行政書士試験対策 | 法務事務所

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行政書士試験対策「法学講座」

(会場)
[受験番号]0110963
[合格年度]2021年度行政書士試験
[生年月日]昭和57年6月8日
[試験地]北海道
[試験場]北海学園大学豊平キャンパス
[学習内容]法学講座(Gmail配信)
[担当講師]アメブロ法務事務所
 
[受験番号]5710174
[合格年度]2021年度行政書士試験
[生年月日]昭和46年7月7日
[試験地]奈良県
[試験場]奈良県コンベンションセンター
[学習内容]法学講座(Gmail配信)
[担当講師]アメブロ法務事務所
 
[個人情報(顔画像等)非表示] 

 

 

Q
行政書士試験について、ご意見をお聞かせください。
 
A
毎年、何かしらの変化があります。
 
記述式が難しかった翌年は、基本的な知識が問われたり、択一式も同じような難易度ではなく、年ごとに問題が嫌な感じになってる気がします。
 
2021年度試験の民法と行政法は、例年よりも解きにくい感覚でした。
 
そのため、毎年同じような勉強を繰り返しても、マンネリに陥ってしまい、それで合格することは、正直厳しいのではないでしょうか。
 
後から見直すと、解けそうな気にさせられるといいますか、まさに、先生がブログに書いておられる通りの試験だと思います。
 
決して容易ではなく、かなり苦しかったです。
 

 
Q
勉強時間についてお聞かせください。
 
A
社会人として働きながらでしたから、少ない講義時間で得点に結びつく法学講座は助かりました。
 
先生の講義は全て合わせても「60〜80時間」ぐらいでしょうか。
 
たったそれだけの講義でしたが、不必要な説明を捨て、覚える知識と、理解するポイントが明確で、本試験の得点力は大幅に伸びました。
 
先生の講義を繰り返し、教材を読み込む勉強を、「平日は1時間から1.5時間」、「土日は3時間ほど」、年間でだいたい500時間ぐらいです。
 
仕事の都合で、「平日は1時間から1.5時間」ほどしか勉強時間が取れませんでした。
 
この勉強時間で、目標としていた「択一式170点、記述式30点」は、なんとか達成できる現実的なラインだと思います。
 

 
Q
法学講座を受講された理由をお聞きかせください。
 
A
最初は独学で不合格、その後は資格予備校の講座を受けました。
 
それでも、長年受からず悩んでいたときに、Google検索で「法務事務所」というブログを見つけました。
 
「法学講座」は行政書士試験対策を専門にされている、と書いておられましたが、大変失礼な話しで申し訳ないのですけど、当初は本当に合格出来るだけの内容なのかなと。
 
しかし長年の間ずっと受験していますと、先生のブログに書かれている不合格になるパターンがまさに自分に当てはまり、ダメもとで受講することにしました。
 

 
Q
心配されていた点や、ご自身に合ってなかったところを、まずお聞かせください。
 
A
憲法、商法、一般知識の講義が無かったため、そこは心配でしたし、そんなことでは受からないのではないかと不安でした。
 
それと、先生の講義は、試験で得点することを目的にされており、これまでに学んだやり方と大きく違っていました。
 
なんといいますか、これまでは、ゆっくりと全体的にテキストを学んで、その都度、条文をひらいて、過去問を繰り返し、問題集を解いて、模試を受ける、といった感じでしたので、非常に時間がかかっていました。
 
それに比べて法学講座は、テンポが速く、無駄な話しもなく、試験で得点することしか考えていない講義、という感じでした。
 
私はどちらかというと、無駄な話や、試験に関係ない話でも、ゆっくりと講義を受けたいタイプでしたから、先生の軽量化された講義に最初は驚きました。
 
総じて、無駄が全く無いため、時間に余裕があってゆっくりじっくり進めたい方には、そういったところが合わない方もおられると思います。
 

 
Q
記述式で80%以上も得点されていますが、学習については、どのような対策をとられましたか?
 
A
講義で仰っていたように、まずは択一対策の基本講座、それから標準講座と、段階を踏むことが大切です。
 
気をつけていたことは、記述式はギャンブルに近いため、記述対策にばかり、多くの時間を使わないようにしていたことです。
 
基本と標準講義の解説を繰り返して、その中で条文や判例のキーワードを定着させました。
 
それと、確か10月頃でしょうか、記述式の模擬解答みたいな講座はむちゃくちゃ役に立ちました。
 
実際に先生が記述式の予想問題を30題ほど解いて、解答を添削し、どうやって部分点を取るのか、また分からない問題に対しては、どういった方法で得点するのかなど、この講義で一気に得点力が上がりました。
 
分からない問題でも、悪く言えば「採点する試験委員が×にできないように、上手く部分点を取る」という、裏技みたいな講義のおかげで高得点が取れたからです。
 
もちろん、基本や標準講義で解説された、条文や判例知識をちゃんと繰り返したからこそ、記述講座が役立ったのだと思います。
 
マジメにコツコツやっていたときは、こんな高得点は取れませんでしたから、やはり受験テクニックは必要だと実感しました。
 

 
Q
教材はどのようなものを使われましたか?
 
