SAWSIN'S NIGHTMARE

SAWSIN'S NIGHTMARE

画家・近藤宗臣(SAWSIN)の作品や展覧会などアート活動の紹介。





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現在全国書店にて発売中のアート雑誌<TH No.89「魔都市狂騒」>(アトリエサード)にギャラリーソラト所属作家の相良つつじさんが村田らむさん(ソラトでも展示御参加頂いているイラストレーター/ライター)の著書「ホームレス消滅」について書いた書評が掲載されています。

 

TH No.89 魔都市狂騒〜都市の闇には、物語がある。

 

都市とともに人類は文明を発達させてきた。
都市は異邦人を呼び寄せ、強者が弱者を支配し、
富む者と貧しい者の格差を生み、
狂騒的な享楽と、頽廃的な闇を形成した。

それは産業革命以降、さらに加速し、都市は闇を深くする。
(19世紀末にはすでに、ジェイコブ・リースが、
発明されたばかりのフラッシュ撮影を用い、
その闇をカメラにおさめている。)

都市は歴史を重層的に積み重ねることで、
その闇の中にさまざまな魔力を蓄積していく。
その魔力を秘めた都市の闇と混沌は、
いにしえの時代から現代に至るまで、さまざまな物語を生み出してきた。
例えば、進む都市化の中での不安、犯罪への意識の高まりに後押しされて
人々に支持されていったのが推理小説だ。
また、「アキラ」や「ブレードランナー」「攻殻機動隊」などを
持ち出すまでもなく、
都市のあり方が、あらたな人間の未来をも夢想させてきた。

そんな都市の闇、アンダーグランドに住まう者たちの
享楽、狂騒、悲哀を覗き見よう。

コロナ禍によって、一極集中的な都市のあり方も見直されつつある。
なつかしく郷愁を持ってその闇を振り返る日も、もう遠くはないかもしれない。

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■主な内容
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■三浦悦子の世界〈23〉[1月の日出都]
■まえがき●沙月樹京
■土田圭介〜都市的なるものが生み出す幻想の光景
■清水真理〜かつて夜のハルピンで繰り広げられた狂騒に思いを馳せる――
■ヒッピーたちの独立自治村や、現存する最古のタトゥーショップがある、北欧の文化都市コペンハーゲン〜シリーズ・カウンターカルチャー狂気都市 解説●写真・文=ケロッピー前田
■四方山幻影話50[追悼・美少女さん]●堀江ケニー/モデル:美少女

■水没した北千住にて、あるいは破滅装置としての都市●本橋牛乳
■魔都には音楽(ジャズ)がよく似合う〜上海、ベルリン、ニューヨーク、円都と歌姫をめぐる物語●浦野玲子
■創造力を喚起させたカオスな東洋の魔窟、九龍城砦●並木誠
■酔いどれと怪物〜18-19世紀、大都市ロンドン近代化の影●馬場紀衣

■共有され、変容する多言語の魔都市〜『プラハ ヤヌスの相貌』と『都市と都市』●岡和田晃
■見えない魔都市ソラリア〜アシモフ『はだかの太陽』の問題提起●宮野由梨香
■都市の迷宮をさまよう〜ポーと愉快な仲間たち●馬場紀衣
■モダニスト、星新一をめぐって〜初期の星作品が俯瞰した都市●黒田誠

■都市の地下辺境水脈から流れ込む〈過激な牧歌性アート〉〜ヘルマン・ニッチ、ブラックメタル、ペイガンミュージック●石川雷太
■暴力の諸相●釣崎清隆
■地下世界に広がる「うわさ」●井村君江

■東京ダンジョンの作り方●鈴木一也
■美魔都市・京都〜血の歴史と西洋建築●志賀信夫
■幻想の魔境、中華街●穂積宇理
■神田神保町に潜む異界〜古書と寄席場と奇人たち●日原雄一
■観音、遊郭から一大歓楽街へ〜浅草の歴史概観●べんいせい
■都市の水をよむ釣人〜幸田露伴が憂慮した都市化の情景●梁鎮輝

■マンホールの中へ〜地下水道で繰り広げられるドラマ●浅尾典彦
■アルファヴィルから第四惑星、そして帝都東京へ〜実相寺昭雄が描き出した幻想都市●八本正幸
■映画の都で観た都市の光と影〜山形国際ドキュメンタリー映画祭2021ルポ●高槻真樹
■階層都市〜ゴッサム・シティの光と影●梟木

■都市崩壊の夢〜資本主義に支配された我利我利亡者たち●友成純一
■他人の街●軒端蒼一
■トシ・ノ・オトシゴ〜都市から生まれる都市伝説●阿澄森羅

■《コミック》 DARK ALICE 40. トビー●eat
■M氏の暗黒メルヘン日記●最合のぼる
■〈写と真実13〉Passing●写真・文=タイナカジュンペイ
■一コマ漫画●岸田尚

