前回からの続きです。
6月8日(土)にフレンドのSさんと一緒にソニックビーム松戸店へ行ってきました。
その時の顛末は前回書きましたので、今回は実機対戦をして感じた事を詳細に書きます。
ただ、最初に一言言っておくと、オンラインバーチャとは全然違い、かなりの違和感がありました!
ソニックビーム松戸店の後にSさんと行ったのがここ、「かがやす」です。
関東を中心に50店舗近く展開する「加賀屋」で修業をしたご主人が開業したお店だそうです。
安くて美味しいと評判だったので行ってみました。
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ラグゼロにより先行入力のタイミングが違う!
オンラインバーチャではラグがあると当ブログでは何度もお伝えしてきたと思います。
そんなラグのあるオンライン対戦を、私の場合は6000試合以上もしています。
きっと当ブログをご覧になられる方々も何千試合もしているのではないでしょうか?
それだけ沢山対戦していると、私は勿論ですが、おそらく皆さんも、ラグに慣れてしまっていると思います。
そんな状態でいきなりラグゼロの環境でやると、先行入力のコマンド入力がズレて混乱するかも知れない。
そう思い、先日のブログ、オンラインバーチャのラグに慣れてしまったら・・・?
でも色々と書きましたが、実際現地で実機対戦してきた感想は、
先行入力のズレによる影響は私が想像していた以上に大きかった!
です。
具体的に何があったかと言うと、
・ ダブルジョイントを当てた後にサマーを当てようと思ってもサマーが出せない!
・ ダブルジョイントの後にPを当ててからサマーを出そうと思ってもPすら出ない!
・ じじいサイクロンをしようと思ったけど出来ない!
・ 立ち白虎出ない! 立ち猛虎すら余裕で出せない!
・ ジャックナイフ当ててダウン攻撃・・・ 出せない!!!
これ書くと「なんだそんな事も出来ないのか?」と思われると思いますけど、普段オンラインでは普通に出来ている事です。
とにかく、いつものタイミングで技を出そうとすると、入力が早すぎてことごとく失敗するのです。
90分間のフリープレイ中に色んなキャラを使いましたが、私の場合はサラ使いですので、サラでの対戦が一番多かったです。
でも、最後まで慣れませんでした。
ダブルジョイント後のコンボは致命的でした。
いつもの感覚でサマーを入力すると必ず失敗します。その為、意識的に入力を遅らせなければなりません。
ダブルジョイントの膝が相手に当たり、足が着地してからサマーを出さなければ失敗します。
オンライン対戦でそのタイミングでサマーを出したら、逆に絶対当たらないので、かなり戸惑いました。
サラやパイなどの軽量級を相手にダブルジョイントを当てた後にPを一発挟んでサマーする場合も同じです。
ちゃんと足が着地したのを見計らってPKGと入れないとPが出ません。
普段通りのタイミングで入れ込んでしまうと、ダブルジョイントを当てる、謎のKキャンセル発生、サマーが空を切る、なんて事が頻繁に発生しました。
Pの入力が早すぎる為に先行入力が受け付けてくれていない事が原因のようです。
舜のじじいサイクロン程度の事でも入力のタイミングが難しくなっています。
避けコマンドの入力が早すぎて受け付けてくれていません。
サイクロンするぞ!と思って入力した筈なのに、棒立ちしている爺さん。
リオンの避けも同様で、開幕や技を出した後に避けようと思っても、タイミングが掴めずに失敗しまくりました。
あと、自分でも笑ってしまったのが、ダウン攻撃失敗ですね。
例えばサラでジャックナイフを当てる、安定で小ダウン攻撃を入れる・・・ 出ない!
舜でミドルキックがカウンターで当たったから、旋風掃腿で追い打ちをしよう・・・ これも出ない!
