母の期待に応えること… ① | 最後の。まで聴くチカラで 人生をマルにする! カウンセラー 皿井啓之

最後の。まで聴くチカラで 人生をマルにする! カウンセラー 皿井啓之

最後の「。」まで聴くチカラで 人生をマルにする!
ホントのホントの気持ちに寄り添うカウンセラー

日本のマザーテレサと呼ばれた「森のイスキア」の佐藤初女さんとの出逢いで「こころに寄り添う」ことの大切さを学ぶ。

こんにちは

人の“ホントのホントの気持ち”

に寄り添うプロフェッショナル

さらちゃんですニコニコ

{2AF2AAB5-5C2B-4FC0-B170-E7616E4804DF:01}
カウンセリングの感想のお手紙を

いただきました。



読んでいるだけで彼女の

こころの動きが手に取るように

伝わってくる素敵なお手紙でした。


ご本人の承諾をいただきましたので

↓ご紹介させていただきます




カウンセラーとしての皿井先生を

思う時、私はいつも ずっと昔に

経験した事を思い出します。




実は中学生の頃、

数回ですが受けたことがあるのです。

と言っても「カウンセリング」という

言葉自体、当時どれだけ認知されて

いたでしょうか…

私もよくわかりませんが

受けたことがあるのです。

「精神科での診察」という形で。



詳しく覚えてはいませんが、

とにかく私が行ったそこは真っ黒な

カーテンで囲われた診察室でした。



ニコニコ笑う“先生”と母親が、

イスに座る私を挟むようにして

話をしていたのは覚えています。


その間、目の前の“先生”は終始

笑顔でした。


が、不自然なほど動かない笑顔だった

記憶があります。



そして、私は「躁うつ」と診断され、

薬を処方されました。 しかし、薬を

飲むと とにかく眠くなり…

それこそ朝から晩まで本当に一日中

眠っているような状態になりました。




結局 数回の通院の後、

病院に行くことはなくなりました。

いつの間にか症状もなくなり、

通常の生活を送ることが出来るように

なっていました。





その後しばらく、カウンセリング

と言えば化粧品を買う時ぐらい

お肌の乾燥とか、水分量とか…

「シミ予備軍が、まあ!こんなに⁉︎」

ぐらいなものでした。





が、皿井先生と出会ってしばらくして

気づいたことがあります。




それは私が、知らず知らずのうちに

先生にカウンセリングをして頂いて

いたのだということです。





場所は、部屋であろうと店であろうと

道であろうと「どこでも」でした。

真っ黒なカーテンもない、

固まった笑顔もない、白衣もなければ

不自然なほどにおだやかすぎる口調

でもない…




ジーパンはいて下駄はいて

アクセサリーじゃらじゃら鳴らして

豪快な笑い声と共に話す皿井先生と

出会ったら、

その日 その時 その場所が

カウンセリングルームになっていた

気がします





私には数年前から起きた、

とても大きな苦しみがありました。

その苦しみとは、

実の母との確執でした。

同居していた母との折り合いが

少しずつ、でも確実に悪くなって

いったのです。



立場が変われば、お互いの言い分も

変わります。

もちろん原因は様々です。




当時の私は、母の期待に応えようと

母の想いや願い、

望むことを叶えようと

ただひたすらに がむしゃらだった

のかもしれません。

でも、思ったことが思ったように

行くことばかりではありません。




頑張っても頑張っても無理なこと

出来ないこと、もう私には限界だと

感じることが多々ありました。




そんな時、母は私に


「助けてくれる周りの人たちに

恩返しをするためにも頑張らないと!

やるしかないんだからやらないと!」


と声をかけます。




母を想ってやっている事の

はずなのに…?

と思うこともしばしばでした。




そして、昔から事あるごとに

母が口にしてきた言葉があります。



それは「救うのは親しかいない」

でした。



この言葉を母は、私にだけでなく

周囲の人にもよく言っていました。

そして、その信念(?)のもと

子どもたちに対しても接していた

ように思います。



子どもの行動を常に把握し 

チェックする…。

それは時に異常にも見えました。



高校生になった私の毎日の帰宅時間を

毎日カレンダーに書きこみ

生理の始まりと終わりまでも

印をつけていました。



もちろん そのような行動•様子を表に

出すことはしませんでした。なので

母の言葉だけを聞いた周囲の人は

「なんと情の深い、愛情深い母親

    だろう」と母をほめていました。

近所の人も学校の先生も、みんなが

「良いお母さんだねえ」と…



その②へ続きます。