■Review
◎ミハル・アイヴァス「もうひとつの街」●さえ
◎ハーラン・エリスン「悔い改めよ、ハーレクィン!」とチクタクマンはいった●安永桃瀬
◎イタロ・カルヴィーノ「見えない都市」●梟木
◎ブラム・ストーカー「吸血鬼ドラキュラ」●市川純
◎赤江瀑「魔軍跳梁」●三浦沙良
◎heisoku「ご飯は私を裏切らない」●西村遼
◎山田稔「北園町九十三番地」●日原雄一
◎村田らむ「ホームレス消滅」●相良つつじ ほか

■辛しみと優しみ47●人形・文=与偶
■立体画家 はが いちようの世界35〜カルベ酒を飲む女●はが いちよう

■TH RECOMMENDATION
◎彫師・七尾インタビュー〜若くして彫師を目指し、ワーホリで修業。パキッとしたラインとカラーのポップなタトゥー●取材・文=ケロッピー前田
◎NeQro個展「死を纏う」〜日常生活に存在する「死」を見つめ直すため、捨てられた子(死骸)たちを標本にする●写真・文=ケロッピー前田
◎FREAKS CIRCUS「あかいいと」〜ビスク球体関節人形の双子症候群●写真・文=ケロッピー前田
◎「第47回 i.m.a.展」〜多彩なヒトガタ・立体表現が集う
◎土谷寛枇 個展「scena muta」〜不思議な生命力を放つ球体関節人形
◎まほろば焚火を囲む会 グループ展〜〝うつわ的芸術集団〟の旗揚げグループ展/七菜乃 個展
◎萌木ひろみ 個展「温室の花園」〜甘く激しい情念あふれる禁断の花園
◎青木ひろこ×小川倫生「in mediar les〜物語の途中で」〜古書店で朗読会
◎林月光/石原豪人展「Homme Fatales」〜妖艶な男性像を回顧/カネオヤサチコ展「おにいさんの絶対領域参」
◎陰翳逍遥45〜川本裕子・我妻恵美子・安田理英、KYOTO DANCING BLADE、あがた森魚とタルホピクニック●志賀信夫
◎『Punk! The Revolution of Everyday Life』展主宰・川上幸之介インタビュー〜自主管理と直接行動で社会変革に声を上げ続けるパンクの革命●文=ケロッピー前田

■TH FLEA MARKET
◎カノウナ・メ〜可能な限り、この眼で探求いたします/第46回 たぶん あくまで〜ロベール・ブレッソン『湖のランスロ』●加納星也
◎新・バリは映画の宝島/インドネシア東部、黄色い風土と青い空の文化圏〜リリ・リザ総括(3)●友成純一
◎よりぬき[中国語圏]映画日記/場所なのか、人なのか〜香港映画の模索―『時代革命』『わが心の香港』『リンボ』●小林美恵子
◎ダンス評[2021年10月〜12月]/魅力的な舞台たち〜伊藤郁女、金森穣、山田うん、坂田有妃子、バーバラ村田、古茂田梨乃、本田ヨシ子、望月隼人●志賀信夫
◎「コミック・アニメ・ゲーム」×ステージ評/ROOKIES、ニンジャバットマン、終末のワルキューレ、北斗の拳、滄海天記●高浩美
◎クレイジーミュージック探訪 続報/ポストパンクの音楽手法の拡大〜ノンミュージシャンと即興そしてジャマイカ・ダブ●ケロッピー前田
◎「天才は狂気なり」という学説を唱え、犯罪人類学を創始した奇矯な精神病理学者 チェーザレ・ロンブローゾの思想とその系譜〈43〉●村上裕徳
◎山野浩一とその時代(18)/M・C・エッシャーと土方潤一のふしぎ世界●岡和田晃
◎オペラなどイラストレビュー●三五千波
◎TH特選品レビュー

 

★この雑誌はギャラリーソラトでも販売中ですので是非ご来店の際に手に取って頂けたら幸いです。

宜しくお願い致します。

■表紙=写真:堀江ケニー/モデル:美少女
 

現在私の運営する京都・東山ギャラリーソラトで開催中の<UFO・宇宙人>テーマ展覧会第5弾「アート・オブ・UFOⅤ」展でも取り扱い中のUFO同人誌「UFO手帖」の最新第6号「UFO手帖.0」にこのたびソラト所属作家でアートユニット「臣相実験」の相方でもある相良つつじさんの文章記事が掲載されています。

相良さんの記事「有明海UFOの現地調査」は実際に現地まで赴いてちゃんと取材したならではの内容とそれに対する分析と検証がしっかりしており、結構読みごたえがありました。

実は取材後すぐにご本人から取材から導き出される様々な説などを聞かせて頂いたのですが、誌面や文字数の都合上ここに掲載されたのはそのごく一部であり、全貌はもっと凄い内容でした。

