前記事の話だけを読むと、下田というのは、どんなにいい人で人徳があるんやろう
と思えてしまいそうです
私が読者ならまっちがいなくそう思います。ほんで、どんだけ自慢したいねん
と
だけど、私はそんないい人でも立派な人間でもないんです。
今の仕事にめぐり合うまでは、
ぐうたらで、できるだけラクしたい
仕事はとりあえずこなす、
とりあえず、座ってればお金もらえるから、なんとか座っとく
というどうしようもない勤め人でした。
口癖は
なんかおもしろいことない
と、自分からなにかをするでもなく、与えてもらえるのをただ待っているだけ
とまぁ、トンデモな人間だったのです
その後も体調を崩して、精神的にもまいっていた時には超ネガティブオーラ全開で、すぐ切れる わ、友だちもなにもいらんわ
と半引きこもりの様な状態で、女ジャックナイフです（そんなカッコいいもんか ） おぉ、ジュニアさんとおんなじＪやんか、私。これからは過去の自分を女ジャックナイフと呼ぼう
そんな、“さわるものみな傷つけた～
” ジャックナイフ
的な私が、なんで、周りの人にかわいがられるようになったか それはひとえに、今の仕事をはじめて、出会ったお客様おひとりおひとりのおかげでございます
また、優等生ぶった答え～
と言われそうですが、本当に
のようなトンデモな人間だった私で、その頃はまだ技術もつたない私を受け入れて、かわいがって、施術が終わると『ありがとう』と言って下さった奇特なたくさんのお客さまの大きな愛情で、さすがの私も少しずつ心を入れ替えることができていったのです。お客さまの愛情を感じずにはいられないくらい感じると、それに報いたい気持ちや、責任感やそしてなにより、感謝
の気持ちがわいてきました。これが一番大きかったと思います。以前の私には、他人に感謝するという気持ちが一番足りなかったように思います。人間の性格は変えることができるのか
以前も友達と話したことがありました。その時の私はうまく説明できることができなかったのですが、今ならできます
性格を変えることはできるとも、できないとも言えます。
かたくなに自分の性格（イヤな面も含めて）を変えたくない
変わらない と思ってる人は変わらないでしょうし、もっといい人間になりたい こんな風になりたい と思えば変われる、というのが実際のところだと思います。どんなにイヤな奴だと思われようが、どれほどひどい奴でも、構わない
と思っていれば変わりようがないし、申し分がないほどいい人でも、もっといい人間になりたい もっと、○○ができるようになりたい と強く望めばそうなるのだと思います。私は以前も今も、いい人でも立派な人でもないけれど、幸せ者にはなりたいし、幸せ者になるんだ
と決めたので、まわりの人も以前よりずっとやさしくしてくれているように思います。そしてなにより、感謝の気持ちを持つようになったことが幸せになる第一歩だったような気がします。幸せになることは、誰にでもできてとっても簡単なことだったのです