言われています。
それは文化においては、
「グローバル化は、普遍的なグローバル文化を生み出す一方、同時にそれに対抗する力である伝統的文化を強化する」
とされていて、この文化は価値観ともいい、新しい世界のスタンダードになるもの。
この伝統的文化とは何か?
それは、精神を研ぎ澄ませて、自分自身の内面に深く問いかけ、八百万の神と対話をする、武士道、茶道や、芸術における生き方やその表現、そしてそれは仏教や禅などにつながるもの。
私は未来をひとより早く感じるのかもしれない。
そんな時代なのに、まだうわべだけの世界が繰り広げられていることに、違和感を感じていたのかもしれない。
そうであれば、私は何も心配することなく、自分の感性や未来のビジョンに向かって振り返らずに進むだけ。
未来のビジョンとは?
皆さんひとりひとりが感性を研ぎ澄まし、うちなる声に耳を傾けてはじめて見えるものであると私は思います。
人の声に振り回されず、自分の心に従う。
なかなか難しいことのようではあるけれど、実はとてもシンプルなんですよね!