車ネタ、3連チャンで興味のない方にはホントにスミマセン、スルーしてください。
本日は新しいボンゴのご紹介です。
だいたいどこの農家にも軽トラックがあり、農作業の全般で軽トラックは欠かせない存在として大活躍しています。
しかし我が家では、、
1.天ぷら油で走りたい。(なので、ディーゼル車!)
2.豚の出荷をしたい。(毎月3頭出荷、3頭で300~400kg 今後、5頭くらいまで増やしたい。)
3.堆肥やモミ殻を運搬したい。(そのため、なるべく大きな容量とダンプ機能)
4.不整地で急こう配があるため、4WDが必須。
以上の条件から1t車の4WDディーゼルが、軽トラの代わりとして欠かせない車両となっています。
先代のボンゴは本当に最高だったんですが、エンジンが逝ってしまったため、代わりのエンジンを探すも良い出物が無く、、日常で最も良く動く無くてはならない車なため、早急に同じような車を探すこととなりました。
しかしまあ、こちらも頭数がホントに少ない超希少車。
2t超えて、4WDでない車両ならば色々あるんだけどねー、ホントに毎度、難しいところが多い車に惚れています。
そしてやってきた16年前で7000kmしか走っていない荷台がなんとオールステンという、、中年のくせに超イケイケの石〇純一さんのようなボンゴ!
高かったダニ。
車両価格と車検とフル整備込みで110万円。
身の丈に合わんwww
しかしまあ、これじゃなきゃダメという強い思いで購入した車なので、高値なところも全部ひっくるめて大事に乗りましょう。
そう、思って購入しました。
そんな高値のイケメンボンゴですが、が、、がー、、、
こちらもワンオーナー、我が家で第2の人生を満喫してもらうため、さっそく我が家の色に染めましょう!
まずは、豚の出荷やもみ殻を運ぶために、取り外しが容易でお巡りさんに捕まらないようなアオリを付けれるようにします。
荷台にフックを溶接したアングルを固定して、四角い箱になるように新しいフレームを溶接します。
ステンレスも110万円なんのその!
バシバシ切ったり穴開けたり溶接したりしていきます。
その後、アオリを固定するための金物を溶接。
そしてアオリを装着さすんですが、先代からの引き継ぎのアオリは、なんと寸足らず!
それもそのはず、今回のボンゴは荷台が先代よりも長く、狭くなっておるのです。
だから、作ってたアオリも伸ばしたり縮めたりで時間かかりました。
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鉄は、切ったり張ったりが自由自在なので本当に便利だと思います。
でも、もともと作ってあったものを、違う規格に作り替えるのは骨が折れました。
そして、雨の日でも豚の餌が容易に運搬できるように、モミ殻運搬時にサッとシートが出せるように、シート置き場を頭の上、荷台と連結させて作りました。
最後に、もみ殻を運搬するために四角い箱を完成させます。
運転席の後面、フレーム作ってコンパネをはめ込めるようにします。
そしてコンパネを寸法に切って、そこに適当な金板当ててガラスをはめ込むのですが、、
ガラスをはめ込むためにコンパネを切り抜くラインをとろうと持ってきた、キッチンのステンレスの天板(水受け部分は加工場のキッチン制作時に流用)が、まさかのフレーム内にピッタリカンカン賞!!!
これは、、、
この天板はここに使われるために、豚小屋の片隅でずっと待っていたんだとものすごく感動しました。
一瞬で愛着が猛烈にわき、キッチンの天板はツバやらなんやらをひたすらハンマーで叩きまくられて伸ばされ、荷台の壁へと華麗なる変身を遂げたのでありました。
ガラスコレクションで、ちょうど良いスモーク強化ガラスをチョイス。
運転席からの背後の視界もメチャクチャ良好です♪
追加装備の堆肥を散布機に上手にダンプする小物や、出荷時に使う「ヨメイラズ」も、新しい規格に合わせて作り変えていってます。
結構な手間と時間がかかりますが、楽しい作業です。
あ、ちなみにこれらの作業は全て、天ぷら油で動いてる溶接機で行われています!
そして、おおかた完成したボンゴさん!
これからの桜の山農場をのせて、元気に長生きしてください。
後日、天ぷらカーへの仕様変更も行いますが、それはもう少し先になりそうです。
P.S.ボ天ぷらカー改造のためにボンゴの写真を欲しいという連絡がありましたので、少々の写真を引っ付けと来ます。
ダンプユニットが入るせいで、通常の荷台よりも30~40cmくらい高くなっています。
その辺、スペースの取れ幅は上下には変わってくると思います。
エンジンルームや、、細かいところの写真のご要望があれば、お気軽に♪