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アロマセラピーサロンと言いながら、アロマのことをほとんど取り上げてないので、今日は突然ですが、先日頂いたご質問の答えを書きたいと思います。


? お家でアロマバスお風呂 をする時、お湯の中にエッセンシャルオイルを入れてつかるとお肌がピリピリするのですが、なんでですか という質問でした。

まず、アロマバスお風呂 とは、お風呂の中にエッセンシャルオイルを入れて香りを楽しんだり、精油成分の効果を期待したりします。

足浴、手浴、座浴、半身浴、全身浴などがあります。

それでは、なぜピリピリしたのか

バスタブの中に直接エッセンシャルオイルを数滴落としてかき混ぜただけで入浴されたのだと思います。
エッセンシャルオイルは油分なので、お湯の中ではいくらかき混ぜても浮きます。なので、湯船の表面にオイルの薄い膜ができた状態の中に人が入ると、その人をオイルの薄い膜で包むようになってしまいます。この時、刺激の強めの柑橘系のオイルを使っているとピリピリしたりします。
また、今の時期ですと乾燥などでご自身のお肌がデリケートに傾いていると、刺激のないオイルであってもピリピリしてしまう可能性があると思います。

足浴、手浴などは洗面器かたらい、洗面ボールにお湯を張って足や手をひたすもので、お湯の量も精油の量も少ないので、お湯に直接精油を落として手足をつけても比較的安心です。また、手足は比較的刺激に対しても強いところなので、あまり問題がないと思います。

ただし、座浴~全身浴に関しては、

1.精油が体に接する面積が大きいこと
2.デリケートな部分も触れること
3.お湯の量が多い分、精油も多くなること

などから、精油を直接お湯に落としただけではピリピリするかもしれませんので、基材と呼ばれる精油の濃度を薄めたり、水になじみやすくするものに精油を混ぜてからお湯の中に入れるとピリピリ感を感じにくくなります。

基材には、

塩・重曹・はちみつ・ミルク・オートミール・キャリアオイルなどがあります。
どれも、基材としてだけでなく、お肌をすべすべにしたり引き締めたりする効果も持っています。
上記の基材にお好みのエッセンシャルオイルを入れ、よくかき混ぜてからお風呂に入れるといいと思います。
もし、それでもピリピリする場合は、作ってすぐのものでなく、作り置きしておいたものを入れるといいと思います。時間を置くと、エッセンシャルオイルと基材がよりなじんで、まろやかになります。

ということで、基材の詳しい説明やレシピはまたこの次に…aya