Discostar★Love 4 #101S | 山風に吹かれた櫻葉へのつぶやき。

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D★L Season 1 2 3

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Discostar★Love 4
#101/Side-S




ゾクリ・・・



武者震いに似た感情が、背中を走る。



雅紀の・・・、

ディスコスター様の、真髄を垣間見るような、視線。



捕らえて、離さない、

・・・逸らせない、視線。




アァ、ダメだ。




ドクン、




雅紀を抱えたまま、


雅紀のナ カに、


吐き出した。




「・・・ハァッ、ハァッ、」




余韻に浸りながら

息を整える。




フッ、と、軽く

瞼に柔らかな感触が触れて目を開けると、

唇の端を片側だけ上げた雅紀がフワリといたずら顔で笑った。




「ね、どぉ?

キモチよかった?」




動揺したのを悟られたくなかったのと、

予想外のタイミングでイ かされた気恥ずかしさを隠すように




「バァーカ!待てっつって言ったのに、」




笑いながら誤魔化して、

そのまま雅紀を押し倒すように体勢を入れ替えた。




「・・・めちゃめちゃ良かった、」




カッコつけながら、

雅紀が好きだと言う低めの声で耳元に囁いて



こっちのペースに戻すように、

その柔らかな唇に噛み付くようにキスをして



深く、


深く、絡め取って




「んっ、ふ、」




その甘い吐息(いき)を紡ぎ出す。




「っはぁ、」




俺の下で髪を散らした雅紀が、


目を細めて


誘うように微笑んだ。




「しょぉちゃん、ダイスキ」




そしてまた、


俺は


甘い罠に堕ちていく。