ゆる体操に出会うまでの私は、アロマセラピーや、ボディワークの施術をしながら、身体ではわかっているけど、コトバではうまく説明できない施術の限界や、常に感じる自分自身の疲労感、痛みやこわばりにも悩まされていました。

自分が感じる疲労感や痛みなどは、施術家は多かれ少なかれ感じる職業病みたいなものです。なので、仕方ないかな?と思い、自らもせっせとマッサージなどに通っていたのです。でも、そんな限界を感じながらの仕事では、いくら天職だと思っても、いつまで続けられるのだろう…と、心の奥底でくすぶるものもありました。


そんな状態だったので、あれこれ“よさそう[emoji:i-197]”と思う本を読み漁ったりしてる中で、偶然、平積みしている本の中に『ゆる体操』の本を見つけたのです[emoji:i-199]

とはいえ、それまでピンとくるものに出会っていなかった私は、それほど期待して買ったわけではなかったのです。たくさん買ううちの一冊に過ぎなかったのです。

が、その、うすい期待は大きくくつがえされました[emoji:i-199][emoji:i-199]

良い、裏切り[emoji:i-198]ですね[emoji:i-229]

そこから、『ゆる体操』にはまっていくのですが、“よさ”はわかるものの、ぐうたらな私は本を読んでやった気になったり[emoji:i-229]今日は忙しかったから、今日は疲れすぎたからと、自分に言い訳をしてはサボる毎日が長く続いたと思います。

本格的に始めたというのは…もしかしたら、まだなのかもしれません。が、まずはぐうたらから、少し抜け出したのは、ここ2年くらいでしょうか?

そして、ゆる体操を広める活動を始めるようになってからは、さすがに少しでもお手本になるようにしなくては[emoji:i-199]と、ぐうたら者なりに、責任感も出てきて、トレーニングにも精を出したり、細かなところに気を付けてみたりしているところです。



ですが、先にも書いたように、ゆるめても、ゆるめても固まる原因を作るような仕事のために、ゆるまるよりも、固まるスピードの方が圧倒的に早いのです。

あっちも固い、こっちも固い。ゆるめていくうちにゴリゴリ、バリバリと筋肉と骨がはがれていくのがわかる時があります。自分で思っている以上に固まっているのです[emoji:i-282]

こんな身体で、ほんまにゆるむんやろうか…?と思うことも多いですが、ゆる体操を始めてすぐの頃の、うれしい身体の動きの変化や、少なくともゆる体操をやっている限り、仕事ができなくなる日がくるのでは?という不安は持たなくなった気持ちの変化、また、トレーニングを積めば積むほど深まる身体への理解と、無限の可能性を信じて少しずつ進歩していきたいと思います[emoji:i-228]