大ダウンの場合はレバーを上にいれたままPを連打していれば良いので勝手は変わりませんが、小ダウン攻撃を入れるタイミングがとにかく難しかったです。
いつものタイミングでいつものように技を出すと失敗する。
入力を意識的に遅くすれば確かに出ますが、咄嗟の時の入力って、いつものタイミングでやってしまうんです。
思ったようにキャラを動かす事が出来ずに、かなりストレスが溜まりました!
まずは定番、モツ煮込み、350円。
シロモツがたっぷりで野菜が入っていないタイプです。個人的に野菜無しの方が好きなのでモツだらけ大好き!
中に豆腐が半丁入っていました。
味付けは白味噌で整えられていて、しっかりした味付け、お酒のお供には最適です。
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見切れなかった技が見切れるようになった!
でも、悪い事ばかりではありません。
ラグゼロになったお蔭で、今まで見切れずに食らいまくっていた技が簡単にガード出来ました!
その一つの例がラウの地掃腿。
あ、地掃腿だ! って、気付いてからガードして、余裕で間に合います。
ちょっと離れた間合いでしゃがみガードして待つ。
ラウがピクっと動いたのを見て「攻撃来た!」と判断し、レバーから手を放す。
でも途中で「あ、これ地掃腿じゃん!」と見切って、レバーを下に倒す。
普段オンラインだったら絶対に食らってしまう場面ですが、実機対戦ではガードがしっかり間に合いました!
地掃腿を見切って何度もガード出来た時は嬉しくなりました。
オンラインじゃ、「この人地掃腿出しまくるから警戒しなくちゃ!」と意識していても、地掃腿が見えてからではガード間に合わないんです。
それが、特別意識なんかしなくても、見てからで余裕で間に合う。
ちょっと感動しました。
他にも、爺の背旋肘(じじい鉄山)、ラウやパイの燕旋蹴(2K+G)なんかも見てからガードが出来ました。
勿論、発生が早い技や、発生が遅くてもモーション的に分かりづらい攻撃などは、見ても間に合わない技は沢山ありました。
でもオンラインには無いガードのしやすさでした。
写真左はレバ塩若焼き。若焼きだけど結構火が通っていました。
写真右は手前がタン塩、奥がカシラ塩。こちらはしっかり火が通っていました。
同じタイミングで注文したけど焼き加減に合わせて時間差で到着。
ちなみに、一串が非常に大きい! 2串単位での注文で、2串で200円です。
金額に対してボリュームがかなりあるのでコストパフォーマンスは良い!
ただ、独り飲みをする場合、すぐにお腹いっぱいになってしまいそうです。
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確定反撃が簡単に出来た!
例えば、色んなキャラクターが持っている膝の攻撃。
オンライン対戦ではガードしても反撃が間に合わない事が多々あるのですが、実機で対戦したら、これも余裕で全部返す事が出来ました。
特別膝を警戒してなくても、「あ、膝ガードした、じゃあコンボサマーで反撃するか」と、考えてからでも余裕で反撃が間に合います。
オンラインでは、膝が来るとかなり警戒していないと反撃出来ないので、入れやすさが段違いです。
これは膝に限らず、どんな技でも同じで、反撃が非常にやりやすかったです。
でも、サラ使いの私としては、喜んでばかりもいられません。
私でも簡単に反撃出来るようになったと言う事は、他の人もおそらく同じように簡単に反撃が出来るって事です。
オンラインバーチャになってからダブルジョイントをかなり多用しています。
正直、オンラインで対戦していて、ダブルジョイントをガードした後にきっちりと反撃してくる人って、少ないんです。
でも、ゲーセンだと、みんな簡単に反撃してくるでしょうね。
そう考えたら結構キツいです。
写真左はコブクロ、右はナンコツ、どちらもタレで頂きました。
やっぱりボリュームが大きい! コブクロの大きさ凄いです。これだけ大きいと歯ごたえも良くて美味いです。
ナンコツも顎が疲れるくらいに噛み応えバッチリでした。
タレは少し甘味が効いたサッパリタイプ、しつこくなくて食べやすかったです。
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下Pカウンターも取り放題!
