Shi bun no San ホームページリニューアル | 「着物をもっと身近に」染太郎のブログ

「着物をもっと身近に」染太郎のブログ

札幌で着物のしみ抜きや染色などをおこなう悉皆屋(しっかいや)野口染店舗の5代目染太郎です!「着物をもっと身近に」をモットーに日々奮闘中!!

今から約6年前・・・・


弊社の技術を応用してデニムの裾の色落ち再現加工

(裾上げをすると裾のアタリが無くなってしまうので、色落としの技術と色かけの技術を融合して再現する加工)


の開発しているときに、様々な種類のデニムを加工に出逢いました。(現在はやっておりません)



どのようなことかと言うと、



裾上げをするとせっかくあった裾の「うねり」や「風合い」が無くなってしまいますよね?



そこで・・・



もともと付いていた裾を見ながら、デニムの色を抜き、筆で色を挿していきリアル感を出していきます。


これが根気のいる作業でした。。。。
(下がもともとあった裾で上が再現した裾です)



ブランド品からビンテージ品・・・・・



様々なデニム生地に触れ合っているときに、思い立ちました。




汚れて価値が上がる。古い生地がビンテージという表現になる・・・・



僕はそんなデニム生地に魅了されていきました。




デニム生地で着物を作ることはできないだろうか・・・・





ならば作り上げるしかない


そこからが長い道のりでした・・・


ブランドを立ち上げるノウハウはもちろん生地の仕入れルート、縫製の流れ、すべてが一から作り上げなければいけませんでした。




モノづくりに込められた思いをまとめさせていただきます。




今日着る服を選ぶとき、「選択股のひとつにキモノがある」ということ。



今の日常では忘れ去られていることでしょう。


「キモノ=ファッション」という、日本においては当たり前なはずの習慣を取り戻すべく、



四分ノ三はスタートしました。



デニム素材を使用することで、普段着との距離を縮めながら、着物本来の素晴らしさを再現する。



Shi bun no San(四分ノ三)のブランドコンセプトは



『日本人と着物の間に

           できてしまった

                   距離を縮める。』


http://shibunnosan.com/

ホームページがリニューアルしましたので


是非ご覧いただければ嬉しく思います!