こんにちは、アップコンディションの辻亮です。

BWJも終わり、再び日常業務に戻っています。

祭りの後の静けさでも言いましょうか?

イベント中は何やらアドレナリンの分泌が多く、ちょっと異常なテンションだったかなと振り返ると感じますねヽ(゚◇゚ )ノ

ともあれ、そこで得たものを現場でもすぐに活かしていくことが重要です。

ポイントは『行動力』です。

その時、『いい!』と感じたことはすぐに実行しなければ乗り遅れます。

また世の中の流れも昔と違って非常にスピーディーです。

リスク(コスト)との折り合いもあると思いますが、ローリスクならお客様、スタッフに喜ばれると判断できればすぐに行動してこそ、成功か失敗も分かってきます。

本日はそんな『行動力』から、私が大好きなドラえもんの『のび太』のび太からお話を展開します。

書店で表紙を見た瞬間買ってしまった『のび太という生き方』という本。

中身も確認しないままに本を衝動買いするのは滅多にないのですが、題名にやられましたヽ(゚◇゚ )ノ

やはり題名は本当に重要だと改めて感じました。

筆者はドラえもん界では有名な教授である横山先生。

徹底的にドラえもんを研究しくつくした結果から本書を執筆しているのが伺えました。

「のび太」という生きかた―頑張らない。無理しない。/横山 泰行


とても面白い。

ドラえもんを制覇している私にとっては事例もものすごくわかりやすい。

そのシーン、シーンを回想しながら時には涙さえも出る。

もちろん、ドラえもんをあまり知らない人でもいいのですが、知っているとさらに深みが出てきます。


ドラえもんはのび太に対して、一見甘やかしのようにも思われるが、のび太はいじめられても落ち込んだり、他人を批判したりせず、

・悔しい!

・見返してやる!

・羨ましい!

・どうにかして!

・欲しい!

・なにくそ~!

というように、実際改めて考えると自身が向上するような前向きな行動へとつながっているのです。

またドラえもんのひみつ道具からも一時は問題解決したようにも思えるが、実はその後道具からは根本的な解決にならないということで、

最後には自分で立ち上がって努力するという結末になることが多いのです。

少しづつ、少しづつではあるが、のび太は成長しているのです。

特に映画版(大長編)ではのび太は時にはリーダーシップを見せ、そして何よりも優しさをもって悪者でさえも会心させる力ももっているのです。

事例は本当に盛りだくさん。

皆さんの知っているメジャーな道具からも説明されているので誰でもわかり易くすぐに読むことができます。


何だかんだと言って、ジャイアンジャイアンもスネ夫スネ夫ものび太が大好きなのである。

しずかちゃんしずかちゃんと結婚する際にマリッジブルーになっている彼女にしずかちゃんの父はこう言いました。

『あの青年は人の幸せを願い、人の不幸を悲しむことのできる人だ。それがいちばん人間にとって大事なことなんだからね。』

この言葉でしずかちゃんは確信し、結婚式に臨んだのでした。

肩を張らずに、個性を活かした生き方で、成長するのび太。

のび太メソッドは現代社会に欠けているものを十二分に獲得することができ、『勝ち組』にもなる要素があるのです。

面白く、ためになる一冊。

題名のつけ方も絶妙。(わかりやすい)

内容もそうだが、表現の仕方までビジネス的に参考になるところは多いと感じましたドラえもん