春の陽射しの中、我が天使逝く

今日は春らしい陽射しが差込とても暖かな日になりました。
春の予感 ... 動物は目覚め、植物は芽吹いてくる季節。
暖かな部屋にいるとフワフワとして、時に現実ではないような錯覚に陥る。

そんな時、金子國義の訃報が飛び込んできた。
春の陽気の中、現実と夢の間で ... 我に帰り現実であることを確認し ...

インテリア設計をしていた私が 金子先生の作品に出会い、金子先生の作品がある空間を夢み憧れ、そしてantique Salonを始めました。

人間の2面性、対極、甘酸っぱい蜜と毒 ...
全て先生が教えて下さったこと。

私にとっては金子先生は天使であり、作品の中の人物も天使であった。
先生の美学を私は微力ながら伝えていきたいと思います。



画像のアリスは先日の文化村での個展の時に購入した作品。
会期中に仕上げたと伺ったので、私にとっては非常に思い出深い作品になった。

心よりお悔やみ申し上げます。
天国で澁澤さんと久しぶりにお話できますね。