子育て世代の私の懐古(パンランチしつつ)
(写真はブーランジェリーポームのパンランチ)
先日、パルコの最上階で次男くんとごはんを食べました。
フロアは若い女の子たちで溢れていました。
目鼻立ちとか、ファッションとか関係なく、みんな輝いていました。
全体の雰囲気がマリモ羊羹みたいにプリンプリンでした。張り裂けそうなくらいの夢や希望や若さが詰まっている感じで。
すっかり忘れていましたが、私もそんな時期がありました(渦中にいる時はそのような意識はありませんでしたが)。
1人分のごはんを作って、1人分のお洗濯をして、バイトや勉強やデートや遊びをして。24時間全てが自分の時間だった時代。懐かしい。
(800円で珈琲付き。4種類のジャムから2種類を、2種類の珈琲フレイバーから1種類を選べます。)
今は4人分の食事に洗濯に掃除。
2人分の習い事付き添いと
2.5人分のお風呂
(長男くんはちょっとのサポート)
2.5人分の着替え
(長男くんは服選びだけサポート)
2.5人分の翌日の身支度
それに自分の仕事と勉強。
プラス雑誌に出てくるママのように自分磨きに時間を割こうとすると、もう、24時間がパンクしてしまいます
夫もたくさん家事育児をしてくれるので助かっているのですが、やっぱり大変です。
(食べきれないくらいたくさんのパンが盛られています。お持ち帰りok)
結婚して子どもがいると、1人の時には考えられなかった種類の幸せ(しかも桁違い)を実感できる一方で、若い時のような自分時間配分はできなくなります。
母が、私たちを育てている期間に流行した音楽や文化が丸々抜けていると言っていました。
TRFのサムさんが政府広告で男性の育児啓発をしたくらいなので、昔の男(特に私の父)は家事育児全てを妻に丸投げしていたでしょうし、家電も育児グッズや環境も今より進んでいませんし。
何十倍も大変だったんでしょうねぇ。
アフターファイブに映画、同僚と酒場でワイワイ(夕方繁華街を歩くとオフィス着の男女が屋外席で楽しむ季節になりました)、ヨガやお料理教室、週末には友達と旅行やアウトドア、羨ましいなぁ
などと、考えますが、実際に今、そのような生活をしても、楽しいけれど子どもたちのことが気になって集中できないでしょう。空虚感を伴う充実感と言いましょうか。
(小物も素敵な店内。癒されます)
今はもう、あの頃には戻れないからこそ、パルコの女の子たちが眩しく見えるのでしょう。
おばあさんになった未来の私から見た今の私(化粧直しの時間もなく、脂ぎった顔で時間に追われてあちこち移動し、トイレに行っただけで子どもが追いかけてくる、人から必要とされまくっている私)も、きっと眩しいのでしょう
大変さより充実さに目を向けて、今日も忙しさを楽しもう
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