天ぷらカーの濾過装置の、追加装備。 | ~豚飼いと天ぷらカーと子育て~ 桜の山農場のブログ

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地域循環による豚飼い、無農薬有機農法による米作り、可能なエネルギーの自給、、を模索する日々のブログです。
生活の中で思い感じたこと、作ったものや息子の成長記録などを刻んでいけたらと思います。




天ぷら油の濾過のお話しです。



天ぷらカー生活3年と半年くらい。
最近ようやく気が付きました。

と、いうか 以前から思ってたんだけど、ついに実践に移せました。




と、言うのも。



濾過装置に入れる油は、入れる前の基本的な処理として キチンと時間をかけて不純物を沈めることと、その上澄み油を下に沈んだゴミと混ざらないようにして濾過装置に入れること。


当たり前なんだけど、意外と難しくてもどかしかったんです。
(特に汚い油を一時ストックドラム缶に入れた後、そこから汲み上げる際の、タイミングの判断とどの場所まで使ってよいかの判断がねー。 )


そうすることで、濾過装置自体のメンテナンスも大幅に手間がかからなくなるし、車に装着したフィルターが詰るような 最も嫌なトラブルをより、回避できます。




この200Lタンク、以前もらってきて どう使おうか迷いながら長期間 庭に放置されており、ちょっと邪魔者扱いまでされていました。

が、本日ようやく日の目を見ることとなり、、改造する運びとなりましたー。


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廃食油は、使用用途で様々な有機物が混ざっています。

天カスなどの大きなゴミは さほど問題にはなりません。

が、小麦粉などの細かい粒子は、場合によっては濾過装置を潜り抜けて 燃料フィルターを詰まらせたり、最悪エンジンの不具合などに繋がる可能性を持っています。



車まで行かないまでも、濾過装置を詰まらせるのは、目に見えないほどの細かい粒子たちです。


しかし、ものすごい細かい微粒子達もちゃんと重さがあるみたいで 時間と共に容器の底に沈みます。
すると、汚れている廃油も時間と共に透明になっていきます。
(この場合も、色は使われ方によって様々だけど、透明度は綺麗さに比例して 段違いに見てわかる。)


その、透明度を目視する為のホースを横に設置しました。



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そして、その上澄みの最上部から廃油を取るため、頂いてきたドラム缶ハンドポンプの下部にホースとフロートをつけ、うまく上部から吸えるように加工しました。





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透明ホース内部の油の様子を見ながら、油の透明度が確認できた時点でハンドポンプで抜いて、濾過装置に投入する算段です。




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毎日のルーティンワークの中で、いかにトラブルなく濾過作業もこなしていくか。

そんな努力と趣味と遊びの 一コマでございました!