オンラインバーチャだと、
相手の下Pがスカる! → すかさずこちらも下Pを撃つ! → 下Pが相手の肘に潰された、なじぇぇ!?
なんて事が多々ありました。
これもひとえにラグのせいです。
相手の下Pスカりを見て素早く下Pを入力しているつもりが、相手の肘よりも遅く出ているんでしょうね。
でも、実機でラグが無いお蔭で、そんな事もありません。
相手の下Pがスカったタイミングでこちらも下Pを合わせると、まず確実に下Pカウンターが取れました。
昔の私は下Pカウンターからのコンボサマーを決めまくっていましたので、これも少し嬉しかったです。
ついでに、相手の下Pスカりの話をすると、重量級を使って下Pスカりぶっこ抜き下段投げもかなりやりやすかったです。
下Pスカりでなくても、下段投げ自体かなりやりやすかった。
相手が目の前でしゃがんでいると見えた時に出せば下段投げが決まるんです!
相手がしゃがんでいたら下段投げが決まる。
これって当たり前の事に聞こえると思いますが、オンラインだとなかなかそうもいかないんです。
相手がしゃがんでいると思って下段投げを入力しても、ラグの影響で、入力が受け付けられた時は既に相手は何かしらの行動を取っているって事が多いですから・・・
折角松戸まで来たのだからハシゴしたいと我儘を言ってSさんに付き合ってもらいました。
2軒目は「酒処ひよし」です。こちらは吉田類の酒場放浪記でも登場したお店なので気になっていました。
店先に大きく「もつ煮」と書かれた旗があります。これは期待できるかも!?
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起き蹴りは何故か食らいまくった・・・
先日、自宅のPS3でオフラインモードで試した際、相手の起き上がり攻撃は9割ガード出来ました。
そのため、実機対戦では絶対にガードする自信があったのですが・・・
今回は何故か食らいまくりました・・・
何故だろう?
少しだけ感じたのは、画面に近すぎてよく見えていないとか、解像度が荒いから技が見えにくいとか・・・
でも地掃腿は見切ってガードが出来たので、それだけが原因でも無いような気がします。
後半は少しずつガード成功率上がってきたので、慣れてしまえば確実にガード出来るようになると思います。
あと、これは昔からの癖なんですけど、調子に乗ってしゃがみダッシュ連打とかしているとよくガード失敗します。
ラグが無いのでサラが小気味よく動いてくれるので、しゃがみダッシュしまくって遊んでいました。
それも原因の一つかもしれません・・・
私はビール、Sさんは清酒を注文。
清酒が小ぶりなヤカンで来ました。これは渋いっ!
ちなみに清酒は1合320円、ヤカンで2合からの提供だそうです。
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スティックに若干の違和感あり
これはオンラインのラグなどとは関係ありませんけど、やっぱり普段使い慣れているRAPと、ゲーセンのスティックだと、若干の違いありますね。
レバーもボタンも、RAPに比べると軽い印象をうけました。
あと、レバーの玉の部分が回らないので、後半少しだけ左手の玉が当たる部分が痛くなりました。
斜め入力も少しやりにくかったです。
座席とスティックの位置で角度が変わってくるので、対戦中に何度も座り位置を微修正しました。
私は普段自宅では膝の上にRAPを置いてやっているので、高さも少し気になりました。
勿論モツ煮込みを頼みました。野菜が入ってないモツオンリーなモツ煮込み。
シロモツだと思うけど、モツがとっても薄くて歯ごたえが凄く柔らかいです。今までにあまり無かった食感。
これはかなり気に入りました。美味しいです!
