2024年1月‼️

長野県上田市で道場を始めて、丸6年が経ち、7年目がスタートしました!ニコニコ


本日、2人目の黒帯が誕生し、

授与を行いました!



私が指導に携わった子で、

運動神経抜群・何やらせてもなんでもできちゃうような天才!

のような子はおらず、みんななんらかの苦労を抱え、乗り越えての黒帯取得者ばかり。


いろんな子の挑戦に携わってきましたが、印象に残っている黒帯取得者たちの話を少し…照れ



初めて黒帯取得に関わった子は、学校に行けず悩み、私の家で一緒に生活したり一緒に道場に通ったり、そんなつらい中で挑んで掴んだ黒帯。

一緒に泣きました。

自分のことのように嬉しかったなぁ…


私の指導の熱が入りすぎて、本人の気持ちがついてこれず心が折れてしまって辞めていった子…

指導者として未熟で、ほんとに後悔しました…


ずーっと勝てず、あと半歩が届かず、個人レッスンにも来てくれた子。

そして挑んだ試合で準優勝!審判の判定次第では優勝でもおかしくない内容。

なのに、泣きながら勝てずすいませんでした、と言いにきた時には、思わず泣きそうになりました。その後の試合では開花!

優勝してしっかり黒帯を巻きました。

今はプロ選手を目指し、まだまだ夢半ばの本人には言いませんが、ほんとに泣けました。


身体も強くいっぱい勝ってた子で、あっという間に黒帯を取るんだろうなって思ってた子。

でも、何度も負けて悔し涙を流して、その中で勝ち取った黒帯。

昔は試合前から泣いてて、負けたの?と聞くと、

これから試合…と

泣いて棄権になるのかと心配したもので。。笑

そんな子も今では立派な見本のできる先輩となってくれています。


ずーっと勝てず、勝ったこともないって言ってた中、続け続けて黒帯を掴んだ子たちも何人かいて。

継続は力なりって言葉を、体現した子たち。

柔道を志し半ばで辞めた私からすると、ほんとうに尊敬します。


そして今回黒帯を取った子も、保育園から小学校低学年まではほんとにまぁ…、親御さんが悩まれるくらいエネルギーの有り余る子で。

試合前に怖くて泣いたり、泣いて防具付けるのも嫌がってできなかったり、暴れたりw

黒帯取得までやりきるとは…

今では合宿の班長もできるくらい頼もしく、号令や小さい子の指導をしてくれるまでになりました。

次の目標が明確な子だったので、今後の目標を応援するつもりでいましたが、

空手を続ける道も視野に入ってきたかな?と思うと、嬉しい限りです☺️



黒帯取得は狭き門で、やってきたことを形に残すことが出来ることは本当にすごいことだと思います。

頑張って黒帯が取れなくても次の目標に進んだ時に、

黒帯を目指して頑張ったキツイトレーニングが、

耐え忍んで頑張ったことが、

役に立つかもしれない。


違う種目で役に立つかもしれないし、社会人になって人間関係で役に立つかもしれないし。


花開くタイミングは人それぞれ違うと思います。

でも、自分の夢に向かって頑張り続けることが出来るためには、


黒帯を目指して頑張った!

〜まではやりきる!

一回でも勝てるまではやる!

等、

自分が決めた目標に向かって頑張り、やりきった、と、自分の中で自分を褒めてあげれることができれば、

どんなステージでも輝いていける、と私は思います☺️


私の柔道の話…

ずーっと同じ相手に勝てず、インターハイも出れず。小さい大会で初めてその相手に僅差で勝った時、やり切った…と、自分で自分を褒めすぎて?

燃え尽きてしまいました笑い泣き

でも、今でも柔道は大好きです☺️


その後趣味で始めた武道

が、MMAに繋がり



私はプロ戦績も勝ったり負けたりで、全然綺麗ではないレコード。

ベルト挑戦をかけた試合ではことごとく負け、ノンタイトル。それでも応援し続けてくれた人たちのおかげで、10年以上プロとして闘うことができました。


怪我でリングに上がれない今も、柔術を始め、違う形で戦い続けさせていただけていることに、

それを応援し続けてくれている方々には感謝しかありません。。



生きていく中で目指す先や、かたちは変わっていくけれど、

頑張ってきたことを次のステージへ活かすことが出来ることが、何よりも素晴らしいことだと思います。


勝って驕らず負けて腐らず


継続は力なり


私の好きな言葉です


負けて腐りかけたことも何度もあります。。

私なんか、とか、もうだめだ、とか。


そんな時、支えてくれるのは、

応援してくれる人がいること。


天才ではないけれど、

天才ではないからこそ、見える景色もいっぱいある。


負けても負けても辞められない、怪我をしても辞められない今の私。。


それくらい、大好きになれることに出会えた人生に、そして、感動を共有させてもらえる機会のある人生に、幸せを感じて生きています。



新年早々にあった災害に、

悲しみの中迎えた2024年。

このたびの災害において被災された多くの方々、ならびにご家族の皆様に心よりお見舞い申し上げます。


東日本大震災の後の試合も、何試合か私は試合出場を悩みました。

でも、自分にできること、

また、自分にしかできないことを探して、

闘い続けてきました。


これからも、私にできること、私にしかできないことを考え行動していきたいと思います!



久々の更新に加え、長文最後まで読んでくださった皆様、ありがとうございました☺️