令和5年7-8月夏休み文楽特別公演の配役がでました! | さきじゅびより【文楽の太夫(声優)が文楽や歌舞伎、上方の事を解説します】by 豊竹咲寿太夫

 令和5年夏休み公演


7/22(土) - 8/13(日)

8/1は休演



主な配役


第1部

親子劇場

10:30開演


かみなり太鼓


西遊記

閻魔王宮より釜煮の段


三輪太夫

團七




孫悟空 簑二郎







第2部

妹背山婦女庭訓

13:30開演


井戸替の段


杉酒屋の段


道行恋苧環


呂勢太夫

清治

織太夫




鱶七使者の段


錣太夫

宗助


姫戻りの段


金殿の段


呂太夫

清介


入鹿誅伐の段



お三輪 勘十郎

橘姫 一輔

求馬実は淡海 玉助

鱶七実は金輪五郎 玉志





第3部

夏祭浪速鑑

18:30開演


住吉鳥居前の段


釣船三婦内の段


千歳太夫

富助


長町裏の段


義平次 藤太夫

団七 織太夫

燕三



団七九郎兵衛 玉男

義平次 和生

三婦 玉也





詳しい配役はこちら

国立文楽劇場ホームページ



私、咲寿太夫は

第2部「妹背山婦女庭訓」入鹿誅伐の段 橘姫

第3部「夏祭浪速鑑」釣船三婦内の段 アト


をつとめさせていただきます。



昨日千秋楽を迎えた妹背山婦女庭訓の後半、ここからは藤原淡海と橘姫、お三輪の物語にシフトします。

入鹿誅伐の段は、強大なラスボス蘇我入鹿を秘宝をふんだんに使ってメインキャラ全員で倒そう!というジャンプ顔負けのファンタジー要素強めな場面になります。


また、1人で舞台をつとめさせていただく、釣船三婦内の段では、切場から殺しの場面「泥場」に繋がる伏線回収と「転」にあたる重要な場面でございます。


少しずつお客さまの姿がコロナ前のように賑わいを取り戻しつつあり、この公演も沢山たくさんのお客さまにお越しいただければと思います。




皆さまのお越しをお待ちいたしております。




 





 

 

 

 



とよたけ・さきじゅだゆう:人形浄瑠璃文楽
 太夫
国立文楽劇場・国立劇場での隔月2週間から3週間の文楽
公演に主に出演。


その他、公演・イラスト(書籍掲載)・筆文字(書籍タイトルなど)・雑誌ゲスト・エッセイ連載など
オリジナルLINEスタンプ販売中

 

 

 


豊竹咲寿太夫
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