　どうもです。ライブレポートをお届けしましょう。

　今回は、しっとり、でもパワフルなジャズライブの登場です。

　開催日：平成29年7月17日（月）
　バンド名：のぶささMAX
　開催場所：代々木ヴァッソニール

　出演メンバーは、
　女性ボーカル：向井伸子
　中性ボーカル：ササミー
　アコースティックギター：峰岸慶典
≪敬称略≫
です。

　のぶささMAXで、ボーカル2人＋アコースティックギターの3人ユニットは、今回が初めてです。

　まずは、ステージ概要です。
　この日は、2ステージ制でした。
　曲数は、第1ステージ：8曲、第2ステージ：9曲
　全曲数：17曲

　尚、歌った内訳は、
　向井伸子＋ササミー：13曲、向井伸子ソロ：2曲、ササミーソロ：2曲
でした。

　では、早速ライブの様子をお届けします。

　（第1ステージ）
　このステージから6曲紹介します。

　①Lover Come Back To Me（1曲目）

　この日最初のナンバーです。邦題にすると「恋人よ我に帰れ！」です。

　伸子さんのソロパートの様子です。

　ササミーのソロパートの様子です。

　最初から2人のパワフルな歌声が響いてました。

　ジャスライブでは、必ず比較的長めな楽器演奏が入ります。
今回の楽器は、峰岸さんのアコースティックギターです。

　峰岸さんとは、この日初めてお会いしました。

　②MOON DANCE（3曲目）

　月明かりの下で僕とダンスしようと言う気持ちを歌ったナンバーです。

　ギターの峰岸さんです。

　③サマータイム（4曲目）

　のぶささMAXは、ステージ中間に各ボーカルのソロナンバーが入ります。
第1ステージは、伸子さん先行でした。

　歌は、時季にピッタリな「サマータイム」。
　世の中、「サマータイム」って付くタイトルの曲って本当に多いですよね。
　伸子さんの歌は、パンチがあります。

　④愛がすべて（5曲目）

　ササミーのソロナンバーです。

　この曲は、ササミーが参加しているビッグバンドの「リリーベイビーズ」でもやっています。
その時は、原曲に近づけると言うのもあってか、声を裏返し気味にして歌ってますが、「のぶささMAX」では、自然体なササミーの歌声で歌っています。
　バンドと全く違った雰囲気で曲が楽しめるので、聴き比べてみると面白いと思います。

　⑤ノルウェイの森（6曲目）

　このナンバーは、ビートルズが歌っていることでも有名です。
関西在住時代に、ビートルズバンドでよく聴いてました。
　「のぶささMAX」では、ビートルズではなくて、ハービーハンコックバージョンで歌ってました。

　⑥Someone To Light Up My Life（8曲目）

　このステージ最後です。ボサノバのナンバー。
別れ行く2人、別れても光が差し込みますように、そして、自分にも新たな光が差し込みますようにと言う気持ちを歌ったナンバーです。

　この曲のギターの峰岸さんです。

　（第2ステージ）
　このステージから5曲紹介します。

　①Boy Meets Girl（2曲目）

　TRF、1994年のナンバーです。自分は大学生でした。原曲は、ジャズとは程遠い感じのアップテンポです。それを良い感じにジャズ調にアレンジされていたのに感動しました。
　伸子さんが主に歌ってましたが、伸子さんのTRF凄く良かったです。

　サビは、ササミーと2人のデュエットでした。

　「のぶささMAX」は、完全なジャズに囚われずに、様々なジャンルの楽曲をジャズアレンジで挑戦しているのが魅力です。

　間奏の峰岸さんです。

　因みに、ササミーは、TRFのファンクラブに入っていたほどの熱烈なTRFファンらしいです。

　②オグンの村（3曲目）

　ブラジルの歌手、ジョイスのナンバー。1960年代後半のブラジルのポップスです。
基本スキャットのみで構成されている曲です。初めて聴きました。

　伸子さんのソロパート

　ササミーのソロパート

　間奏の峰岸さん

　③Feel Like Makin' Love（4曲目）

　ステージ中盤のソロコーナー。このステージは、ササミー先行でした。
ロバータフラックの有名なナンバーです。

　④海を見ていた午後（5曲目）

　伸子さんのソロナンバーです。原曲は、荒井由実時代のユーミンのナンバーです。
横浜市の山手を舞台にしています。横浜出身の伸子さんが大好きな曲なんだそうです。
　初めて聴きましたが、隠れた名曲だなと思いました。

　⑤スペイン（8曲目）

　アンコールナンバーです。のぶささMAXでは定番です。
ラテン調で盛り上がります。

　サビの部分は特に盛り上がります。

　間奏のギターの峰岸さんです。

　最後は、お決まりの「のぶささMAX」のポーズで終了しました。

　蛇足ですが、「のぶささMAX」の「MAX」は、「ササカズMAX」の「MAX」なんです。（これ本当の話です。）

　この日も充実した内容で楽しかったです。新曲も定期的に入れているので飽きが来ません。
ジャズでしっとりしたい、でも何か気持ちも盛り上げたい時とかに良いかなと思います。
　楽しいユニットなので是非観てみると良いと思います。

　最後ですが、この日のギターの峰岸慶典さん。会場の都合で、演奏中は、横顔しか撮れませんでした。正面の写真がこちら。

　
　伸子さんと、ササミーの2人のユニットと一緒にやるのは今回初めてだったとのことです。
でも全くそんな感じではありませんでした。
　伸子さんと、ササミーは、歌も素晴らしいですが、トークもかなり面白いです。「恋のからさわぎ」的なノリのトークです。
　峰岸さんが、2人に「今日はどうですか？」と聞かれたら、「面倒くせえ！」と歯に衣着せぬ回答に大爆笑しちゃいました。
　また、どこかでお会いできたら嬉しいかなと思います。

【東313】ライブレポート（のぶささMAX）代々木ヴァッソニール 2017.07.17

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【東313】ライブレポート（のぶささMAX）代々木ヴァッソニール　2017.07.17