ダウン症と自閉症のお勉強会

ダウン症のモチャが生まれてからというもの、私の障害者に関する知識のなさにガックリする場面が多々あります。

近い親戚にはいないし、これまで通ってきた学校にもいなかった？？？←気づいてないだけ？

まずはモチャがそうだからダウン症のこともお勉強していますが、モチャが将来お友達になったり一緒に活動していく中で触れ合うことになるだろうダウン症以外の障害者の方々のことももっと知りたい

考えてみると、学校では道徳の時間とかあったときに、”障害者とは？”とか”障害がある人との関わり方は？”とかを学んだことは無かったし、社会科見学のときに、施設を訪問するとか無かったし。

今となっては、私の嫌いな歴史の時間を割いてでも

、もっと福祉関係のことを学校で学ぶ機会があっても良かったのではないか？と思う。

前置きは長くなりましたが、というわけで、４０過ぎた今頃必死に障害に関するお勉強をしています。

今回のお勉強のメインは自閉症のお話でした。

ダウン症の生まれる確立は世界平均で１０００人に１人であろうと言われています。

そして自閉症はというと、１００人に４～５人。
１０年前は１００に２～３人と言われていたことから、自閉症は増加傾向にあります。

一方で、ダウン症に関しては出生前検査結果で産まないという選択をする人たちが沢山いるので技術の進歩とともに今後は減少傾向にあるのかもしれません。

今日初めて知ったことですが、この自閉症の統計は、ダウン症であっても健常者であっても変わらないため、ダウン症だから自閉症を合併する可能性が高いことはなく、逆に、ダウン症だからといって自閉症ではないということでも無いのです。

しかしながら、こだわりが強い、頑固であるというダウン症の特徴のために、ダウン症で自閉症の合併があることを見逃されてスルーされている方々が沢山いるのが現状らしいです。

ダウン症は染色体検査でわかることですが、自閉症の場合、脳の”反応の”検査をしなければわかりません。どちらも先天性のものではありますが。

自閉症は、早期発見であればあるほど治療も軽くてすむ。
怖いのは、自閉症の治療をしなかったことによる２次障害。
人に危害を加えたりということに繋がったりする場合もあるらしい。

できれば、健常者の場合は２歳より前の発見が大切。
そして脳の成長が遅いダウン症の場合は、これが３、４歳までにという風に伸びます。

ここで私が問題だと一番感じたことは、やはり病院の先生の診断を鵜呑みにすること。

人間誰しも間違いを起こします。ロボットでも誤作動を起こすでしょ？

専門家だからといって、専門分野でミスを犯さないこともない。

なので、一番毎日接して知っている親がおかしい、納得いかないと思ったら、
自閉症ではないと言われても、それで納得してしまい症状を放置してはいけない。

自閉症のフォーマル検査をしてくれる機関を探してみてください。

頭をガンガンぶつけたり、独り言を言ったりするタイプだけが自閉症ではないのです。

そう考えると、１００人に４～５人という統計よりも実際にはもっと高い確立で自閉症で悩んでいるたちがいるかもしれませんね。

モチャが生まれてからというもの、知らないことばかりなために心配事は絶えませんが、まずは自分の勘を信じていこうと決めました。そして専門家の意見や先輩ママたちの意見を聞きながら納得できる選択をしていくことで、いろんなことがクリアになっていきます。

いいお勉強会でした、次回にも続くそうなので、是非参加しようと思います。