瞑るおおかみ黒き鴨 | 斉藤秀翼official blog Powered by Ameba

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時間が経ってしまいましたが。

9月1日~9月22日迄、
"瞑るおおかみ黒き鴨"ご来場いただき有難うございました。

観劇いただいた方々からも大変好評をいただき、有り難い限りです。
ボク自身としても、楽しく、アツく、とても充実した期間となりました。


玄さん。
玄さんの誠実で真っ直ぐで不器用なところが大好きで、そんな泥臭い背中が、最高に格好よかったです。役者としても男としても、本当に素敵な座長でした。あの斎藤と新八の幻の殺陣、、、いつか、、、いや、幻にしておきましょう。


荒木さん。
クールだけれど、とても優しく、ダメな後輩をどっしり受け止めてれる荒木さん。
今回の座組で、最初に一緒に帰ったのが荒木さんでした。あの時はまだちょっと怖かったですが笑 今は優しさ溢れる先輩です。
って荒木さんと写真全然撮ってないやんけ!


勝吾。
以前から知っている勝吾の存在は大きかった。とはいえ一緒に芝居をするのは初めて。
勝吾の芝居は本当に素敵で、袖で観ていてもビリビリと伝わってきて、同じ板の上にいると仇の間柄ながら惚れ惚れしてしまう魅力ある男。芝居以外の時間はいつもジャレてました。ご飯も一番多く行ったかなぁ。


友貴
二十歳とは思えないくらい落ち着いているけどその若いが故のエネルギーも感じるクールガイ。殺陣と楽屋を出て帰るスピードは圧巻。友貴の殺陣が傍にあったから、みんなの気合いも上がったし、ボク自身、沢山教えてもらいました。有難う、そしておめでとう。


大地
現場では愉快なムードメーカーで居ながらも、色々話したから気付くことのできた大地の真面目さ、貪欲さが素敵でした。不器用なのか器用なのかわからない、たぶん不器用。髭とキャラの濃さは唯一無二。
お互いを知るにつれ、最後に撃たれるシーン、日に日に良くなって行った気がするなぁ。


龍次郎
兎に角、真面目な男。まだまだこれから沢山の事を吸収して大きくなって行くであろうなとワクワクする。一緒のシーンのこと、いつも話したな。稽古場でもいつも同じ日だったから、すぐ仲良くなれた、可愛い弟です。介錯のシーンは、辛いから観たくなくて、けど目に焼き付けたくて、板の上では泣けない新八だから、いつも袖で涙を拭ってから出てました。


航ちゃん
同じシーンは無かったのだけれど、ふと気付くとえらく仲良くなってた。ハートがアツいから芝居もアツくて、なのに結構アホなとこあるからもう大好き。芝居の話も、どうでも良い話も沢山した。またはやく呑みに行きたい。


長友さん
長友さんは、約5年前から知っていて、家に遊びに行って一緒にゲームをしたりもしていた先輩。新八にとってのせごにぃと、ボクにとっての長友さんはホントに似ていました。
素敵なお芝居するからもう、こっちは袖で辛いんすよ!沢山可愛がってもらいました。これからも、ボクが長友さんと同じ130㎏になるまでお世話になるつもりです。



凌はね、もう仔犬!ボクのペット!こんな仲良くなるなんて。半次郎になった途端にキリッと鋭くギラッと光る目。格好いい男。凌になった途端、もう仔犬!ボクのペット!
毎回話したプロローグとシーン2のこと。凌とは何だか間が合う。一緒に芝居をしていても、楽屋でジャレていても、本当に楽しかった。


花純
明るくて、空気も読めて、たけどマイペースな部分も頑固な部分もちゃんとある、とても良くできた子。先輩っ、といって慕ってきてくれた事は素直に嬉しかった。そして本当に素敵なお芝居をする。戊辰戦争最後の、容保様という台詞には、いつも心を打たれました。二十歳になったら一緒に呑もうな。


洋二郎さん
いつも笑顔であたたかく見守ってくれる先輩。不安になるといつも相談させてもらいました。秀翼なら大丈夫だよ、と背中を押してもらったことは本当に感謝です。今回、板の上で一緒にお芝居できるシーンはなかったですが、容保様の、夢のような時間であった、と、かしこまりっは、決して忘れませぬ。


内海さん
ボクのような若輩者ですが、本当に可愛がっていただきました。ご飯にも連れついっていただきました。楽屋でもお話ししました。まさかあんなにも趣味が一緒だとは思いませんでした。ゴルフにスノボ、サバゲー、いつか必ずご一緒させてもらうと勝手に決めております。孤独な山縣に話し掛けてくれたのは秀翼だったよ、有難う、とのお言葉、恐縮な限りです。記念のお写真はボクの中に永久保存します。



賢也さん
スッと立つ姿勢、鋭い目とは裏腹に、とてもお茶目で優しく接してくださった賢也さん。賢也さんに呼ばれる秀翼はいつも嬉しかったです。賢也さんの立ち振舞い、お芝居、その大きな背中から沢山の事を勉強させていただきました。新八にとっての大久保さんはまさに、ボクにとっての賢也さんです。いつかまた一緒にお芝居をさせていただける機会に恵まれた時は、少しでも成長した姿を見せることができるように精進します。



そして毎公演、最高の汗を流しながら殺陣と転換に走り回ってくださったアンサンブルチーム。彼らの存在なしには、この物語は有り得ません。

諒太さんとのジャレ合い、
寛人さんとの睨み合い、
トルさんのダンス、
甲斐さんの照れ屋なところ、
ノブさんと呑んで語ったこと、
美音のニコニコして寄ってくるところ、
一希の純粋で謙虚なところ、
ジーマの激しいアクロバット、
どれも最高でした!

感謝でいっぱいです。


そして西田さん。
噂通りの天才であり、ちょっと意地悪であり、だけど絶対的に信じて良い人だと思える方。今回の脚本も演出も、圧倒されることばかりでした。西田さんの、格好いいことやろうぜ、は、簡単なようでとても深い。
いつか西田さんにドヤッてやりたい。けど多分、ニヤリとしながら自己満だなって言われる。けどいつか必ず、ドヤ顔でウッセー!って言いたい。。
本当にお世話になりました!



メイクさん、衣装さん、音響さん、照明さんをはじめとする、この舞台を裏で支えてくださった方々に、心からお礼をお伝えしたいです。
ボクらよりも早くから、ボクらよりも遅くまで、本当に大変な中、毎日ありがとうございました。沢山御迷惑をお掛けしたかと思いますが、皆様のお陰で板の上に立つことができました。


そして最後に。
ご来場、そして応援していただいた全ての方に、心より御礼を申し上げます。この作品を、そしてボクら一人一人を支えていただき、本当に有難うございました。少しでも、何か一つでも、お客様にこの作品での思い、座組の思いを届けられていたら幸いです。



夢、瞑らないまま、まほろばまで。




2016,10,6   SYUUSUKE