Discostar★Love 2 #1 | 山風に吹かれた櫻葉へのつぶやき。

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ある時は嵐情報。またある時は櫻葉妄想小説。自由に生きております。
腐寄りにつきノーマルアラシックさまは速やかにご退出くださいませ。


応援あいばとうございます。
なんとなく、大筋が出来上がりましたのでお話進めてみようと思います。

それでは、Discostar★Love シーズン2、スタートです。



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D★L Season1はこちら


Discostar★Love 2
#1/Side-A




告白し合って初めての部屋、二人だけの空間に妙にキンチョーしてる。


ソファーに座ろうかな、って思ったけど・・・

その・・・

『アレ』した場所だから、誘ってるって思われちゃうと困るな、とか・・・


じゃあ、ソファーの向かい側に座ろうかなって思っても、せっかくコイビトになったのに距離開きすぎかな、とかさ・・・


今までおれどうしてたかな、って思っても思い出せなくて、ごまかすようにテラスに向かって掃き出しの窓から外を眺める。


部屋着に着替えてきたショウくんが、


「先飲む?それとも風呂入る?」


って聞いてきた。

えっと・・・やっぱ、その・・・今夜って・・・

・・・

・・・

ドクン、ドクン、ドクン、


そうだとしたら、やっぱり風呂の方がプライオリティー高いよね?


「ふ、風呂、かな、・・・冷えたし。」


「そうだな・・・一緒に入る?」

「えっ?!」


「はははは!冗談だよ、いいよ雅紀 先、入って。ゆっくり温まってくるといいよ。」


「あっ、ありがとう・・・」


ドクン、ドクン、ドクン、

あぁ、ビビった!ショウくん、キンチョーとかしないのかな・・・

なんであんなヨユーあるんだろ。

けっ、経験の差ってやつかな・・・

なんだかちょっと悔しいけど、そんな余裕のあるショウくんもカッコいいとか思っちゃってるおれって、かなり重症なのかもしれない。



風呂を出て、ショウくんオススメの迷彩柄の部屋着を借りる。

今まであんま気にしなかったけど、今はそれさえなんだかくすぐったい。


「・・・あ、しょぉくん、お先に。ありがとう。」

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ダイニングでタブレットを見ていたショウくんに声をかける。


「おぉ!お帰り。いつもよりゆっくりだったね。温まった?」

「あっ、うん・・・ありがと。」


・・・いつもより丁寧に洗ってたから、なんて恥ずかしくて言えないよ。