枝垂れ桜がよい頃合です。
そんな中、2年前に仕込んだ醤油の絞りを行なうこととなりました。
これが蓋を開けたところ。
僕は、米や麦や大豆を作るところまでで、そこから先の麹を作ったり醤油を作ったりのとこは、ほとんどノータッチなので良く知らないのですが。。
夏場にしっかり水分を飛ばして、こういう状態になるんだそうです。
なんせ2年たとるけえねー。
あ、ちなみに1年生のはまた、雰囲気違いました。
そこに、これから絞るために仕込んだ時よりちょいとシャバくなるぐらいのつもりで、お湯を投入します。
とんだ水分を戻してやるとう解釈でよろしいのかな。
↑これだとちょい濃かったです。
味見ながらこのあと、もう少しお湯を足して。。
ついに、、、その時を迎えました!!
うわ! 出ましたでーーー。
マジ、感激。
そしてペロリっ。
げげげげーーー、 マジ、感動。。
この瞬間、あれだけ邪魔者扱いされてたデカい、醤油樽に対する夫婦の想いが180℃変わりました。
あ、多少、嫁さんとワシ比べたら、醤油への愛情の差はあったでしょうが(笑)
もう、うま味成分のオンパレード、アミノ酸の衝撃的なハーモニー!
ホンマに家で作れるんや、醤油が!!
という感動パンチで、いままで何の期待も愛情も興味もなかったゆえにその衝撃は大きく、、一発で惚れてまうやないかー。
いやいや、手前どものみ、、醤油は、ゆっちゃなんやけどホンマ美味いですよ(笑)
(あ、ちょっと絞り袋の雑味が隠し味)
お友達先生の醤油、コープの醤油、ウチの醤油、味比べ。
こんなに真剣に醤油の味みたことなったですが、じつに面白い!
甘かったり、うま味が濃厚だったり、風味があったり、サッパリしてたり、塩気もお湯の入れ加減で色々変わるんですね。
なるほど、これが醤油絞りか。。
とても面白い世界を知りました。
そんな絞ってる最中に、お届け物が。
先日、製粉と製麺に出してた我が家の麦たちが帰ってきたのでした。
なんという偶然。
ミナミノカオリという強力粉です。
我が家にある製粉機で粉は挽けるんですが、ずいぶん気を付けても完全にフスマを取り除くことは難しく、その粉で焼いてもなかなかパンは膨らみません。
味はメチャ良いけど、用途が限られてたので、パン用の小麦は購入していましたが!
これからはパンも自家製小麦のパンが食べれます。
さらば、北海道産小麦粉よ、でも入れ物は重宝してリユース。
そして、麺。
夏場のランチは、これで決まりですね!
これは販売も可です。
ご入用の方はご連絡ください。
自給用の麦と大豆は、お金の物差しで測れない素晴らしいものを我が家の食卓にもたらしてくれました。
これが、豊かさか、、。
そう、実感しあえた本日でした。
来週、また醤油仕込むための色々が始まるそうです。
今年は、ちょっと手伝っちゃろうかな(笑)