ちょっと暑くなって来たと思ったら、また冬に逆戻りを繰り返していた今年の春。
これでやっと本格的に夏に向かいだしたかと思ったら、今日はまた肌寒い日になった大阪でした 

いつまでも冬物を片付けきれない今年の春~初夏ですが、さすがにもう本格的な寒さにはならなさそうなので、そろそろ冬毛から夏毛に切り替える時期かと思っています。

“夏毛”だ“冬毛”だって、私は動物じゃないんだから  

というお声が聞こえてきそうですえ゛! 

厳密にいうと、人間も動物なので季節によって多少は体毛の増減があるでしょうが、動物みたいに“夏毛”や“冬毛”があって大きく生え変わりするようなことはありません。でも、動物が“夏毛”になって暑さに耐えられる毛皮に着替えるように人間もそろそろ夏バージョンの身体に切り替える時期のような気がします。

6月になると“衣替え”もありますが、そういう外側からの着る物の変化だけでなく、自分の身体を“夏仕様”にするんです。
ってどーすんのん 

ひと言で言うと、『汗をかきやすい身体』にすることです。

冬の間は、特別に毎日身体を使うお仕事か日常的にスポーツをしてない限り寒さで汗をかく量が減っています。
超がつくほど汗かき の私でさえ、夏に比べれば冬の汗はかわいいもんですニコ なので、汗腺がちょっと鈍っています。

しっかりたっぷり汗をかいて、これから汗をかく季節になったんだよ~と身体に知らせてあげる必要があります

そんなの知らせてあげなくても、気温が上がってくれば自然と汗もかくわよ とも思われるでしょうが、普段汗をかくことをしていない人が急に大汗をかくことは難しいです。汗をかきにくい人だと、汗をかくことの難しさってよくわかっていただけると思うのですが、ほんとうに放っておいても汗なんて出てくるわってもんじゃないんです。また、高齢になれば暑さ寒さの感覚も鈍ってくるので、暑さを感じにくくなり、汗もかきにくくなります。

だから、一度しっかり汗をかいて、汗をかくシーズンが来たんだよと身体に教えてあげるのがいいと思います。
そうすることで、これからの本格的な夏の暑さにも耐えられる身体になるのです。

方法としては、運動でたっぷり汗をかくのが一番でしょうが、それが難しかったらお風呂でも構いません。サウナとかもいいかもしれません。
とにかく、汗をたくさんかいて、汗が出る体質を作るのです。1回の運動、1回のお風呂ではだめでしょうが、少し続けることで汗が出やすくなり、夏本番になった時もきちんと体温調節ができるようになります。

きちんと体温調節できることは、熱中症の予防にもなります。

最近は、温暖化のせいで毎年猛暑になってるからとか、高齢者は汗をかきにくいからとか、熱中症になる原因はいろいろ言われます。それも一理あると思いますが、適度に水分を摂って、しっかり汗をかいていれば防げる熱中症も多いと思います。
ご高齢の方は多少仕方のないところもあると差し引いても、それ以外の人の熱中症は、便利な世の中になったせいで動かなくてもなんでもできるようになったために人間が汗をかく機会が減ったせいでもあると思うのです。

なので、今一度汗をかく体質を手に入れて、暑さに対抗してはいかがでしょうか 


注:上記に書いていること、そしていままで、これからも書いていくちょっと『からだにいいこと』は基本的に健康な方を対象にしています。ご高齢の方、持病をお持ちの方、健康に不安のある方は主治医とご相談の上お試しください。
自己判断で体調を崩された場合の責任は負いかねますので、ご了承ください。

なお、ブライトライトのお客さまへの健康指導はこれまで通り、個別でお受けしておりますにっこり