ソラトでも通販しておりますが(1冊1200円・送料180円 通販の手順はお問合せ下さい。)是非多くの方に手に取って読んで頂けたらと思います。

宜しくお願い致します。

 

2022年

新年明けましておめでとうございます。

本年もどうぞ宜しくお願い致します。

 

昨年の私のアート活動と致しましてはギャラリーソラトでは年間98回の展覧会企画を開催、更に相良つつじさんとの東京二人展と5回の外部展覧会参加(うち2回は主催)をしました。

私自身の作品は未発表の依頼品を含め65点を制作し、うち23点は相良さんをモデルに描かせて頂きました。

多くの方々に大変お世話になり感謝です。

今年も更なる飛躍となるような様々な作品制作と展覧会活動を考えてますので宜しくお願い致します。

11/19より京都・アスタルテ書房にて開催中のグループ展「魅惑の女神たち」展の様子をご紹介します。

 

全体の展示風景。

 

東學さんの作品。

 

杉本一文さんの作品。

 

桑原聖美さんの作品。

 

萌木ひろみさんの作品。

 

相良つつじさんの作品。

 

私(主催・近藤宗臣)の作品。

 

杉本一文さんのファイル販売銅版画(持ち帰り可)。

 

相良つつじさんの作品集、ポストカードも販売中。

 

大変充実した作品が集まった展覧会となっておりますので是非作品現物を会場で直接ご覧頂けたら幸いです。

(展覧会は11/30まで。木曜日定休です。)

また、気になる作品など購入に関するお問い合わせは会場であるアスタルテ書房さんまでお願い致します。

 

アスタルテ書房
〒604-8086 京都市中京区御幸町三条上がる丸屋町331 ジュエリーハイツ202
(TEL)075-221-3330/contact@librairie-astarte.com

展覧会のお知らせです。

11月19日より京都・アスタルテ書房にて相良つつじさん発案、私の主催にてグループ展「魅惑の女神たち」を開催予定です。

 

グループ展「魅惑の女神たち」

 

 


<会期>
2021年11月19日(金)〜30日(火)/14:30~19:30(木曜定休)

★エロスをテーマに表現する展覧会。


<参加作家>
東學
杉本一文
桑原聖美
萌木ひろみ
相良つつじ
近藤宗臣

<会場>
アスタルテ書房
https://librairie-astarte.com/
〒604-8086 京都市中京区御幸町三条上がる丸屋町331 ジュエリーハイツ202
(TEL)075-221-3330/contact@librairie-astarte.com

 

是非ご高覧頂けたら幸いです。

宜しくお願い致します。

10/18~24 東京・小伝馬町にあるみうらじろうギャラリーbisで開催させて頂いた

エロティックアート 相良つつじ×近藤宗臣 二人展

の様子を紹介させて頂きます。

 

会場で在廊中の弟子の相良つつじさん。

 

今回お世話になったコレクターの小泉清さん(右)、ディナーを奢って下さった多賀新さん(左)、そして相良つつじさん。

画家の星恵美子さん。

画家のモリモトアツシさん。

写真家の田中流さん。

漫画家の松田望さん。

「超怖い話」や「恐怖箱」を作っている加藤一さんと竹書房編集の小川女史。

造形作家の山下昇平さん。

村田らむさんも来て下さいました!

 

今回の東京での二人展は会期中多くの皆様にご来場頂き沢山作品やグッズをお迎え頂いたり大きな反応もあり感謝です。

有難うございました。

 

 

 

 

 

10/18~24 東京・小伝馬町にあるみうらじろうギャラリーbisで開催させて頂いた

エロティックアート 相良つつじ×近藤宗臣 二人展

の様子を紹介させて頂きます。

 

相良つつじさんの作品展示風景です。

;;

お陰様で会期終了時相良さんの展示作品はほぼ完売となり大盛況でした。

ありがとうございました。

 

 

 

展覧会のお知らせです。

弟子の相良つつじさんと2年振りとなる東京での二人展が10月下旬に開催予定です。

 

 

小泉清セレクト

エロティックアート 
相良つつじ×近藤宗臣 二人展

<会期> 2021年10月18日(月)~24日(日)/12:00~19:00

★裸婦コレクターで知られる小泉清氏が推薦する二人の画家の<エロス>をテーマにしたアート展覧会です。

<会場> みうらじろうギャラリーbis

http://jiromiuragallery.com/bis.html

 

 

〒103-0011 東京都中央区日本橋大伝馬町2-5 石倉ビル3階
03-6661-7687/info@jiromiuragallery.com

 

<アクセス >↓

 

★二人とも新作を含むエロティック系イメージの作品を展示予定です。

★会期中作家全日在廊予定。

 

是非ご高覧頂けたら幸いです。

宜しくお願い致します。