ニューヨークのアパートはトラブルが多い。
先日は、お湯が出なくなり
さらに茶色い水が出て、お風呂に入れなかった(涙)
でもトラブルに対応してくれる
アパートのマネージャーが
オフィスにいるのは平日の昼間のみ。
主人はその時間、仕事で外出しているので
頼れない。
だから、これまでも
家でトラブルが起きるたびに、
私のつたない英語で、
マネージャーに事情を説明し、
対応してもらっていた。
今回のお湯が出ない且つ、
茶色い水が出た事件も同様で、
私一人でオフィスに向かった。
事の詳細を伝えると
ヒーターが壊れてお湯が出なくなり、
それが原因で茶色の水が出たという。
一時的なものだから、もう大丈夫よ。
とのこと。
その後、色々と世間話をしていると
「英語が上達したわね。
あなたが初めてこのオフィスに来た時に比べて
随分上手になってるわ」
と言ってくれた。
思えばニューヨークに来たばかりの頃は
ホントに英会話力がゼロだったので、
全く話せないだけじゃなく
相手が言っていることも聞き取れなかった。
そのため、
アパートでトラブルが起きる度に
その苦手な英語を使って
1人で問題を解決しなければならないことが
本当に苦痛だった。
でも、そんな当時の私を知っている
彼女からこんな言葉をもらって、
毎日英語を勉強していた成果が
少しずつ出ているんだなと嬉しくて
大げさかもしれないけれど
ちょっと泣きそうになった。
(お湯が出ない、且つ茶色い水が出て
お風呂に入れなかった時も、
ある意味、泣きそうだったけど笑)
こういうことがあるから、
英語の勉強は楽しい。
最近は趣味を聞かれると
読書と文章を書くことと、英語の勉強と答えるようになった私。
中学時代から長年
あんなに毛嫌いしていた英語を
楽しいと思える日がくるなんて。
人生って何が起こるか分からないなぁ。