お姉さんが妹の面倒をよく見てくれて助かります。
ドカちゃんは色々分かる歳になりまして、楽しく遊んでくれるお姉さんのことが大好きです。
歳の離れた姉妹で楽しく遊んでる姿はとても微笑ましいです。
さて、以前から6portの切り替わりが調子悪いことが多く、
「ヴィイイイーーーン」
と、切り替わりたくても替われない音がしてました。
ウチのハイエースの6portはバッテリーの横におります。
しばらくはスイッチをカチカチやってたら切り替わってたんですが、昨日の外出時にいよいよダメになったっぽく、本日よいタイミングで雨だったので6portのオーバーホールにとりかかることができました。
車のボディーから6portを外し、繋がってる6本の燃料ホースを取り外して作業場へ持ってきまして。
万力で固定して四ヶ所のカシメをドリルで揉んでいきます。
一ヶ所、ドリルが当てにくい場所はグラインダーでカット。
あとは爪でとまってるだけなので簡単にパカッと割れました。
こんな様子です。
6portの仕組み、なるほどなと。
モーターが正転、逆転して真ん中の金色のネジを回転させ、シリンダーを上下させることで切り替えてました。
⤴︎これはネジが縮んでるところ。
上下幅は3〜4mmくらいかな、微々たるものですが、切り替わるときのあのなんとも言えない「ウィィンッ」って音はこのネジを回してる音でした。
ミニ四駆に付いてるよりちょっと大きいくらいのモーターの回転を伝える部分が下の四角い黒いやつです。 おへその所にモーターの軸が入ってあの四角い弁当箱を回してネジを上下させます。
この弁当箱は過負荷がかかると力を逃がすための装置です。
異物などが切り替え経路に入って動かない場合とかに、モーターを守るために弁当箱の中に入ってるバネがシナって力を逃がす仕組みです。
この力を逃がす部分が働いててヴィーンって音が鳴ってて、結果回しすぎて完全にナメてました。
これは部品取りが必要だとなりまして。
昔使ってた6portを引っ張り出してきました。
捨ててなくてよかった!
以下、同じように4本のネジを切って割ってみましたら。
こっちが今まで使ってた6portの腰下のモーター部分。
こちらが以前使用してた6portの腰下。
開けてみて納得、ダイオードっての? がハンダ付けが甘くて1つもげてました。
つまり、今回使用してたのは切り替わりラインに異物が詰まったのか切り替わりが渋くなり、結果モーター保護部の働きでプラスチックがナメたという症状で腰上がダメに、以前のは腰下の電気系統の不具合でした。
と言うわけでニコイチにして、修理することにしました。
で、さっきの⤴︎の写真と同じだけど(笑)
ニコイチで修理完了。
仕組みと原因を解明するまでで、修理は大方終了ですね。
この後、車に繋いで動作確認して作動をチェックした後、ホースを繋いで無事に天ぷらカー復活しました。
一安心^_^
今までブラックボックスだった6portが修理でき、とっても嬉しいです。
その後で、基盤を引っ張り出すことに成功し、ハンダ付けしなおしました。
真ん中のダイオードが外れてたやつです。
動作確認はできてないけど、ちゃんと動けば腰下は1個余裕ができました。
6portは輸入品なので細かい部品の調達ができないのが残念なところですが、今回こうして修理可能である事が実証できて良かったです。
お不動さんがもう一個あるので、あと1〜2回は不具合に対処できそうです。(また時間あるときに腰上もバラしてみたいしね。)
もうしばらく今のシステムで走らせれる見通しがつき、ホッとしました。
6port修理の情報提供、本庄さんありがとうございました!