仕事には二種類あると思う | 京女JAZZシンガー藤田佐奈恵の日々

仕事には二種類あると思う

昨日お会いした素敵な女性が私のキャリアについて何かと興味津々だったようで、いろいろお話しさせていただいた。どこかで、ご自身の仕事に悩みや迷いがおありだったのかもしれない。

いつ音楽家になると決めたのか、仕事についてどう考えてるのか、など。

私はいつもこう考えてる。

世の中の仕事を大雑把に分類すると二つになる。
社会を回す仕事と、その人たちを支えるしごと。

私たちのような音楽家や芸術家、あるいは運動家もこちら側かな、こういった職業の人はいなくても社会は動いていくかもしれない、でも、だからといって必要でないわけではない。

社会の仕組みを支え、多くの人の生活がその肩に乗るということは、そうとうなプレッシャーだと思う。だからこそ、仕事を離れて解放される時間が必要になる。

スポーツや、音楽、映画や美術鑑賞、あるいはバーや飲み屋で飲んだりするのは、きっとそういうことなのかな、と思う。

好きな話がある。

炭鉱の重労働でのストレスを解消するために、ハワイアンセンターができた。だけど、炭鉱が下火になって、ハワイアンセンターが閉鎖になった、すると、炭鉱量が激減した、というのを聞いたことがある。

人は楽しい時間があるからこそ、明日頑張れるのだな、と励まされたものです。

実際、ライブにいらしたときには張り詰めた目をされた会社員のかたが、帰る頃にはゆるゆるとリラックスした顔になるのを何度もみてきました。
そうやって楽しく過ごして頂いて、明日の活力を補充してくださるなら、私も存在価値があるものだ、と励まされるのです。

もっともっと楽しい時間を提供したい、そのためには、まず、自分が楽しんでいなくちゃいけない。
 
だから毎日楽しいのはいいことなんだな、と、思います。

昨日もハッピーでしたアップアップアップアップ



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本文とはなんら関係のない箱入り娘きらら