A
独学のときは、同じシリーズの教材を使い続けていましたが、なかなか得点は上がりませんでした。
 
資格予備校を受講していたときは、教材が非常に多く、とても全てを繰り返すことはできなかったため、なかなか得点は上がりませんでした。
 
先生が仰っていたように、教材は「少な過ぎても、多過ぎても」厳しいといいますか、難しいところだと思います。
 
法学講座を受講してからは、先生から指定された9冊以外は、一切やっていません。
 
ガイダンスの中で、年度ごとに適した教材を選んで、不用な教材は捨てる、と仰ってましたので。
 
教材を、本試験の傾向に合わせて刷新するといいますか、年度ごとにチェンジすることが、こんなにも得点に大きく影響するとは考えてもみませんでした。
 
ただ、それ以上に大切だと感じたのは、講義です。
 
なぜなら、先生が推薦されていた教材と似たような教材を、実は独学で何回も繰り返していたからです。
 
しかし、全く得点には繋がらなかったので、「他試験」の教材なんて、行政書士試験には役に立たないと、自分勝手に考えていたところがありました。
 
つまるところ、どのような教材であったとしても、それをどのように料理するかといいますか。
 
試験で得点に繋がるように解説してくれる講義は、どうしても必要で、経験上これは独学ではなかなか難しいかと思います。
 


Q
合格に必要な知識はどの程度でしょうか?
 
A
合格したからこそ、はっきりしたことは、行政書士試験に合格するために必要とされる知識の量が、実はそれほど多くはないということです。
 
先生の講義を受けたことで、60時間から80時間という短い講義時間にも関わらず、行政書士試験に必要なポイントが明確に分かりました。
 
そのため、試験に不用な知識は躊躇なく捨てることで、時間を短縮できました。
 
自分で教材だけを闇雲に繰り返しても、それだけだとなかなか得点には繋がらないということは、これまでに経験しています。
 
大切なことは、「正解に繋がる知識を、正確に習得する」ことです。
 
本試験の択一式であれば、5つ全ての選択肢の◯×を判断する必要はありません。
 
「正解に繋がる知識」を正確にやっていれば、「消去法や一本釣り」で答えを出すことは出来ますから、そのために必要となる知識を、的を絞って教えてくれる講義は、本当に効率が良く、無駄なく得点に繋がりました。
 

 
Q
行政法「択一式」の学習について、お聞かせください。
 
A
行政法は、知っていれば解ける、そんな単純な問題が多いため、対策は容易だと思います。
 
しかし2021年度試験は長文が多く、焦ってしまい、ケアレスミスを連発してしまいました。
 
後から見直すと、「なんでこんな簡単な問題を間違えたんだ!」と、いうようなミスです。
 
対策としては、これも結局のところ、法学講座の復習しかやってません。
 
資格予備校に通っていたときは、ひたすらテキストと過去問を繰り返しましたが、本試験ではなぜか全く得点が上がりませんでした。
 
ですから、過去問も必要だとは思いますけど、それだけを繰り返して、どうにかなるようなレベルでも無いのが本試験です。
 
配点が高いので、本来ならちゃんとやるべき科目です。
 
けれど、行政法は短期間でなんとかなる、という気持ちがあり、6月ぐらいまではほとんど復習もやってませんし、教材もほったらかしてました。
 
7月頃から先生の講義(基本と標準)を復習して、10月から演習講座の問題解説を繰り返すという、短期で詰め込みました。
 
時間が無く、過去問を全て繰り返すのはとても効率が悪いため、基本と標準の講座以外には、過去問から出題が予想される問題をまとめた演習問題の復習はやり抜きました。
 
たったそれだけでも、行政法は短期で得点が上がりますから、このやり方で「択一式15問/19問」「多肢選択式6問/8問」」ほど得点できていました。
 
ケアレスミスがなければもう少し取れていますので、過去問しかやっていなかったときと比べて、得点は大きく上がりました。
 


Q
民法「択一式」の学習について、お聞かせください。
 
A
この民法が合否を決する科目だと思います。
苦手な方にとれば辛い科目ですが、なんとかしなければ受かりません。
 
私自身、独学のときも、資格予備校に通っていたときも、なかなか得点が安定しませんでした。
 
過去問を繰り返してもダメだったので、他試験問題集にも手を出して、我流ながら試してみましたが、それも効果が無かったです。
 
これまで、いろいろ試してはみたものの、得点に結びつかないもどかしさがありましたが、先生の講義を受けたことで、条文や判例の全てを理解したり、覚える必要なんてないんだ、ということに気付かされました。
 
