子供の頃の話…
子供の頃の話…確か小学1年生か、幼稚園。私が100円玉持っていると兄が近づいてきて「お金持ちだね、僕のと交換しよう」と10円玉を2枚出してきた。「それは1枚、こっちは2枚。もっとお金持ちになれるよ?」そういって私の100円を取り上げ代わりに10円玉2枚を手のひらに乗せて笑った。私も「本当だね」と笑って返した。「まだ価値が判らないだろうけど、君は損をしたんだよ。まだ判らないだろうけどね」とニヤニヤしながら兄は言っていたけれどでも実は全然気がついていた。◼そもそも満足そうな顔をして近づいてくるあたりから、おかしい。◼そして、いつもの口調ではなく作ったような言い方なのも、おかしい。◼用事が済んだのに、こちらの反応を確認したいのか、中々立ち去らないのが、おかしい。なんとな~く兄が私を下に見て喜んでいる空気を崩すのに気が引けたのと、あとで母親に正直に100%報告したらどうなるか予測が出来たので、スルーしただけ。案の定、100円は私に戻ってきた(笑)で、二度と兄がこの手のイタズラ?を仕掛けてくることはなかった(笑)何が言いたいかと言うとさ、子供って空気読む力はあるから、案外大人の嘘に気がつきつつも、知らん顔しているもんだ、と。たまに自分も子供を相手にすると、ついつい子供扱いしちゃうけど、気を付けなきゃなーと思いますっ!写真は全然関係ないケーキ(笑)いちごたっぷりで幸せでした♪