子育てのことと夕暮れオータムフェスト | 札幌育児生活

子育てのことと夕暮れオータムフェスト

大通公園の日が暮れていきます。




年を重ねるごとに大規模化している(ような気がする)オータムフェスト。

今年もたくさんの方々で賑わっています。

暗闇の中遊び続けるたくさんの子どもたち。



はー、今日もたくさんチュー(頬ずり)したり、チューイしたり。

物凄く可愛いけれど、プンプン叱ってしまうこともあり。

ゆくゆくは独り立ちさせる必要があるので、なでなでばかりしていられません。

危険なこと、ダメなこと、迷惑になること。

そんな時は口をはさみます。

映画「ごんきつね」ごんの母親がツンとがけからごんを転がして独り立ちさせるところとか、

飛べるようになった我が子と離れる鳥さんとか、

そんなことと、我が子が大学生になって一人暮らしする姿が重なります。




あぁ、毎日カップラーメンばかり食べたらどうしよう。

火の不始末とか大丈夫かな。

脱いだ物脱ぎっぱなしで、洗濯を忘れて着ていく服がなくなってしまわないかな。

公共料金の支払い大丈夫かな。

一人で夜食作っている時に包丁で手切ったらどうしよう。

仕送り1週間で使いきっちゃったらどうしよう。

単位落としたらどうしよう。

(これらの心配は自分の身の回りのことを自分でするようになってきた長男くんに対してですが)



自分だって、失敗しながら乗り越えてきたのに、小さな失敗をたくさん重ねて大きくなってほしいと願っているのに。

まだまだちっこくて、骨も筋肉も、手先の動きも、そして脳も、大人と全然違うはたらきをしていると知っているのに。


どうしても、どうしても、母という生き物はは心配してしまうんだなぁ。





なるべく、先回りして手出し口出ししないように。

普通の口調で、心をこめて、しゃがんで、目線を合わせて、腕が届くくらいの距離で言うように。

(鬼のように怖く感情的に怒ったって、一番先に子どもに到達するメッセージは「今日の私はイライラしてるぞ!自分の思い通りに動かないと心身痛い目にあわせるぞ!」なので。子どもは恐怖からシブシブ動いているだけなので。大人になって残る記憶は怖い母親の顔だけで何の要件で怒られたのかは忘れてしまうので。本当に伝えたいメッセージは後から届いてしまいます。)

気をつけています。


・母子の物理的・時間的距離が近い時。

(ずっと室内で一緒とか)

・自分以外の子育てサポーターが近くにいない時。

・自分自身のバイオリズム(睡眠時間、ホルモン周期など)。

・何らかの切迫した状況


こんな因子があるときは、いつも以上に自分をモニタリングして、いつも以上にギューッとして、いつも以上にリラックスタイムを作らなければ。


最近、次男くんは、
「わーん、お母さんに怒られちゃったよー。悲しいよ-。」

と泣き続けます。

可愛いので、つい笑ってしまいます。

3歳だなぁ。

そして2番めだなぁ。お母さんがほぐれるツボを知っているなぁ。

「ごめんね、お母さん怖く怒っちゃって。」

と言うと、

「い い よ。」(とろけるような優しく甘やかな口調と視線)

と言って必ず許してくれます。

そこでまたギュードキドキ

今日は、「えーん、お母さんがごめんねって言ってくれないよー」

と言って泣いていました。

長男くんと顔を見合わせて笑ってしまいました。

状況的にごめんね言わなきゃいけないのは次男くんだったのですが汗

同じことを伝えても、口調がキビっとしていると怖いみたいです。

その後何を伝えたかったのかをゆっくりきちんと説明したら、私がシャワーを浴びている間に一人でピカピカに片付けていました。

「い い よ。」も聞けました(笑)。