こんにちは
先日は『フレイル』についてお話しましたが、本日は「フレイル」や「サルコペニア」に似た言葉、『ロコモ』についてです。
「ロコモ」は、「Locomotive Syndrome(ロコモティブシンドローム)」の略で、特に中高年層において、運動器の機能低下によって引き起こされる様々な問題を指します。日本でこの用語が広く知られるようになったのは、厚生労働省が中高年層の健康寿命の延伸を図るために提唱した言葉です。
ロコモティブシンドロームは、主に以下のような状態を含みます👇👇👇
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筋力低下:
- 筋肉の減少や弱化が進むことで、身体の運動機能が低下します。
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骨密度の低下:
- 骨密度の減少が進むことで、骨折のリスクが高まります。
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関節可動域の制限:
- 関節の柔軟性が低下し、動きが制限されることがあります。
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バランスの悪化:
- バランス感覚が低下し、転倒のリスクが増加します。
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歩行能力の低下:
- 歩行時の安定性やスピードが低下し、歩行困難となることがあります。
ロコモは運動器の機能低下、サルコペニアは筋力低下、フレイルはロコモとサルコペニアを含む身体的・精神的や社会的要素に於いて虚弱の状態を表す言葉というところでしょうか
「フレイル」「サルコペニア」「ロコモ」は、健常から要介護へ移行する中間の段階です。適切な対応によって健康な状態へと改善する可能性が十分にあります。少しでも早い段階から取り組むことが重要なので疲労感や意図しない体重の減少、歩く速度が遅くなったなどの変化に気づいたら「食事」と「運動」で「予防」を意識しましょう!
サンテ整骨院グループの博多駅東整骨院では、トレーニングジムを併設しています。筋肉トレーニングに加えて食事のアドバイスも行っておりますので、筋力の低下や食欲の低下にお悩みの方はお気軽にご相談ください🍀