こんばんはさっちゃんです(´・∀・`)
Voyantroupe第3回本公演
『Paranoia Papers〜偏執狂短編集Ⅲ〜』
無事に全公演終了致しました。
公演が始まる前からチケットの売れ行きも凄くて
本番始まってからも連日大盛況で。
初日を迎えた時は心待にしていた皆さんに
遂にお見せする事が出来た!と心から嬉しく思いました。
笑うところは笑って、息のむ所は息飲んで。
お客様も一緒に偏執狂の世界を造り上げ
楽しんでいたのではないかな♪
とても一体感があったと思う。
まぁ、予期せぬ所で笑いが来たりして
ビックリもしましたけどね(笑)
公演が始まる前に、
残虐な処刑を見て楽しむ中世の貴族のように、
あなたもどうぞ。物見遊山。いらっしゃい。
と謳っていましたが。
まさにそんな感じの雰囲気になっていたのではと。
本来なら笑えない様な所でも段々と可笑しくなって
笑ってしまう。そんな狂気。
それがあの世界の、そして歴史で起こってきた狂気。
また偏執狂という題材が大好き!という方々以外にも
ある種のエンターテイメントとして楽しんで頂けていて
本当に良かったと思います。
ご来場下さった皆様。
本当に本当に有難うございました!
さて、ここからは作品についてなどをポツポツと。
実は私、今回6作品中5作品に出ておりました。
出演者の中で最多!!笑
黝は間に1作品あったので良かったですが
赭が3作品全てに出てたので早替えの嵐でした(笑)
楽屋でバタバタとして
周りの共演者には迷惑かけたなーと
毎日反省してました。
(でも毎日バタバタしてた←)
メインで出演したのは
「ジャンヌダルク異端審問裁判」
「快楽刑」
の2作品です。
どちらも大変でした。
まず、勇気が。最初なかったので。そこからでした。
舞台上でとはいえ凌辱されるシーンをやる事、
性に翻弄され狂っていく様子。
こういうの、やった事がなかったし、
お客様やファンの方にどう思われるだろうという
不安や恥ずかしさもあり、稽古前は本当に恐怖でした。
稽古が始まってしまえば、もうやるしかない!
振り切るしかない!と腹を決めましたが。
やはり決めた所で色気とか、色っぽい動き、声など
足りないものだらけで。
沢山エロティックな映画を見ました(笑)
ティントブラス監督の映画はエロスもあり、
また芸術的な面や、人間ドラマもあり、オススメですよ。
ジャンヌの稽古中は本当に悔しくて悔しくて、出来なくて。
どうしようもない日もありました。
久々に泣きました(笑)
泣いた事すら恥ずかしいし悔しかった(笑)
結果的に、残虐性や当時の男女差別、政治的思惑など。
特にラストはトラウマとして植え付けられたという
感想を沢山目にし、耳にしたので良かったと。
心から安心したし、よっしゃ!!
と思いました。
メンゲレ→ウエスト夫妻、からのジャンヌで
トンデモジェットコースター(笑)
ウエスト夫妻で沢山笑いが起きてるのを楽屋で聞きながら
「よし、お前らこれからドン底に突き落としてやるぜ(ニヤリ)」
とジャンヌチームで密かに思ってたりww
ジャンヌという役、私に与えてくれて本当に良かった。
得るものが本当に沢山あった。
私の中で何かが確実に変わった。
度胸だったり、技術的なものだったり。
いつも応援して下さってる皆さんの
私に対してのイメージや印象も変わったと思う。
「大森さつき」という人物を今回ほど沢山の方に
認知された事も初めてだ。
それが、本当に本当に嬉しいし、有難い事だと。
長くなってしまったなぁ…
快楽刑についてはまた次に。
グッドナイト🌛