写真右はガツ刺し、ニンニク醤油が上に掛かっていてそれと一緒に頂きます。
コリコリとした食感がとても美味しい。
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画面の解像度と距離にも違和感あり
解像度はかなり荒く感じました。
当時はこれが当たり前だったのですが、自宅の液晶TVの高解像度に慣れてしまうと、ものすごく荒く感じました。
同じグラフィックな筈なんですけどね。
それが対戦にどう影響するかまでは分かりませんけど。
あと、画面が目の前にあり、距離がかなり近いです。
ちなみに私は普段はテレビ画面から2メートルくらい離れてやっています。
それが突然目の前に画面が来たものだから・・・ 今までは画面全体を見渡しながらやっていたのが、実機だと画面の中央一部分だけ見て対戦しているような気になりました。
そのため、体力ゲージに気づかず、気付いたら終わっていたなんて事が度々ありました。
ちなみにこれは松戸ソニックだけの話ですけど、1P側の画面が少し赤味がかっています。
2P側は綺麗な発色でした。
かなり年季が入った筐体だから仕方が無いと思いますけどね・・・
これも余談ですが、バーチャ3の筐体の画面が結構焼けていました。
いまどき珍しいクサヤです。一皿750円。
注文してしばらくすると店内がプーンと臭う。あぁ、クサヤ焼いているんだなと分かります。
出てきたクサヤは食べやすい大きさに分けられていました。
お味はクサヤです。匂いは強烈ですけど、食べると普通に干物の焼き物なんですよね。
途中から私も清酒に切り替え、クサヤをツマミにちびちび頂きました。
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と、言う事で、以上が私が感じた実機での感想です。
凄く面白かったですけど、かなり違和感があった事は事実です。
今回の実機確認で、私が改めて感じた事は、
オンラインバーチャは、読みで戦うゲーム。
アーケードバーチャは、反応で戦うゲーム。
と言う事です。
今度箱とPS3の交流戦を行いますが、オンラインバーチャにすっかり慣れてしまったので、実機対戦では普段の実力を出し切る自信が全くありません。
勿論、他の参加者の方達も条件は同じです。
でも、私がダブルジョイント後のコンボで苦戦するくらいなので、空中コンボを多用する人、特に影使いなんか、すごくやり難いのではないでしょうか?
もちろん、感じ方は人それぞれだと思います。
Sさんはラグが無くてとてもやりやすいと言っていました。
先行入力が早すぎて技が出ないとかもあまり無さそうでした。
適応能力の違い?
もしかしたら、私の液晶テレビが物凄く悪くて、他の人よりもラグが酷いとかあるのかも知れません。
オンラインでラグがあればあるほど、実機とのタイミングがズレるので、違和感が強くなる筈ですから・・・
遅延の無いテレビでやっていて、通信環境が良い箱の人だと、普段通りに動けるのかも知れませんね。
バーチャ2の為にテレビを買い替える・・・
嫁に相談しても絶対却下されるだろうなぁ~・・・
もつ焼き、壁に貼られたメニューにはシロ、レバ、ハツ、タン、ナンコツの中から好きなのを4本で290円と書かれていました。
とりあえずレバをお願いしたら、レバは無いとの事。
あらら・・・ じゃあナンコツをお願いしたら、ナンコツも無いとの事。ええぇ~?
じゃあテキトウに出してとお願いしたら、出てきました。
手前から、タン、ハツ、レバ、シロです。
あれ? レバあるじゃん・・・
タレで頂いたのですが、甘味控え目でサッパリと頂ける美味しい味。4本で290円はお安いのですが、一串の大きさも小ぶりでした。
でも、色々と違和感があった事は確かですけど、やっぱり実機は良いですね!
慣れてしまったとはいえ、ラグのあるオンラインバーチャはあくまでもオンラインバーチャ。
本来のバーチャはラグの無い実機バーチャですから。
23日のロケハンイベントには私も行く予定ですし、それ以外の機会でも是非通いたいですね。
もしご一緒して頂ける方がいましたらその時はよろしくお願いします。
行くまでは大変ですけど、90分500円は安いです!
ついで言うと、バーチャ3が凄く面白かった!
次回はバーチャ3も貸し切って対戦したいなぁ~
バーチャ3のオンライン対戦出来るようになる事を切に希望します!
と、言う事で、2回に分けてお届けした松戸の実機レポートですが、いつものことながら長い文章で失礼しました。