本試験で得点できれば、それでいいわけです。
 
ですから、試験で答えを出すために必要な、重要な条文や判例の、そういったポイントを、先生の講義で正確に習得することで、得意科目になりました。
 
2021年の民法択一式は難しかったと言われていますが、自己採点で「7問/9問」は解けていました。
 
役に立ったのは、法学講座で基本からもう一度やり直したことです。本試験では基本からも出題されますから、ミスをしないよう繰り返しました。
 
先生が言われたように、これだけでも、本試験で30%ぐらいは得点できるようになります。
 
民法が苦手な方が、本試験で70%から80%を得点するには、そういったところからやり直すほうが良いのではないでしょうか。
 
その上で、基本や標準講義だけでは分からない問題を解くために必要な知識や考え方を、演習でプラスαして繰り返しました。
 
行政法とは違って、短期間で覚えたらどうにかなる、というような科目ではありませんから、時間はかかると思います。
 

 
Q
憲法はどのように対策をとられましたか?
 
A
憲法は、先生が推薦された教材1冊だけです。
 
ほとんどの時間は民法と行政法に使いましたから、憲法の勉強時間は「1日に15分」ぐらいでしょうか。
 
やったことは、推薦教材の問題と解説を読むだけ、それ以外は何もしていません。
 
たったそれだけでも、結果としては択一式と多肢選択式は合計で「20点/28点」、全体の70%も得点できました。
 
先生が仰っていたように、憲法は年度により難しかったり簡単だったりと、バラツキがあり、安定して得点できるわけではありませんから、推薦教材だけをやり抜く、という方法がオススメです。
 
どれだけ頑張っても「28点」しか配点がありませんから、時間をかけるのは得策ではないような気がします。
 


Q
商法はどのように対策をとられましたか?
 
A
配点が少ないため、全くやってません。
 
先生から言われた予想問だけを、直前の1週間だけ繰り返して、「2問/5問」取れました。
 
特にコメントも無く、申し訳ありません。
 

 
Q
一般知識はどのような対策をとられましたか?
 
A
一般知識は、演習講座の教材と、5月頃に先生がオススメされていた教材だけを使用しました。
 
5月から「1日に10分」ぐらいは、オススメ教材を読んでいました。
 
10月から「1日に20分」ぐらいは、演習講座の課題を繰り返し復習しました。
 
おそらく、最も努力が報われない科目といえるので、社会人の方が、一般知識に時間をかけるのは、効率が悪いのではないでしょうか。
 
仰るように、知識で解ける問題と、論理的に考えたら解ける問題が出題されるため、時間が無い方はオススメ教材と演習講座の課題をしっかり繰り返せば大丈夫だと思います。(結果として「10問/14問」。)。
 

 
Q
辛かったことや、しんどかったことはございますか?
 
A
前年は受験勉強に相当の時間を費やし、家族にかなり迷惑をかけたため、今年も受験勉強すると家族に伝えるのは辛かったです。
 
子供もまだ小さいため、今年は、前年ほどは受験勉強に時間を費やせないなと思っていましたので、資格予備校のカリキュラムをこなせる自信がありませんでした。
 
そういった事情で悩んでいたときに、これまでに合格された方の体験記を読むことで、法学講座は時間的な制約のある私のような社会人に配慮がなされた講座であると感じ、これなら時間が少ない自分にもできるのではないかと思いました。
 
また、先生の行政書士試験に対する分析力は群を抜いており、先生についていけば間違いなく合格率を上げることができるんだという気持ちになり、受験勉強を最後までやり切ることができました。
 
さらに講義以外にも、学習方法に関するメールや音声配信があり、そこで伝えていただける情報はかなり有益なものが多く、思うように学習が進まない時や悩み・迷いが生じてきたらその音声を聞き直すなどしてモチベーションを維持していました。
 

 
Q
受講をお考えの方へのコメントをお願いします。
 
A
先生の無駄を省いた講義に、私も最初は少し驚きましたが、講義はとても分かりやすく、結果的に本試験の得点力は大幅に伸びました。
 
これは合格者の方も仰っていたように、毎年、傾向に合わせて取捨選択されると仰っていた教材選びと、ポイントを絞った講義のおかげなのは間違いありません。
 
といっても、決して少ないわけではなく、試験に必要な条文と判例を正確に教えてくれますから、「楽に合格できますよ」といったような、そういう類いの講座ではありません。
 
学習スタイルが合う、合わないは、大きな要素になりますから、これまでに合格された方の学習法やブログを読んでみたりするなどして、法学講座の方法論が合っている方が受講されれば、私同様に、大きな効果を発揮してくれると思います。
村田憲康 法学講座

[法学講座・法務事務所]