私がアロマセラピストであるということで、初対面の方との話の取っ掛かりとなるのでしょうが、“アロマ”の話になることが多いのですが、先日は会う人ごとに

妊娠中はアロマ使えないって聞いたから…

と言われました。

アロマセラピーはとっても女性の味方になってくれるものなのに、そのアロマセラピーを女性の、特に妊娠中というデリケートで大事な時に使えないなんて思い込まれているのはとても残念で、まだまだ偏った情報が流れているんだなぁと思いましたしょんぼり~~~ん

厳密にいうと、アロマトリートメントのように全身をアロマオイルでお手入れする施術で妊娠初期~中期までには使えないオイルというのは存在します。

クラリセージ、ジュニパー、ラベンダー、ローズなどなど…

これらのオイルは通経作用と言って、“生理”を起こさせる作用をします。なので妊娠初期など、まだ赤ちゃんが生まれてはいけない時に使うと流産につながる可能性があります。となっています。

だけど、これらの香りをちょっと嗅ぐだけで流産してしまうかというと、そんなことはありません。

もちろん、モノには限度がありますが、普通にいい香りと思えるくらいをお部屋に香らせる、フットバスやハンドバスに1滴落として使うくらいで流産してしまうなどという極端なことは起こりません。


妊娠中は体型から精神状態、嗜好といろんなものがコロコロ変わる時期でもあります。そのことに妊婦さん自身がついていけなかったりして不安定になりやすい時期もあります。

そんな時にうまくアロマを使って乗り切っていただければ、楽しいマタニティライフを送れるんじゃないかなと思っています。

そして、心配な方はきちんとしたアロマセラピーの知識を持ったアロマセラピストの方にご相談されるのがいいと思います。いまは、ショップなどでもしっかりとしたセラピストさんがいらっしゃいますので、便利ですよ