3月初日はしっかりと雨の降る少し寒い一日でしたが、昨日から奈良の東大寺ではお水取りが始まっています。
このブログを書くにあたり、ちょっと調べたのですが…
お水取りは天下泰平、五穀豊穣を願って奈良時代からなんと1264年も続いている行事なのだとか
すごい歴史です
この、はるか昔からの歴史や、なんのための行事かよりも、関西の人にとって馴染みなのは、練行衆(れんぎょうしゅう)と呼ばれる僧侶たちが大松明を持って東大寺二月堂・本堂に入り深夜まで祈りを捧げるのですが、その大松明から降り落ちる火の粉が無病息災をもたらすと言われ、たくさんの参拝者が訪れる様子は毎年の様にニュースになります。
そして、関西ではお水取りが終わるまでは、それまでいくら暖かい日があっても本当の春は来ないと言われています。
今年の冬は寒い日は凍えるほど寒く、一変暖かい日には春のような穏やかなポカポカ陽気だったので、寒かったのか暖かかったのかよくわからない冬でしたが、この冬も間も無く終わり、春がやって来ます。
待ち遠しいような、あっという間のような…
ちなみに、なんで『お水取り』というかというと練行衆がお堂でお祈りの合間に二月堂下の若狭井(わかさい)に水を汲みに行くので『お水取り』と呼ばれるのだそうです。
そして、このお水は『香水』と呼ばれ十二面観音に供えられるのです。
今日は晴れて暖かくなりそうなので、気持ちよくお出かけください
でも、花粉症の人はしっかりマスクやメガネでガードしてお出かけくださいねぇ