前回の小さいお子さんは同時に色々な事が出来ないに関連した記事です。


たとえば跳び箱。


踏み込んで、飛べばいいじゃん。

飛べないのはブレーキかけてるか、踏み込みが足りないだけじゃん、と思っていましたが、低学年や、苦手な子はそれだけが問題ではないようです。


飛箱を飛ぶのに、やることが多い。先生がなんか色んな事言ってる。全部考えながら出来ないよ。

と生徒さんは思ってしまうのだそう。


走る→思いっきり踏み込む→手をつく→着地。


で、ある体育の先生は思いました。


跳び箱の手をつく位置に分かりやすくビニールテープを張ったそうです。


「ここに手をつくように飛んでごらん」


とだけ伝えたら、成功率が上がったそうです。


手を着くことだけを意識すると、だんだん、どれだけ踏み込めば良いか分かってくるようです。

ただし、跳び箱が怖いお子さんには効果はないかも知れませんが、余計なことを細かく言うより、シンプルに伝えることが、一歩前へ踏み出せるようです。


ピアノも同じだな、と実感したエピソードでした。




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